「3000mでも初心者向け」とはいうものの
乗鞍観光センターの駐車場に7時すぎに到着。
ここは標高1,500m。
乗鞍岳はマイカーでの乗り入れができないため、8時半発のシャトルバスで畳平バスターミナル (乗鞍岳の玄関口) に向かう。
現在、乗鞍エコーラインのバスは基本予約制。
他の移動手段はタクシーか自転車か徒歩になる。
前方に見えるのが乗鞍岳かな？
定刻に出発してバスは山を駆け上がっていく。
森林限界を超えるとすでに絶景！
紅葉が美しく、なるほど人気なのも頷ける。
少し雲があるけれど晴れて良かった。
約50分で畳平に到着。
ここは標高2,700m、すでに1,200mも稼いでしまった。
乗鞍岳 (剣ヶ峰) の標高は3,026m。
残り約300mだ！？ ← ちょっとズルい？
ちなみに剣ヶ峰は日本で19番目に高い山になる。
2,500m超の山は初めてなので、念のため高山病予防で40分ほど休憩して身体を慣らす。
ひこうき雲が多い。
登山開始。
しばらくは整備された砂利道を行く。
歩きやすくて助かるわー
景色が素晴らしい。 来てよかった。
不消ヶ池 (きえずがいけ) の雪渓は溶けていた。
雪に侵食されたブルーの池が見たかったな。
素晴らしい景色を堪能しながら歩いていると「肩の小屋」に到着。
ここから本格的な登山道。
時間はたっぷりあるので十分に休憩を取る。
頭痛や吐き気などの症状はない。
息苦しさもない。
バームクーヘン美味しい。 大丈夫だ。
肩の小屋から剣ヶ峰まで直線距離で1.2km、歩行距離4.5kmほどで高低差は250m。
振り返るたび肩の小屋が小さくなっていく。
それでも山頂は遠い。
岩場になってきた。
行けるか？ 無理せずゆっくり登る。
しつこいが景色は美しい。
蚕玉岳に着く直前くらいからガスってきた。
このあたりは大きな岩がなく歩きやすい。
頂上小屋や山頂の乗鞍本宮頂上神社、鳥居が見えてきた。
気がつけば稜線も美しい。
ラストスパートだ！ っとその前に休憩。
スティック羊羹美味しい。
頂上小屋を通り抜け最後の登り。
岩場を越えていく。
体力を消耗したスーパービギナーにはなかなかキツいが気合で登る。
なんとか山頂に到着！！
ふ〜疲れた。。。
感慨に浸りながらまたまた休憩。
コンビニのおにぎり美味しい。
山頂は思ったほど混んでいなかった。
(もうみんな下ってるんだよ・・・)
あとはもと来た道を戻る。
下りの岩場や砂利場は滑りやすい。
無事に家に帰るまでが登山なので慎重に慎重に。
やはり滑って転んでいる人がいた。
最後に振り返って山頂を眺める。
帰りのバスの車内からも絶景を拝めた。
「初心者にも行きやすい」とはいってもウルトラスーパービギナーにはなかなか大変だった。
でも、装備をちゃんとして慎重に行動すれば大丈夫だと思う。
また良い経験を積めた。距離約6.5km、タイム約5時間 (休憩含む) ※YAMAP
約13,500歩
いくらたっぷり休憩を取ったり、立ち止まって景色を堪能していたとはいえ、標準コースタイム+2時間は掛かりすぎ？
でも、ビギナーはこれくらい休憩したほうが安心安全なのかな？
次は魔王岳、大黒岳、富士見岳、お花畑コースを巡ろう。