かわいいドキドキという日本語が、英語(あるいはフランス語)の転化して、kawaii cawaii となっていますね。今や、グローバルでユニバーサルな意味をもっています。東京ガールズコレクション?フランス人もこの日本文化のパラドックスに非常に興味を持っていて、伝統と現代性、規律と狂気、反画一主義のなかの順応主義・・・汗


英訳すると cute になるのでしょうか。しかし、cuteには幼児性というかロリータ性(未成熟を嗜好する)はないので、ちょっと意味が違います。


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それで、最近「カワイイ大使」を外務省が任命しました。2009年3月のことです。正式にですよ 日本のポップカルチャーをさらに世界に普及させるための発信をするとのことです。正式には「ポップカルチャー発信使」といいます。ビックリマーク


実は、つい最近、靴のチヨダが、カワイイ大使に任命された1人、藤岡静香さん監修で女子中高生向けのローファー靴を発売したというニュースが日経記事に乗っていました。


上海万博でも、このカワイイ大使が活躍するのでしょうか?


このポップ性というのは、西欧の人からすると、カテゴリーの違うポップ性、つまりメインカルチャーへの反逆だとか別種の洗練性という意味はもっていないのではないか、と思います。


これも、日本独自のエキセントリックなエキゾチシズム、だと思うのです。マーケティングとしては、現地へローカライズさせることなく、ピュアに日本でのこの文化類型を当地に輸出して初めて価値が認められるものだと思います。


それにしても、このロリータ趣味というかある種の性的嗜好が底に潜んでいる気がしませんかね溜め息


それに加えて、カワイイカルチャーが女子だけでなく、男子にも、カワイイメンズとしてハンカチ王子(斎藤祐樹氏)やハニカミ王子(石川 遼氏)が出てきたとすると、強さを追求するドイツ・西欧的イメージからはますます遠ざかり、文化的には対極に立つようになるサブカルチャーということになります。


これも、exoticな存在ということで、外国でも認識されているのかもしれません。!!


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