3 一人で生きたい・・・ | 終着駅に降りる

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一人暮らしも慣れたけど、今は、守るべきものが何もない・・・

 

 

3 一人で生きたい・・・

                                                             

一人でも生きやすい社会に・・・

社会性に欠けて、周りと協調できない人達の、

受け皿になる仕事がありません。

他人と接点の少ない一人仕事が望ましいのに、

情報が少なく、収入が低く、社会保障もないので、

ジリ貧になり、引きこもる人もいます。

                                                         

日本も一人仕事でした。

多くの人が従事していた農業は全てが一人仕事

職人も修業期間の年季が空ければ一人仕事

それで、家族も持てたし暮らしが成り立ちました。

逆に、組織的な仕事は少ない時代でした。

今なお、ヨーロッパ社会では専門職制度があって、

一人仕事に多くの人が従事しています。

人手が足りない時は、お互いで連絡を取り合い、

大きな仕事には上部組織が対応します。

職業学校が充実しインターン制度もあって、

必要な知識や技術を学べるようになっています。

                                                          

ホワイトカラーの世界もキビシイ

ヤリガイのある仕事なら会社勤めもイイけど、

公表されないノルマもあります。

その結果で転勤だって、左遷だってあります。

出世競争では同期に遅れたくない・・・

せめて管理職にはなりたい・・・

激務で体を壊すのもサラリーマンです。

「凄まじきは宮使え」の例えもあります。

                                                         

職業は適性で選ぶ・・・

子供の資質や個性を把握して、

適切なアドバイスをするのも親の役目と思います。

大企業へ就職しても、幸せになれる保証はありません。

仕事は個人の能力差がハッキリ出ます。

その人に能力があり、人望があればイイけど、

優秀な同僚と比較され、返ってミジメな思いをします。

イイ大学へ入学すれば・・・

イイ会社へ就職すれば・・・

そこがゴールと勘違いしている人が多い

(つづく)

                                                            

貴女にとって、貴方にも

今日が良き日であります様に・・・