EASY DIVERS「HEART BEAT」リリースワンマンライブ

新横浜LiT 2024.4.14

 


 
新横浜LiT
EASY DIVERS
kurosawadaisuke
麻生祥一郎
ROSE
ケンタコスゲ

Guest
MULLON(THE LED SNAIL)
 
俺達のビーフ
EasyDIVERS
GO GO サマー
ハコカラ
シン・アサヤケ(朝焼けがまくらに夕暮れを僕らに)
 
ライブの帰り道
ミラージュ

手のひら


もしもブルースハープが吹けたなら
吉祥寺
ストーリー

HEART BEAT

 

ReSign
シャナナ
YES
またね
 
最高列車
Let's spend the good times
HEART BEAT
 

このところ、月イチペースのEASY DIVERS in 新横浜LiT。今回はミニアルバム「HEART BEAT」リリースワンマンです。
リリースおめでとうー!
ゲストギターにMULLONさんを迎えての豪華版。

20曲はやってましたね…たっぷりたっぷり、アンコール含めてほぼ2時間半、ノンストップ。バンドだけではなく、大介さんの弾き語り、Roseさんとのデュオ、MULLONさんとのトリオなど、様々な形で魅せてくれました。
MULLONさんは、トリオでの「もしもブルースハープが吹けたなら」から数曲、登場。素晴らしいギターで耳を魅了してくれました。スーツで登場して、ばりかっちょよかったー。スタイルも音も!
大介さんとRoseさん、そしてMULLONさんのトリオで始めた「吉祥寺」の終盤から、麻生さんとコスゲさんが戻ってきて一気にどばーん!とバンドサウンドになるアレンジ、ドラマチックで最高にカッコよかったです。くー。泣いたー。

バンドとしてひとステージごとに関係が深まっているのが音からもわかる。大介さんの無茶振りにも余裕で応えつつ、時折、オッ!とさせられる、皆さんの遊びの数々。
大介さんの曲の咀嚼が強まり、飛躍が生まれてる。そんなふうに思います。


昨年、バンドやるよってなったとき、こんなに頻繁に聴けると思ってなかったし、ましてやアルバムなんて! 嬉しい驚きが続いてるこの1年です。頻度はゆるくて良いので長く続いてほしいです。

ライブはツイキャスアーカイブあります!2週間、4/8までまだまだ見られるので、ぜひ。めっちゃ安いし!



 
 ※EASY DIVERSは撮影・録画禁止なのですが、今回は最後に記念撮影タイムを作ってくれました。わあーい。

出囃子は前回同様、バグパイプのスコットランド民謡のような曲で、でも今回はムカデ競争みたいにつながってはこなかった(笑) 模索中?

大介さんはいつものレスポールに、アンプがSuproでした。うぉー、バンド感!(あれっ、いつから?? 去年から? )今回は中盤にアコギも使うので、ツアーで使ってる小さなアンプはアコギに繋いでありました。

始まる前にみんなで大介さんに「あちょーさんを見に来た」とか「大介さんがかぶる」とか「ロゼちゃんとあちょーさんが見える位置に立ちたい」とか軽口を叩いてたら、ちょっと根に持たれてました。冗談なのにぃ。

冒頭は「俺達のビーフ」で明るく。いつもの「最高列車」じゃないんだ!とまずグッと来ちゃう。
客席、久しぶりのバンドワンマンとあって、頭から超ハイテンション、ワーワーヒューヒュー大盛り上がりで、大介さんに大丈夫なのか!飛ばしすぎてないか!?と心配されるなどしておりました。

全然、大丈夫だったんですけどね!!

そう言いつつ、大介さんもテンション高めで、

「EasyDIVERS」ではセルフディレイを何度もかましておりました。全体に疾走感の強い音で、特にRoseさんのキーボードがたっぷりと響いてカッコよかったなぁ。


「GO GO サマー」では後半、急に大介さんが「バンドのみんなにも(スイミングを)やってもらう」と言い出し、観客に「誰を見たいか」のアンケート。
かなりヤラセの煽り感はありつつも、あちょーさんへの拍手が大きく、渋々踊るあちょーさんがかわいかったです。かわいそうだけど、かわいかったです!

楽しく盛り上がったあとは、クールに「ハコカラ」そして今回の新譜にリアレンジで収録されている前のバンド時代の名曲「シン・アサヤケ(朝焼けがまくらに、夕暮れが僕らに)」を。
「ハコカラ」、たっぷりとしたバラード。大介さんのエレキギターを堪能できる曲。じんとしてしまう。
「シン・アサヤケ」では、コスちゃんがガッツリ、前に出てきて声援を浴びてました。ハードで痺れるー! LiTの灯りも真っ赤でハードでしたね。

私も「朝焼け派」(大介さんいわく、アサヤケ大好きな人々がある程度いるそうで)なのでめちゃくちゃ嬉しかった! バンドでないと出ない圧がすごかった。

大介さんは昔の曲が一番好きって言われるの複雑らしいんですが、カッコいい曲はいつだってカッコいいんですよー!! ギターソロ、最高でした。

中盤はバンドのいろんな形を楽しんでほしいので、とアコギでの弾き語りに。

新譜に入っている新曲、「ライブの帰り道」。
ライブで聴いた人もまだほとんどいないんじゃないかな…とのことで、できたてほやほや感。LiTの帰り道にドライブしながら浮かんだ想いを綴った、やさしい曲。
歌う場所をずっと作ってくれてきたライブハウス、そこに集う人たちへの、しみじみとした情愛が歌詞にも音にも満ちていました。

Roseさんが入っての2曲も、やさしく、「ミラージュ」「手のひら」。
大介さんはいつも、私達にエールを送るにしても、がんばれ!じゃなくて、頑張らなくていいよ、できることをやってこうよってそういうエールを送ってくれていて、そんな歌詞に寄り添うような、まあるい、まあるいRoseさんの鍵盤の音が心地よかったです。
今年はRoseさんとふたりのツアーも予定されてるそうで、Roseさんのための新曲も書こうかな、なんて話してました。楽しみにしてます。

ここからはMULLONさん、登場して4曲。
バリッとスーツを着てるMULLONさんに、ずるい、カッコいい、さっきまでボロボロのスエット着てたのにとぶーぶーの大介さんでした(笑)


「吉祥寺」は久しぶり、バンドでは私、初めてかも…?
大介さんはアコギのまま、エレキのソロはMULLONさんにゆだねて。柔らかい、すごくウィープな音で染みた…。後半からすっとコスちゃんとあちょーさんが戻ってきて、どーーん!と音が膨らんで、その圧巻の変化に痺れまくりでした。最高でした。
「ストーリー」でもMULLONさんのギター満喫。後半で大介さんもエレキに持ち替えて、ツインエレキの疾風、たまりませんでした。

新曲「HEART BEAT」もバンドでは初披露。

バンドメンバーが感想を聴かれて揃って「爽やか」「ヤング」「ポップ」って言ってましたけど、確かに青春!ってイメージの湧く、力強くまっすぐなサウンドでした。

スポーツチームのテーマソングになりそうな、まっすぐなロックンロール。個人的にはタオルを回すよりもぐっと拳を突き上げるのが似合う曲だと思ってそうしてました。
歌詞はでも、青春!スポーツ!というよりは、大人のほろ苦さもあって、大介さんの真ん中にきっとある「無理をしない」「今を大切にして生きる」ことの愛おしさや大切さを歌った曲だな、と思います。ビートに鼓動を刺激される、とてもいい曲でした。


ここで、MULLONさん一度退場、メンバーのみに戻って本編ラストまで。

「ReSign」は「Sign」のリアレンジ。ずーっとRoseさんの鍵盤の音が頭の上に鳴っていて、隙間なく音に包まれてる感じでした。
ラストスパートは「いつもの!」ナンバーでわっと盛り上がる。「シャナナ」「YES」、タオルを振りーの、コールを返しーの。楽しー!

すぐさまのアンコールは「最高列車」から。この曲のあちょーさんのタムを聴かないことには!!です。「Let's spend the good times」、そして「HEART BEAT」再びと、最後までみっちりしたサウンドの中でたくさん踊ってたくさん歌って、音に陶酔して。
ライブが終わったとき、セトリが頭の中でぐちゃぐちゃになってました。そのくらい楽しかった証拠です。

「今を楽しんじゃえばいいんじゃない?」

 

まさにそのとおりですよね。
楽しかったー! 最高のライブをありがとーー!

 

新譜「HEART BEAT」は新曲「ライブの帰り道」「メロンソーダ」「HEART BEAT」のほか、リアレンジの「シン・アサヤケ」と「Re sign」の5曲入り。この日は「メロンソーダ」以外はやってくれました。

今のところは現場のみでの発売のようなので、ぜひライブに来てお買い求めください。廣川冠太さんの低音コーラスがクスリと笑いを誘います。ふふふ。


次のEASY DIVERSは5/30、もちろん、LiTにて!
今度はワンマンではなく、対バンです。ピストルモンキー(ズ)、漣研太郎さんのバンドです。これまたごきげんに決まってる顔合わせ!

しばらく、月イチのペースでやってくれるみたいですか、予定は未定。チャンスを逃さず、ぜひ!