ヤマセミの幼鳥 | 小さな動物病院の老獣医の時々ブログ

小さな動物病院の老獣医の時々ブログ

宝塚市にある動物病院で仕事の殆どは次世代に引き継ぎ、応援が必要な時だけ参加するという形で継続中。余剰時間はカメラを担いで野鳥観察や自然観察に興じています。所属する野鳥の会の会報誌や作品展への撮影画像の投稿も楽しみの一つです。

撮影日 2024年6月22日

  鳥友さんからヤマセミの幼鳥四羽がデビューしているとの連絡があり、幼鳥の表情が見たくて早速、現地へ。既に沢山のCMさんが二つあるポイント付近に集結。その一つの隙間に入れてもらって観察開始。

 ヤマセミまでは可成り距離がありますが、幼鳥さんと思われる個体が枝にとまっているのを直ぐに確認。枝止まりのポーズを何枚か撮ると、その後は飛び出しに対する気持ちの備えをしてから、少し緊張感を持ちつつ待機。当日は空白の時間は少なく、殆どがこのサイクルの繰り返しになりました。

 幼鳥さんの特徴はネットの記載等を見ると、①冠羽が短め、②嘴も短め、③脇がオレンジ等の記載がありました。①、②については、そういうつもりで見ると短いかな?③のオレンジについては飛翔像で確かにオレンジを確認出来る個体もありましたが、当日見れた個体の範囲内ではそうでない個体もあり、微妙な鑑別点となりました。観察回数が増えれば、成鳥との区別もより明確に分かるかも知れません。

 画像の最後に、目先の白点、顎腺が白色等の特徴から、雌の成鳥?と思われる個体を貼り付けています。

 当日の滞在期間中は、残念ながら幼鳥の横並び、幼鳥の魚を捕るシーンや親の幼鳥への給餌シーンが見れなかったので、再度、機会を見つけて、見に行きたいと思っています。

 

ヤマセミ 留鳥

分類 ブッポウソウ目カワセミ科ヤマセミ属

英名 Crested Kingfisher

漢字名 山翡翠

L38cm

飛び出し

 

飛翔

雌成鳥