今日は神の子の宿命の話
この神の子については
前にやっていたブログでも
反響の大きかったものです。
また、鑑定にきてくれたお客さんでも
神の子のブログを読んで鑑定にきてくれた方が
少なくありませんでした。
神の子の宿命を
どう生きていいのか悩んでいる人が
多いんだということをすごく感じました。
神の子と呼ばれている生月中殺の宿命は
時代と社会にうまく溶け込みにくい
エネルギーを持って生まれてきています。
そのために
社会や時代、世の中の常識を無視した
生き方になりやすくなります。
社会からのはみ出し者になったり
奇人変人扱いされることさえあります。
神の子の宿命、生月中殺の人は
我欲を捨て使命に生きる
というのがテーマだと言われています。
わたしも毎回神の子の宿命の方に
伝えている言葉ですが
じゃ、どうすればいいんだ？
我欲を捨てるって？
使命って？
と、本当に悩ましい思いをします。
イメージはできる。
では具体的には？と思うのです。
ただ、神の子には
そこに向かっていけば自然とわかるもので
そこへどう導くのか？が課題。
自分がやりたいことを積極的に求めず
周りから頼まれることにヒントがあります。
こういうのやりたかったのにな
ということから離れて
え？これはあまりやりたくないんだけどな…
でもお願いされたしな…
ということの中に使命があります。
しかもその使命を設定したのは自分の魂。
自分ですら
自分の魂の目的に気づきにくい設定です。
普通は（「普通」は正確ではないけど）
好きなことの中に人生のヒントが！
など言われますが
神の子はそれが逆になってしまう。
使命も割と細かくピンポイントに設定
普通は（正確じゃないよ）ザックリと
使命を設定してきてる、と言われたりします。
なのでこれもだいぶハードな設定です。
そして神の子の心を潰してしまうのが
挫折が多い人生になりやすい
ということ
使命があります。
それを絶対やり遂げたいんです。
魂の気持ちはすごく強いです。
でもその使命が見つかりにくい。
でっかい山の中にある
小さな宝石を見つけるような作業
とも言われています。
なので、使命にたどり着くべく
使命と関係ないことは
「違うよ！」というサインが
人一倍強く出ます。
そっち違う！
とでっかい声で言われるので
ものすごくうまくいきません。
うまくいかないことで
違うよ！を伝えているのです。
違うよ！のサインは
神の子でなくてもあるもので
なかなかうまくいかないとか
体調が悪くなるとかで
サインを送ってきます。
ただ神の子の場合それが強く来るので
「挫折」という経験を多く生みます。
しかも頑張れば頑張るほど
挫折が多くなるのです。
たまったもんじゃない…
どれだけ頑張っても
人の何倍何十倍努力しても
使命と無関係ならばうまくいきません。
なので、神の子は
自分は人より努力しても結果が出ない
自分は能力のないダメなやつなんだ
という気持ちになりやすいのです。
鑑定に来たときに
かなり気持ちが落ち込んでいる神の子が
本当に多いなと思います。
自分に能力が無いなんて思う必要はない
能力が無いのではない
やるべきことと違う
だけなのです。
神の子である生月中殺の宿命も
もちろん選んで生まれるのですが
生月中殺の宿命で生まれる人は
輪廻転生の回数が
とても多い魂だと言われています。
何度も何度も人間業をやったので
もう大体どんな人生も経験済み。
金持ちも貧乏も
将軍も農民も
善人も悪人も
聖人も罪人も
あらゆる経験を済ませたので
今回はハードモードでいこう
と決めてきた魂。
中には何度も神の子をしていて
これまでは使命にたどりつかないまま
人生を終えた魂もあるそうです。
今回使命にたどり着けば魂の喜びは
もちろん大きいけど
使命が見つからなくてもいい
という気持ちも持っていいと思うのです。
神の子に会うと
自分が神の子の宿命と知って
「使命を見つけなきゃ」と
辛くなっている方を多く見ました。
使命を見つけることに執着してしまいがちなので
一旦手放して
「使命があるんだな。今世見つかればラッキー」
くらいの気持ちで過ごすなど
「使命を見つけなければ」という強迫観念から
自分を救い出してあげるのも必要だと思っています。
使命が見つからなくても
使命を見つけるための大事な過程になる
あなたの大切な人生です。
神の子の宿命の人は
すごく真面目だしいわゆる良い人の魂です。
だからこそあなたが存在しているだけで
周りに幸せを与えられています。
大事な自分の人生を
大事な自分の魂を
自分を否定することで
苦しめないで欲しいなと思っています。