エンド・オブ・ザ・ワールド | 沖田峯子 人生をクリエイトする。

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日々思うこと、創作のこと、大好きな映画鑑賞などなど好きなことだけを自由に書き綴っています。

エンド・オブ・ザ・ワールド DVD/スティーヴ・カレル,キーラ・ナイトレイ,コニー・ブリットン

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タイトルから受けるSFっぽさとは違い、すごく地味な、リアルな感じの、世界滅亡の数日間の物語。


ちょっと趣向は違うけど、以前に鑑賞した「メランコリア」を思い出したな。
リアル感では似ていたけど、あっち(メランコリア)は暗くて鬱っぽい内容で、この映画はもう少し希望を持てるような、きっと人類最期はこんな感じかもな・・と思わせる内容でした。



あらすじ。
隕石が衝突するまであと2週間。
ナサの計画は失敗に終わり、人類はカウントダウンを待つだけとなった。
アルマゲドンの映画のような展開にはならないところが、妙にリアル感を誘う。

主人公スティーヴのもとを何も言わずに去った妻。
混沌とする街中で、主人公はいつものように会社へ出勤する。
そんななか、同じアパートに住む女性キーラが泣き崩れているところを解放する。
キーラはスティーヴの妻が、浮気相手といるところを何度も目撃していたことを聞き、唖然とする。

地球滅亡の日・・・誰と過ごすか。
それが、この映画のテーマである。


キーラは家族と過ごしたかったのだが、母国イギリスへの最後の便に乗り遅れたために叶わない。
そして、スティーヴは・・・・?

隣人キーラのもとに、間違って届けられていたスティーヴ宛の手紙の束を受け取る。
そのなかに、スティーヴの青春時代をともに過ごした元恋人からの手紙が入っていた。
若さゆえ、すれ違い別れてしまった相手である。
地球滅亡が近づいて、彼女も感傷的になっていてのことか・・。
彼は元恋人への思いが募り、彼女に会いに行くことに決める。
その旅に同行することになったキーラ。
旅の間、二人はお互いの孤独を慰めあい、心を交わしていく。


というお話です。


保険会社に務める地味なスティーヴと、自由奔放なキーラが対照的で、
その背景に世界滅亡という絶望があって、映画としてはとても魅力的なシュチエーションだっただけど、私はもう少しエピソードがほしかったかなという感想。

二人の関係がキュートで好感は持てたけど、かたやおっさん、かたや可愛い20代・・ていうのに抵抗あったのかも(笑)。
いくら一緒に過ごす相手がいないとはいえ、それは安易だろう(笑)とツッコミを入れたくなった。


地球滅亡のSFものに見飽きた人には斬新でいいかもしれないなぁ・・。