こんにちは
2023年も今日で最後!

今日はこの後、今年最後のジョギングをしてゆっくり自宅で過ごす予定です。

今年はたくさんの出来事が起こり、ある意味で刺激的な1年間となりました。3月に小児がん治療のフォロー外来で甲状腺にある細胞塊が大きくなっていることがわかり、4月にがんセンターで甲状腺がんを診断されました。それから、すぐに入院、手術を経て1週間で退院となりました。

診断された当時は、甲状腺がんの分類も分からず悪性度の高いものもあることや今後の生活のことで不安でいっぱいになってしまいました。
僕の目標である研究を開始したばかりで物心ついた時からずっと自分で思い描いて、途中でうまくいかないこともあったけど自分なりに頑張ってスタートライン近くまでこれたのにここでそれが崩れるのかと落ち込んだりもしました。

治療は手術だけで済み、今は元の生活をできているし、改めて自分の今後の方向性を確かめることができ、より目標への思いが高められたので何もないのが一番ですが最終的にはマイナスだけではなかったのかなと思います。
それと同時に始めたこのブログのおかげで自分の気持ちを整理する場ができました。このブログを見てくださる方がいるおかげで自分の不安や悩みなども文字に起こすことでずっと軽くなっています。 

甲状腺がんのこともあって実験のほうも遅れてしまったため、今年は実験とランニングを頑張った年になりました。
実験の方では失敗失敗失敗の連続で夏頃は少しストレスがたまり気分も沈んでいました。それに加えて長距離通学の疲労により背中が痛くなり、ランニングによるリフレッシュもできなくなり精神的にも少し来ていました。しかし、続けていくうちにどこかで吹っ切れて、失敗して焦ってもしょうがないし、失敗したことで改善点が生まれるため、何も意味がないわけではないという思考に変えてみると実験も楽しくなってきて、背中の痛みも軽くなりました。

10月には人生初のフルマラソンを完走でき、12月にもハーフマラソンを手術前と同じように完走できたため新年を迎える前に手術から完全に回復できたのではないかと思っています。

今年ショックだった出来事は、家族の事故、甲状腺がんのことと祖母が亡くなったことなどです。いやなことがこの1年でたくさん起こり感情が一時期追いつかなくなっていました。(事故については幸いけがもなく無事でした)

その代わりにたくさんの楽しい出来事もありました。
特に印象に残っているのは2月に103km完歩と9月の若手研究者の合宿、10月のフルマラソンです。合宿ではたくさんの研究者者の方々のお話を聞けさらには将来についての相談にも乗ってくれました。また、同世代の研究を目指す方ともつながることができました。フルマラソンでは最後ゴールする瞬間に自然とガッツポーズが出て、涙も出かかりました。僕自身、人生で感動や達成感などで泣いたことがあまりなかっただけに自分でも驚いていました。

今年はたくさんのつらいこともありましたが、その反面たくさんの楽しいことや新鮮な経験も積むことができ、感情の起伏がとても激しい1年でした。ある意味自分の今後を改めて考えさせられるターニングポイントになったと思います。僕自身としては、今年一年で目標への思いはより一層高まり、来年も引き続きそれに向かって突き進もうと思ったし、人生いつ何が起こっても後悔しないように全力を注いでいこうと思います!


以上2023年の振り返りでした。
4月の初投稿から今までブログをご覧いただき本当にありがとうございました!
いいねや温かいコメントとても嬉しく、励まされました。
来年からも甲状腺がん手術後の経過観察についてや、小児がん寛解後の経過観察や日常生活、趣味についてや日々の生活で思ったことを投稿していきますのでご覧いただけると嬉しいです。

今年1年間ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします!