Microsoftのクラウドストレージサービスである「OneDrive」は Microsoftアカウントを登録していれば無料でも 5GB の容量が利用できます。
Office文書や画像など、いろいろなファイルを保存して閲覧したり編集したり便利に使えると思います。

さて、まだファイルの数が少ないときは目当てのファイルを探すのも容易ですが、数が増えてくると探すのにも手間を要するようになるのは、ローカルコンピュータの中と同様でしょう。

でも、OneDriveの検索機能を使えば容易に探すことができます。

あなたの OneDriveにアクセスして、画面上部にある「検索」ボックスに検索したいファイル名やファイル内に含まれる文字列を入力します。(下図)

 

例えば「議事録」と入力してみると、下図のようにファイル名に「議事録」を含むファイルが表示されました。

 

さらに「結果をさらに表示」をクリックすると、ファイル名・フォルダ名に「議事録」を含むもの、および文書内に「議事録」を含むファイルも表示されます。(下図)

 

この中から探しているファイルやフォルダが見つかれば、それをクリックして開きます。
でも、多数あったり、類似する名前のものが複数あると、特定するのも大変ですね。
検索結果画面の最上部にある「種類」「日付」を使って絞り込みをします。
「種類」をプルダウンすると以下が選択できます:

  • すべての種類
  • 写真
  • ドキュメント
  • ミュージック
  • フォルダー


また、「日付」では以下が選択できます:

  • すべて
  • 過去 224時間以内
  • 先週
  • 先月
  • 去年


なお、「検索」ボックスには 1つの検索ワードだけでなく、スペースで区切って複数の検索ワードを入力しても構いません。
例えば「議事録 総会 定款」というように複数の検索ワードを入力してさらに絞り込めます。

なお、ネット記事によると、AI機能「Copilot in OneDrive」が近いうちに提供されるとのことで、これが実装されると自然言語でのファイルの検索などが利用できそうです。

さて、検索結果リストの 1つのファイルに着目すると、その名前の右端にマウスポインタを合わせると「…」が現れます。
これをクリックすると、下図のように操作メニューが現れます。

 

その中の「ファイルの保存場所を開く」を選択すると、そのファイルが格納されているフォルダパスが表示されます。

また、画面左上の「≡」から「最近」「写真」「共有」「ごみ箱」などを選択すると、それらに該当するファイルに絞って表示および検索ができます。
ただし、「検索」ボックスを使って検索すると「ごみ箱」以外のファイルやフォルダについて検索され、「ごみ箱」の格納されたファイルについては一覧リストから探すことになります。