いつもは、健康や股関節についてお伝えしていますが、
本日は、「ぶれない志」について私の想いを
お伝えしたいと思います。

先週は、ある歯科医の生き方に大変感銘を受けました。

その方は、山形県で開業する歯科医の熊谷崇先生です。

NHKの「仕事の流儀」という番組で
彼の生き方について放送されていました。

熊谷先生は、虫歯治療をメインにするのではなく、
虫歯にならないための予防治療に力を入れています。

先生の考え方が患者に受け入れるまでには、
相当なご苦労があったのですが、
歯科医療の本来あるべき姿に向かって
ご自分の志を貫く生き方に感動しました。

現在では、先生の考えを若い歯科医に伝えるために
精力的な活動をされています。

そして番組の最後で、
「プロフェショナルとは?」と尋ねられ、
熊谷先生は、
「あえて困難な道を選択し、
先入観や既成概念にとらわれず、
情熱をかたむけて創意工夫し、
ぶれずに目的を達成しようと努力する人」ですと
答えられていました。

私がこれから取り組もうとしていることも
熊谷先生と同じようなことだと思っています。

人工股関節手術をしないためには、
自分の股関節の状態を知ること、
股関節周辺の筋力強化をすることが
重要であるということを
皆さんに知っていただきたいのです。

「自らの健康は、医者に依存するのではなく、自らの選択で守る」
ということを訴えていきたいと考えております。

来年からは、協会の代表理事として
本格的に活動していきます。

一般社団法人 変形性股関節症と正しく向き合う会
http://kokansetsu.or.jp/