2007年9月投稿分です。
 

 それはある日突然やってきた…。2007年9月7日の出来事。

 突然俺のノートパソコンが,いくら電源を入れても画面が真っ黒クロ助で全然表示されなくなったのである。実はこのノートパソコン、買ってまだ3年なのにディスプレイ故障が今回で2回目である。

 1回目の時は「中の部品が不良品だったことから無償交換します」だったけど、さすがに2回目は有料とのことだった。そこで修理見積もりを取ったところ、見積もりだけで3,500円取られたあげく、ディスプレイ交換にはなんと7万円もかかるとのこと(修理キャンセルでも3,500円は手数料として取られてしまう)。


  「7万円もするなんて何それ?。っていうかそんなに使用頻度もないのに、なんでたった3年で壊れるようなディスプレイを作るんだ」

 友人からは「アダルト見過ぎてウィルスに犯されたんじゃないの?」と言われるが,そりゃ全く見なかったとは言わないが(見たのかよ!とツッコミは却下)、そちらよりもブログや曲のダウンロードの方をよく見ていたし,BBセキュリティだって入ってる。

 

 実は俺の知人も、このパソコンと同じメーカーのノート型パソコンのディスプレイが3年ぐらいで壊れたことがあるらしい。しかも同機種のノートパソコンディスプレイが壊れたという人が他にも4人いたことも判明(電化製品ショーの売上げノルマで、その会社の人は同機種を持っている人が沢山いる),うち1人は仕方なく7万円払ってディスプレイを交換したのだが、1年後にまた壊れたんだって。
 さらに俺の先輩が個人所有しているパソコンもその会社で、こちらはハードディスクが読み取ってくれない現状になり、電源を入れてもウィンドウズXPすら立ち上がらないというもの。


(この当時)木村拓哉さんをCMに起用するのは結構なことですが、肝心な製品がイマイチなんですけどね。そんなんだったらキムタクへのギャラ支払より、もっと製品の完成度にお金使えよ!と。じゃないとキムタクのイメージも悪くなりますよ。


 かつて俺の先輩が「パソコン買うんだったら絶対デスクトップ型がいいって!。俄然に容量がデカいし、最近のはだいぶコンパクトになっている。…それによく「ノート型は持ち運びに便利だから」と言って買うけど、実際に持ち運ぶことは殆どないんだよ,だったらデスクトップを買った方がいいんだよ」と言っていたのを思い出す。

 確かにその通りなんだよな。持ち運ぶ事って部屋を掃除する時ぐらいしかない。それにたまたまこうなってしまったけど、ディスプレイが壊れも、ディスプレイだけを修理に出せばいいわけで…。ノート型故に一式修理に出さないといけなので、修理に出していると何にも出来ない…インターネットが観れない、情報が得られない、曲を保存する事が出来ない、着うたが作れない、ブログが更新できへんと…。

 約20万もするこのメーカーのノート型パソコンが、たった3年で壊れた(正式には2年)うえに、修理見積もりの3,500円はどう足掻いても帰ってこない。そのくせディスプレイ交換に7万円もかかるという最悪な結果となってしまった。(本当はもっと愚痴りたいし,メーカーを載せたかったけどな。でも載せたところで有名人じゃない限り,メーカーは痛くも痒くもないだろうけど)



 新品を買うか、ディスプレイ交換に応じるか…
 ディスプレイ交換(7万円)の方が、新品買うより安いし粗大ゴミも出ない、インターネットやBBセキュリティ、無線LAN設定等、一から設定しなくてよいという利点はあるが、先述した知人のことや、2度あることは3度あるという言葉があるとおり、また1年後にディスプレイが壊れそうなので、そうなるくらいだったら思い切って新品を買った方が安くつくかもしれないと決意をした。

 そこで今度は別のお店でパソコンを買おうと思ったんだけど、確実性からして結局、前に購入したお店で今回もパソコンを買うことにした。「確実性」とは、鹿児島はど田舎だから、いつ電化製品店が潰れてもおかしくない状況なので、数年後もお店があるところで購入しないといけないため、仕方なく同じお店での購入に踏み切る。

 本音で言えば「おたくのお店はたった3年で壊れる精密機械を売ってるのか?」と言いたかったし、買うときはかなり愛想が良いんだけど、修理については、かなり冷めた目線での接客態度で腹立たしかった・・「ふ~ん、それで?」みたいな対応を取られたので、そのお店で買いたくもなかった。


 もう、ノート型は見たくもない…。目指すはデスクトップ型のみ。そして今回の件で木村拓哉さんが出演しているメーカーは対象外…。そうなるともうNECしかないんだな…。 ただね、NECのデスクトップ見るとさ、(この当時の)パソコンデザインがイマイチなんだよな…。その点、前のメーカーのはデザインは良いんだけど製品耐久性が良くない。
 それとSOTECも俺の目にとまった。デザインも良いし、何しろ価格が安い。ただ大手パソコンメーカーと比べると知名度が低いのはしょうがないが、その分、値段でカバーしているようだ。そこそこ名は知れているのでどうしようか…


(ここのナレーションはトリビア風で)
 そこで俺の友達である、パソコン詳論家であり、走り屋でもあり、自称「サウンドプロデューサー」の男に聞いてみた。
「はい、確かに、SOTECは他の2社と比べて知名度は低いです。価格が安いのは確かですが、故にちょっと心配なのです。だから私的にはイマイチ、お薦め出来ないのであります。それと今、夏から秋冬モデルに変わる時期なので、今は買うのを辞めた方がいいかもしれないのです」


 そうですか…やはりあんまりオススメは出来ないですか…。確かにSOTECを使ってる人って見たことないんですよ…ということは、使い心地はどうか?とか聞けないし。仕方ないですね…NECにしましょうかね…。後は価格とデザインの相談ですな。

 そして数日後、NECのノート型を購入する。価格は(この当時としては安めの)約17万円。前のパソコンを買うときは「どうせ買うんだったら、高いけど少しでも機能の良いヤツを」と思ってたけど、今回は妥協しまくりの購入に踏み切る。まずSDカードスロットがなく、入力端子・出力端子・ヘッドフォン端子もない。画面も0.1インチ小さい。でもHDDは4倍、メモリも4倍になってはいるが、コードを本体とディスプレイに何個も接続しないといけないので面倒くささが2倍(笑)。

 しかもVistaになっているもんだから、ヤフー設定も変わっていた。当時のヤフーは電話すれば「おまかせセットアップCD-ROM」のVista版を配布しており,そのCD-ROMをもらったはいいが、今まで使っていたUSBタイプのLANアダプタがビスタ対応じゃない事が後で判明し、なかなか「快適!インターネット生活」までたどり着けない(笑)。やっとこさ、LANアダプタが届いたものの、今度はインストールがうまく起動せず…。付属のドライバーCDロムをセットしたら、とある画面が出てきてショックを受ける。

 「このCDはお使いのパソコンには対応してません」

 「なんやこれ!ビスタ対応のLANアダプタじゃないやん!!」と激怒する。すぐさま電話したくても、もう夜の10時だった。次の日に仕事を早く切り上げて夕方に早速苦情の電話をする。…が、意外にも有線ではインターネット設定が出来ていたので、その状態でドライバーをインストールし、無事終了。なんやそれ!って感じで簡単に終わってしまった。 やっとこさ「快適!インターネット生活」を手に入れることが出来たが、仕事が残っていたので数日間は何も出来ずと。