「ELC」シリーズ 第二十六回:<意識の多重構造マップ> | ユニティインスティチュート

「ELC」シリーズ 第二十六回:<意識の多重構造マップ>


「エッセンシャルライフ・コンサルティング」シリーズ 第二十六回:
<意識の多重構造マップ>


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今回は<意識の多重構造マップ>についてご説明しましょう。

<意識の多重構造マップ>

ユニティインスティチュートで提供しているエッセンシャルライフコンサルティング(ELC)では、人生を変容し、愛する人生を生きるための「5つの鍵」を使いますが、そこではハート瞑想によって、内なる層につながります。

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私たちは内面の世界と外面の世界を生きています。

意識の多重構造マップというのは、私たちがその内面の世界と外面の世界をどのように生きているかということをわかりやすく図解したものです。

私たちは、通常の日常生活では外面の世界を生きています。

外面の世界というのは、物質的な世界のなかで、この肉体をもって、さまざまなことを考え、感じ、行動している世界です。

それと同時により深い内面の世界が存在しています。

その深い内面の世界は通常は無意識の中にあり、通常は意識されないことが多いですが、セラピーや精神分析、瞑想などによって、その内面の世界を探求することができます。

そこで、この「意識の多重構造マップ」では、その外面の世界と内面の世界についての理解を助けるために、意識の多重構造を同心円として表したものです。(図を参照)
意識の多重構造マップ

この意識の多重構造マップについての理解が深まると、人生で生じるさまざまな問題の出所(原因)が明確に分かるようになます。

それらの日常生活のさまざまな問題が意識のどの層からのものであり、それを解決するにはどのようにすればよいのかということがわかるようになります。

アインシュタインは「我々の直面する重要な問題は、その問題を作ったときと同じ考えのレベルで解決することはできない」という名言を残しています。

この原理は物理学や数学の問題を説く場合に限らず、人生で生じるさまざまな問題についても同じことがあてはまります。

外面の世界に生じている問題は、外側の層にとどまるかぎり葛藤は避けられません。

なぜなら、外側の世界は二元性の原理が作用しているので、陰陽の原理、二極性の原理、作用反作用の原理が働くので、それらの両極や二元性のところで葛藤が生じます。

しかし内側の世界では別の原理が作用しています。内側の層ではすべてがひとつです。

そしてその中心では、仏陀は「仏性」と言っていますし、禅では「空」や「無」であったり、物理学では「真空」(最近の物理学では何もない空間ではなく、すべてのものが生みだされる空間)であったりします。

その中心に近い内側の層に「本質」の層があり、愛、信頼、自由、勇気、歓び、etc.の人生を生きる上でのエッセンスとなる質があります。

外側の層で生じるさまざまな問題に対しては、これらの内側の層からのアプローチがものごと解撤する上でとても役に立ちます。

そこでの鍵となるのが「ハート瞑想」です。

ハート瞑想は、それらの外側の世界と内側の世界を結ぶ橋渡しとなると同時に、それらのすべてをハートのスペースの中に包摂することができます。

これらのことを体験として理解するには、実際に「ハート瞑想」を体験する必要がありますが、頭で理解するためには、この「意識の多重構造マップ」が役に立ちます。

私たちが外側の世界を生きていく上において、内面の層にある「本質」につながって、自分の本当の中心につながって生きることができれば、外側の世界で生きることは楽しく、やりがいが感じられる人生になります。

なぜなら、内側に入って「本質」につながったときには、全体性が生まれ、人生のあらゆる決断は内なる「本質」その歓びや愛や自由、信頼、勇気などからやってくるものになるからです。

自分の内側の本当の中心から決めたことは、自分が外側の層に持つアイデンティティとぶつかりあうものではなく、葛藤がありません。

自分が社会生活や人間関係で持つさまざまな役割や欲望があったとしても、それら考慮に入れたうえで、内側で本当に望むものを見つけだすことができるようになります。

ところが、にせの中心を「外側の層」に作ってしまうとややこしくなります。そしてそれが私たちが通常やっていることです。

そのにせの中心同士が葛藤を生じてしまうのです。

どういうことかというと、例えば、子供が、母親からはおとなしくしているとよい子だと言われ、父親からは活発なときによい子だと言われたとします。

そうするとその子供は両方の親に気に入られようとしてしますが、母親に気に入られるためにおとなしくすることと、父親に気に入られるために活発でいることとは両立しないので、混乱してしまいます。

ここでいうにせの中心というのは、外側のサークルの層に形成されたアイデンティティのことです。

自分が誰かという感覚を感じるためのものです。この場合でいえば、おとなしい自分と活発な自分です。

このような場合に、自分の内側の層につながっていないと、自分についてのアイデンティティが、まわりの意見や期待によって左右されてしまいます。

そして大人になってからも、職場で上司に期待される人間になろうと努力することと、家庭を大切にしようと努力することがうまく両立できなくなって葛藤を生じてしまいます。

そうするとどちらかに割り切った人生を送るか、その狭間でストレスがかかり、本当に満足のいく人生を生きることが難しくなってしいます。

このように、外側の層だけで生きていると、そこにある葛藤によって傷みが生じたり、混乱を引き起こしたり、恐怖のなかで生きることになってしまいます。

なぜなら、外側の層では異なった衝動や欲望があり、それぞれが異なった方向に動こうとするからです。

したがって、外側の層だけで生きていると、なにをどのように決めたとしても、少なくとも別の自分のなかの一部にとっては間違った決定になるので、常に内側がばらばらになったように感じてしまうことになってしまいます。

そういうことが仕事や人間関係でのストレスとなって、うつや分裂症などの精神的な病になったり、さらには癌や心臓病などの病気になったりします。

しかし、より内側の層にある内なる本質に気づき、自分の本当の中心につながることができれば、外側の層で生きることに葛藤を生じることが亡くなります。

なぜなら、内側に入って本質につながったときには、全体性が生まれ、決断は内なる本質からやってくるものになるからです。

本当の中心から決めたことは、自分が外側の層に持つアイデンティティとぶつかりあうものではなくなります。

自分が持つさまざまな役割や衝動を考慮に入れたうえで、成功をもたらす解決策を見つけるか、内側で本当に望むものを見つけだすことができるようになります。

それでは、どのようにして、外側の層と内側の層を統合して生きることができるのでしょうか?

それは次回からのお話しとしましょう。

ちなみに、図が見れない人のために解説しておきますと、この意識の多重構造マップには5つの層があります。

1番目の外側の層 <パーソナリティ> 肉体、行動、思考、想念、感情など。
2番目の外側の層 <感情> 悲しみ、怒り、喜び、、信頼、勇気など。
3番目の内側の層 <才能と強み>
4番目の内側の層 <本質> 愛、信頼、愛、正直さなど。
5番目の内なる層 <中心>

参考書籍『悟りのシンクロニシテイー』
http://tinyurl.com/cf4awhl

ユニティインスティチュート事務局
江谷 信壽