こんばんは。
アラフィフ 宇宙&教育ダイアリーの
結花
です。
本日のテーマは、、私のみてきた社会の
リアルを書きたいと思います。
昭和から時代が大きく変わり、
令和になって社会の構造自体が
大きく変わっているはずなのに、
仕方がないところもありますが、
親の私がみて、
SNSの中には、
教育のレベル、学歴、職業のことのみに
断片的にフォーカスし、煽っている
ものが結構、見受けられます。
伝えていることが
現代の社会と
あまりにも
乖離しているものがあるのです。
私が懸念しているのは、
これから子育てをしていく
若いお父さんお母さんが
それを真に受けてしまい
進路選択やアドバイスを
お子さんに
してしまわないか?
また再生回数を伸ばすためなのか?
エンタメになっている部分も
ありますが、
未来ある子供達が
直接視聴してしまい
勘違いしてしまわないか?
いうことです。
社会は多面的──
父(80代)が見ていた世界と、
実際の社会で私が見た現実
1. はじめに:父の価値観と、私の違和感
子どもの頃、父はよく
「学歴」「家柄」「家系」の話をしていました。
私の父は、当時にしては高学歴で
職業も電力会社に勤務する
いわゆるエリートだったかもしれません。
当時の時代背景もあると思いますが、
父にとって学歴は“人の価値を量る軸”
のようでした。
私が小さな頃、大病もしたので
そういった事情もあったかも
大学を卒業し、
社会に出て、
自分の力で働き、結婚し、
子育てをし、人生経験を積む中で
父が語っていた世界と、
私が実際に体験してきた社会は、
大きく違っていた
ということに気づきました。
2. 社会は学歴一本で評価される場所ではない
もちろん、一般の社会で
新卒の入社段階には
“学歴フィルター”が多少あるのは事実です。
でも、それは本当に
「最初の入口」でしかありません。
社会人になってからは、
今この瞬間の仕事の実績
自分で考える力
チームをまとめる力
誠実さと責任感
周囲からの信頼
コミュニケーション
継続・改善
感情の調整力
社会性
など
こうした “実力と人間力の総合点” で評価されます。
社会は、一つの指標(学歴)だけで
生きていく場所ではありません。
私自身、学校を卒業して以来
経営改善、営業や
マネジメントをしていた頃も、
学歴で評価される場面など一度もなく、
「成果」と「人としての信頼」
でしか判断されませんでした。
皆様の仕事や世界ではいかがでしょうか?

3. 人生を重ねるほど、価値基準は多面的になる
実際に社会に出てしばらくして
結婚し、子育てをし、職場を経験し、
家庭を築くと、
自然と誰もが気づくことがあります。
人生は、一面的ではなく多面的である
ということです。
仕事だけでなく、
家庭での役割
子育てでの気づき
人生経験の厚み
人との誠実な向き合い方
こうした多くの要素が、その人を形づくっていく。
それらは、どれも「学歴」では測れない価値です。

4. 家庭裁判所調停委員の経験で気づいた
“本当の社会常識”
私はご縁をいただき、
一時期ですが
家裁の調停委員として
少しだけお手伝いをしていた
ことがあります。
調停委員というお仕事は、
皆さん、普段は
色々な職業についておられたり、
経験を積んでこられた
方々の集まりです。
そこには、私より一回りも二回りも
人生経験を積んでこられた方々が
多数おられました。
懇親会での自己紹介を聞いて、
あることに気づきました。
当然ですが、社会常識もあり、
誰一人として、
自分の学歴を語る人はいませんでした。
皆さんが話すのは、
これまでどんな仕事をしてきたか
職場での役割、地域活動
どんな人生を歩んできたか
家族がいて、どんな日々を送っているか
つまり、
自分の人生そのものでした。
そこには「学歴」という話題が
入り込む隙がありませんでした。
誰もが学歴を気にしません。
私もです。
その人がどのような人生を
送ってきたか?
どのような取り組みを
してきたかが純粋に知りたい
と私の世代の“社会の現実の違い”
父が生きてきた時代と、
私が経験した現代の社会は違います。
戦後の高度成長期を生きた父の世代は、
学歴が人生を左右する場面が
確かに多かった
かなと思います。
両親の時代には、
物にもまだまだ困窮し、不便で
差別や苦労も多かったかと
推測されます。
でも現代は違います。
転職が当たり前
働き方が多様化
専門スキルの流動性
人間関係や協働力の重要性
「学歴=人生の価値」では決してない
社会になっています。

6. まとめ
親が、
学歴を大切にする気持ちを
否定する必要はありません。
しかし、子育ての目的は
「学歴をつけること」も
大切ですが、
その前提として
自立した人間を育てることが
わかった上で子供達の道筋を
読まなければと
思っています。
これからの子どもたちに必要なのは、
自分で考える力
人と協働できる力
変化に適応する柔軟さ
誠実に努力できる姿勢
失敗しても立ち上がる力
だと明らかに色々な人生経験から
思うのです。
そういった部分も最近の子供達の
教育や受験、最近の思考力が問われる
入試傾向で明らかに
リンクします。
世の中の変化がとにかくはやい。
学歴はあくまで“入口の一つ”。
その後の人生を形づくるのは、
その子自身が歩む
多面的な経験です。
7 私自身も
私の両親は、時代もあり
今のように
子供の教育サポートの概念もなく、
学習に関しては、
親から関与されず育ってきました。
私は、自分の子供達に比べて
学習や受験に関しては、
試行錯誤も多かったです。
私の時代の人は、
おそらく親が関与しないので、
そういう人も多かったのでは
ないでしょうか?
社会に出て、実務や経験で力をつける人が。
まずまず私が、
子供達の学習サポートが
行ってこれたのは、
最初は、
私の幼少期の家庭が不和、
学習の
試行錯誤がきっかけで、
どうしたら子供達を
伸ばしていけるか?
と考えて学習サポートの
やり方や
仕組みを改善してきたこと、
後から考えてみれば、
高校時代に留学し、
異文化を経験し、
自分の人生は
自分の意思で良いように
変えていけることを学び、
その後、大学に進み、
卒業後の就職先で
大変ではありましたが、
大学の専攻(法律)とは違う
新しい分野で、
いきなり実務で
調べながら、
経営改善
マネジメントなど
人に実績を出させる仕事を
していたことが
リンクして、
家庭や子供の教育に
組み込むことができたのです。
これは、一つの分野のみならず
横断的に色々な経験を
してきた結果だと
思っています。
結花🌸








