夏です! お知らせ、など。 | ウニココ、ココデ。

夏です! お知らせ、など。

またしてものご無沙汰です。
抜けるような青空、夏が今年もやってきました。

そして、1年の後半の半分が始まりました。
いかがお過ごしですか?

ふたつ、お知らせです。
実は、本日このような日です。
あおむしのうた  誕生日の花

スティーブ・ジョブズさんの生前の気まぐれ(!?)により、今までマックのモバイルミーをつかってアップしていたウニココのホームページが消滅してしまいました。
善後策をと思いつつ、なかなかもろもろの事情が許さず、それでも先の話だと思っていましたが、このように時はするすると流れるものとまた痛感です。カスタマーズセンターのお姉さんにいかに困るかをせつせつと伝えてもみましたが、いかんともなりませんでした。
当面はブログのみになりますが、なんとかなにかしらなにをなにしてホームページを作成したいと考えています。
ウニココのホームページは消滅しましたが、ウニココは消滅していませんのでよろしくお願いします。

さて、夏といえば、今年もキジムナーフェスタがおこなわれます。
膨大な演目に、一観客としてちょっとあたふたするくらいなのですが、東京のシアタープランニングネットワークからぜひにとお知らせいただいたので、ご案内しますね。
一人の作家が書いた二つの作品を同じ俳優で、という2作品です。

黄色い月―レイラとリーのバラッド
日時 2012年7月28日(土)13:00 & 29日(日)17:00

宮殿のモンスター
日時 2012年7月28日(土)15:00 & 29日(日)13:00

あおむしのうた  誕生日の花


シンポジウム
「青少年演劇と文化の翻訳・翻案」 
日時 2012年7月29日(日)18:40~19:30

会場  まちなか特設会場Ken’s
主催  TPNプレイズ&プレイヤーズ
特定非営利活動法人シアタープランニングネットワーク
助成 私的録音補償金管理協会

詳細などは、以下のとおりです。
次はウニココの舞台のお知らせをしたいなーと思いつつ。
みなさま、夏バテなど、お気をつけて。ではまた!

一人の作家、同キャスト、同空間、
二つの青少年と家族の物語。

装置、照明は最小限。
詩的なストーリーテリング。
豊かな音楽性。
スコットランドを代表する劇作家ディヴィッド・グレイグの
ユニークでスタイリッシュな2作品。


【黄色い月―レイラとリーのバラッド】

荒んだ17歳の少年リー。セレブにあこがれるイスラムの少女を巻き込んで、母親のボーイフレンドを殺してしまう。二人の逃避行の行き先は、幼い頃に別れた父親の住む深い森の湖のほとり。森の管理人フランクに助けられた二人は、森の中で暮らすことになる…。装置や照明の力を最低限に、チェロの生演奏の力を借りながら、ストーリーテリングの手法を駆使して、俳優は一つの役に固定されることなく、美しく、痛い、詩的な物語を綴っていきます。2006年の英国初演以来、想像力を高める作品として世界各国で上演されています。英語字幕付き(上演時間 90分/対象年齢 12歳以上)

【宮殿のモンスター】

16歳の少女ダック。母の交通事故死の後、父親に育てられた。そのバイク野郎の父親がある日、病気のために目が見えなくなる。社会福祉局が二人を引き裂いてしまうとの懸念から、ダックは二人の暮らしを守ろうと悪戦苦闘。二人を取り巻く人々と、少女のアナログな夢想と父親のバーチャル空間が入り混じって大混戦。ソーシャルで、エデュケーショナル。でも、たまらなく情けなくて、愛おしくて、おかしい。深刻になりがちなテーマを軽快に、さらりとかわしながら、演劇でしかできないユニークな表現を探ります。2010年英国初演。英語字幕付き(上演時間 90分/対象年齢 12歳以上)

【シンポジウム:青少年演劇と文化の翻訳・翻案】

大人でもない、幼い子どもでもない10代後半の青少年のために、どのような演劇が求められているのでしょうか。また、海外戯曲に伴う、わかりにくいコンテキストや、文化的・社会的差異をいかに受容し、表現していけばいいのかを、フェスティバルに参加している外国人アーティスト、観客とともに考えていきます。
通訳付。「黄色い月」の上演終了後に開催。

【出演】

石田 博英(劇団昴)
高山 佳音里(劇団昴)
西村 俊彦(マック・ミック)
備本 よしか
大島 純(山猫合奏団)チェロ:黄色い月


【クリエイティブ・スタッフ】

作 ディヴィッド・グレイグ
訳 中山 夏織
演出 巣山 賢太郎 黄色い月
松本 純一 宮殿のモンスター
ムーブメント 巣山 賢太郎
作曲 三宅 佐保子(桐朋学園大学) 宮殿のモンスター
音響 藤平 美保子
エデュケーション・アソシエート 寺本佳世(劇団青年劇場・ドラマティーチャー)
レジデント・ディレクター 松本 純一
プロデューサー 猿田耀子
芸術監督 中山 夏織

【プロフィール】

ディヴィッド・グレイグ David Greig
劇作家・演出家。1969年スコットランド生まれ、ナイジェリアで育つ。
ブリストル大学で英文学と演劇を学び、1990年、大学時代に出会った演出家グラハム・イートフ、音楽家ニック・パウエルとともに、劇団サスペクト・カルチャーを設立。1992年、劇作家としてデビュー。メインストリームからエンターティメント、ミュージカル、翻訳劇、実験演劇、児童青少年演劇、パブやバーでの上演、あらゆるものに挑み続ける英国で最も多忙な劇作家。多くの国で翻訳・上演されている。
主な作品として、『プルーシア・ハントの奇妙な破滅』(2011年、スコットランド国立劇場)、『ミッドサマー』(2008年、トラバースシアター)、『黄色い月』(2006年、TAGシアターカンパニー)『タンタンの冒険』(2005年、ヤングヴィック&バービカンシアター)、『アメリカン・パイロット』(2005年、RSC)、『ピレネー山脈』(2005年、ペインズ・プロウ&トロンシアター。TMA新作戯曲賞受賞)、『サンディエゴ』(2003年、トロンシアター&ロイヤルライシャムシアター。エディンバラ国際演劇祭招待作品)、『辺境の島々』(2002年、トラバースシアター。スコットランド演劇批評家賞、エディンバラ・フリンジ・ファースト賞ならびにヘラルド・エンジェル賞受賞)『コルチャック先生の選択』(2001年、TAGシアターカンパニー)、『旧ソビエト連邦でかつて愛した女性への宇宙飛行士の最後のメッセージ』(1999年、ペインズ・プロウ。ジョン・ウィッティング賞受賞)、『ヨーロッパ』(1994年、トラバースシアター)他、多数。

中山 夏織 Kaori Nakayama
プロデューサー・翻訳・ドラマ教育アドヴァイザー
三重県生まれ。1985年、明治大学文学部演劇学専攻卒、英国シティ大学院芸術政策経営学修士課程修了、同博士課程中退。文化政策、アートマネジメントを教えるかたわら、1998年、NPO法人シアタープランニングネットワークを設立し、プロデューサー、コーディネーター、通訳として、多様な舞台芸術の国際交流、人材育成プロジェクトにかかわる。2012年4月より、独立行政法人日本芸術文化振興会プログラムオフィサー(演劇部門)。
著書に『演劇と社会―英国演劇社会史』『ドラマ教育を探る12章』他。翻訳戯曲に『アメリカン・パイロット』(楽天団)、『ハンナとハンナ』(国際演劇協会)、『カラムとセフィーの物』『ナシャクラサ』(文学座アトリエ)がある。

【TPNプレイズ&プレイヤーズ】

若い世代の観客を対象とした優れた海外の戯曲作品と俳優のアンサンブルに焦点をあて、シンプルに、かつ、教育プログラムを連携させながら上演していく創造ユニットとして、2011年7月、活動を開始しました。
NPO法人シアタープランニングネットワークが、2000年の設立以来携わってきた、ドラマ教育、俳優トレーニング、アートマネジメント教育、国際交流等様々な事業を統合させる試みです。

芸術監督 中山 夏織
プロデューサー 猿田 耀子
レジデント・ディレクター 松本 純一
エデュケーション・アソシエート 寺本 佳世(劇団青年劇場)

〒182-0003 東京都調布市若葉町1-33-43-202
特定非営利活動法人シアタープランニングネットワーク内
Phone 03-5384-8715
Mobile 090-1813-6276
Mail tpn1@msb.biglobe.ne.jp
Web http://www5a.biglobe.ne.jp/tpn