ブログにおけるプラモの取扱い方
今回のジム・クゥエル作成日記は、なかなかいつものようにはサクサクは進みませんね・・。理由は、簡単なことで・・・。
バチ組み+全塗装じゃないから!
ようするに細かい改修箇所が古目のキットゆえに多いからでございます。まあ、かかった手間はできるだけわかるように読者の皆さんにお伝えしようと思っているんですがね。
僕のブログはお陰さまで、定期的に作成日記を読んでくれている皆さんが多く感謝しております。
作成の流れを細かく掲載しているのは、いろいろな事情はありますが大きな理由はできるだけ参考になる部分を隠さずに伝えたいからですね。
以前のゴーマニズム宣言でも書きましたように、このプラモ文化が未来永劫継続してくれることが僕の願いであり、それゆえメーカーさんの努力なども期待しております。
しかし、プラモを垣根の高い趣味のように思われたら、モデラーの和は広がらないわけですから、
意外に簡単な工夫でかっこ良くなるよ!
そんな些細な情報やコツなどをできるだけ伝えたいという意図でブログの作成日記をやっています。
作り方のコツや僕の気がついたことは隠す気はありません。むしろ、真似してくれたほうがモデラー冥利につきるというものなんです。
例えば、昨年掲載したMGキュベレイ編。
かかとのバーニアの改修方法(キットにはモールドはないです!)を、使用した道具や改造パーツなども細かく記載していました。
それは、同じような悩みや方向性を持っているモデラーの方々に参考になれば・・・、っていう考えのもとなんです。
で、参考にしてくれた方がいたんですね。
こちらは、いつもご愛読いただいている幸福ぱぱさんの作例です。塗装のしかたの方向性は違えど、こんな感じで、バーニア工作をしています。
なんでも、こういった工作は初めてだったそうですが、カッコよく感じたんで参考にされたということです。
非常に良い出来ですよ!
こんな感じで、僕の作例をタタキ台ににして、皆さんがお気に入りのキットをつくる参考になってくれればそれだけで嬉しいんです。
結果として、プラモ文化が広がっていくわけですからね・・・。
で、上の写真のように、僕が地元のY電機に作例展示をしているのも同じ理由です。けっしてプロ級の上手な作品ではありませんが、若い小中高生モデラーには刺激になっているようで、結果として僕よりも腕を磨いていいものを作りたいと考える方が増えることが僕の願いでもあるのです。
僕はアラフィフモデラーですから、老い先は長くはありません。それゆえ、いろんな気づいたことを伝えたい・・・。そんな思いでいろいろ細かく書いていることを理解してください。
ただ、こういったブログの書き方に非難的な人々が影で悪口を書いているのが悲しいんですね。
まあ、ブログにおけるプラモの取り上げ方は人それぞれ、作り方もそうであるようにいろんな考え方で取り上げるのはありだとは思います。
だから、僕自身は他の人のブログでの掲載方法は、基本的にとやかくいう気はありません。まあ、レベルの高いモデラーの理由なき手抜き作品の掲載は、ちょっと許せませんけどね・・。
そういった非難をしている方々は、これから伸びようとしている初級モデラーの気持ちって分かっているのかなって疑問になるときがあるんですよ。
例えば、初級モデラーが多く所属しているサークルの中核メンバーがそんなこと書いていたとしたら・・・。
なんか、違うんじゃない?
って言いたくなるわけです。また、自分の完成作例をアメンバー限定記事にする方もいたりしますが、それもちょっと疑問ですね。つくったキットの写真が盗まれようと、キットは手元にあるわけですから。
というわけで、細かくいろいろと作成日記を書いていくのがF流です。
参考になる点があれば大いに盗んでください!
なお、僕よりも細かく作成日記を書かれている方もいらっしゃいます。この方のブログのリンクを掲載しまして、今回の記事とさせていただきます。
素組派から改造派まで、いいヒントもらえると思いますよ。
あ、いい忘れてた!
ご、ゴーマンですか?
改修の方向性は・・・?。[RGM-79Q GM QUEL] その7
ふうぅ・・・、今日2回目の作成日記はこんな時間までズレこんでしまいました。原因の1つは、左脚の組み上げ作業です。
無塗装の状態から装甲の塗装や、膝裏のメッシュパイプの工作をしたところ・・・。
左脚の完成に5時間かかったりして・・。
まあ、それだけじゃなくて、脚のマーキングに結構悩みましたね。というのは、この機体の設定を0083ではなく、0087と考えてつくろうとしたからです。
まあ一応、マーキングは2号機なんですけど、0087年に劇場版Zガンダムに登場した機体として近代化改修された後という設定にすることにしました。
その関係でコロニー内仕様を、ある程度宇宙戦に対応できるように改造されたって考えると、バーニア関係は追加改修が必要ですね。
まずは、腰部の股間のバーニア。コトブキヤのバーニアパーツ(P-113)の8番部品を3mmのピンバイスで穴をあけて取り付けてみました。
あと、腰回りで気になったのは2つ。まずはリアセンターアーマー下のバーニア。赤丸の部分ですが、あまりにもモールドが寂しい。これじゃあ宇宙戦は無理ッスね。
ついでに、サイドアーマーはあまりにものっぺりして寂しんで、WAVEのUバーニアフラット(長方形)を貼りつけて、アクセントをつけてみました。
で、左がキットそのままの状態っす。右がコトブキヤのバーニアパーツ(P-113)の4番部品を2つ貼りつけた状態です。
こうすると、少しは宇宙戦向きになります・・・・・・よね?
で、サイドアーマーを塗装して組み込むとこんな感じっす。まあ、もとと比べてもそれほど違和感ないし、むしろしまった感じになるんで、満足してはいます。
というわけで、ようやく胸・腰・脚を組み込むとこんな感じですね。ここまでだと、いかにもガンダムMk-Ⅱの原型になった機体という雰囲気が出ています。
え?2つめの遅れた理由っすか?それは・・・。
実は、TOPコートが切れて買いに行ったけど、Y電機で品切れだったんですね。しゃーないから、スーパークリアーの半光沢で代用しました。しっかし、肩のデカール保護があるんでそのまま使い続けることはできません。
明日、さがしにいこ!
地球の自転にまで影響・・・・
先日起きたチリ大地震に続いて、東北関東大震災によっても一日が短くなったようです。 NASAジ..........≪続きを読む≫
東北関東大震災によって、一日が短くなったようです。
NASAジェット推進研究所の発表によりますと、地球全体の質量分布がどう変化したかを計算したところ、一日の長さが1.8マイクロ秒短くなったそうです。
まあ、体感的には大差ないそうですが、今回の地震が地球規模の影響を及ぼすことには大いなる驚きを感じますね。
それはそうと、僕も募金に行ってきました。
些細なことでも出来る支援をしようとなんとか動いていますよ・・・。
三度目の正直・・・。[RGM-79Q GM QUEL] その6
昨日の仕事から帰宅後の作業はっていいますと、右脚の装甲関係の組み立てと、あるリベンジ工作でした。
まず手がけたのは・・・。
脚の組み立てっす!
脚の大腿部と膝から下の部分はまずは完成。シャドーやデカール貼りなどはTOPコートをかけて仕上げる関係上、この段階に済ますのはまあF流ですね。
ところで、なにゆえに脚を完成させないかっていうと、膝裏の動力パイプのモールドが気に入らないから、改修する手間が発生するからです。
この工作は、同型のジムカスタムでも行ったのですが・・・・・
悔しいけど大失敗!
まずは左写真がロールアウトの状態。アルミメッシュパイプに置き換えたんですけど、まとまりが悪くあまりにも見苦しかったんすね。
で、右写真が改修後。パイプ部分をスプリングに置き換えました。まあ、見栄え的にはBADLUCKさんからもOKをもらったんですが、大問題があるんですよね~。
何かっていうと、膝の可動をかなり犠牲にしていることです。おかげで、ジムカスはあまり足を曲げられないんです。
じゃあ、可動と見た目を両立させるにはどうするか・・・。
そこで、今回使うことにしたのは、MGガンダムMk-Ⅱの動力パイプの工作に使うメッシュパイプでございます。
右の写真のように、見苦しい動力パイプ部分を完全にそぎ落として、このパイプをつけちまおうっていう算段です。
で、結果はこうです。なんとかこんな感じでまとめることができました。このパイプであれば、可動を損ねることなくパイプを表現できるっていうわけっす。
まあ、Mk-Ⅱの部品であるんで、ジム・クゥエルにつけてもまるで違和感がないっていうのがいいっすね。
やった!3度目の正直!
とまいうわけで、右脚は完成です。左脚は今日の作業ですが、やり方は分かったんであとはなんとでもなりますね。
脚が終わったら、頭部に行く予定っす。一応、つなぎ目消し後の塗装までは終わってますんで・・・。
難航するときもあるさ。[RGM-79Q GM QUEL] その5
昨晩からイロイロやっている割に、思ったほどは進んでませんね。
まあ、なんとか形になったのはこんなとこです。
苦労した原因は、実はこの胸部の装甲はめなんですね。何故かっていうと、肩関節にOYW版ガンダムの部品を移植した関係で・・・。
装甲がはまらん!
という事態になりました(予想しろってね)。そこで、右写真のように肩口の部分を広く削ってハメるように加工し直したってわけっす。
あとは・・・、頭部のつなぎ目消し用のムニュ放置をしたことと、肩アーマーのモールド不足をWAVEのUバーニアフラットを加工してはめ込めるようにしたことくらいっすかね。
まあ、心配事が1つ片付いたんで、これから作業は少しは進むでしょう。
繰り返しますが、
合格おめでとう!
子供たちの頑張りに感謝ですね。
こんなのアリ?許しがたい!
インターネットショッピングサイト『Amazon』マーケットプレイスで、アルカリ乾電池4本が16,..........≪続きを読む≫
いくらなんでも、震災を食い物にして商売する輩がいるとは、信じがたし。
ここまで、被災した人、いや国民を愚弄するのはいい加減にしてほしい。
こんなオークションを受け付けるアマゾンも何考えるんだ!
改修の成果は?・・・。[RGM-79Q GM QUEL] その4
前回と前々回におきまして、かなりきわどい部分まで改修したジム・クゥエルでございますが、成果としてはどうなったのかを夜の更新でお伝えしましょう。
まずは肩関節ですね。
こんな感じっすね。なんとか無事に、左右とも組み込むことができました。
効果としては、右の写真です。OYW版ガンダムの肩関節は前後上下に非常にフレキシブルに動きますんで、その特性をジム・クゥエルにも再現できたっていう訳っす。
まあ、外装を付けると若干は制限を受けますけどね・・。
で、足首っていうか、かかとの可動改修ですね。
これも、右写真で確認できますが、かなり動くようになりました。ただ、足首は本来はかかとパーツの方に接続するんで、開くけどポージングにはちょっと工夫がいりますかね。
では、足のシリンダーです。
シリンダー部分にはアルミテープを巻いて、メッキぽく仕上げています。ただ、差し込んだだけなのでシリンダーは残念ながら可動はしません。
しかし、キットではこのシリンダーはないので、もしこれがなかったどうかっていうと非常にかっこ悪いっす。
そして、シリンダーを組み込んだあとのかかと部の可動です。まったく影響を受けずに可動範囲は確保されとります。
あと、足の甲につくった開口部はこんな感じっす。ここにシリンダー部が格納されることにより、足首を前後に曲げることができるっていうわけっす。
ふうぅ。
狙った改修は全て無事にクリアーですね。
では、他の部分の作業にいくとします。
初めてかつ、わりと大胆な改修・・・。[RGM-79Q GM QUEL] その3
震災の影響で、東京に住む妹家族も計画停電や商店の品不足など、かなりの影響がきています。まずは家族優先ですが、出来る限り手を差し伸べていきたいと考えて行動しています。
しかし、落ち着かない中であたふたしてもしょうがないので、僕はこうしてプラモを作っているしかない・・。
本題です。前回や前々回の記事でも触れたミレニアムMGキットの大問題の改修の続きです。
今回は、ジム・クゥエル(ジムカス・アレックスにも適応可)の最大の弱点である肩関節の改修です。右の写真のように、このキットは肩部分をポリキャップで支持していますんで、動きや保持力にかなりの難があります。
そこで、OYWガンダムの肩関節を移植する改修をしてみようっていうわけです。
そのためには、胸部パーツをかなりいじります。あらかじめ申し上げますが、強度や接合などでかなりのリスクは背負いますんで、参考として見といてください。応用する際は自己責任でお願いいたします。
で、胸部の背面パーツから。
左写真のように赤丸の部分を、ピンバイス(3.8mm)で開口します。この穴がOYW版の肩部品をはめる穴になります。
そして、肩関節の動きの障害になる部分を削り込みます。未作業の部分と比較すると、ランドセルの接合部や肩上部など、かなり削っていることがわかりますね?
そして、肩のサイド部分も左写真のように削ります。右写真の未処理と比較するとどれだけの幅で削り込んだかがわかると思います。
胸部パーツ前面も、左写真のようにピンバイスで開口し、本来ポリキャップの固定部だった部分を削りとってしまいます。
ただし、外側からみると、右写真の赤丸の部分のように大きくは目立たないのがいいところですね。
というようなかなりエグイ削りこみをすると、ようやくOYWガンダムの肩部品がハマるようになるのです。
いまのところ、左肩しか改修してませんので、今日は右肩も改修です。ただ、ハメ穴が緩む危険性がありますんで、組み立てるときはメタルプライマーを塗っておく必要はありそうです。
足首と足の甲の工作・・・。[RGM-79Q GM QUEL] その2
まずは、ジム・クゥエル(ジムカス・アレックス)の足首関係の問題点を解消する工作からいきます。
こいつら、オーガスタ研系のMSキットの問題点、左の写真のように足首につながるシリンダーが中途半端にとぎれています。
それで、昨年作ったジムカスタムと同じようにピンバイス(2mm)で中央に穴をあけて、WAVEのシリンダー的なジョイント部品(BJ-03)をつっこむという工作を行っています。
ただし、いきなり2mmで開けると部品が破損する危険がありますので、1mmで開けてから彫り直す形をとっております。
今回もジムカスに準じて工作してるのですが、ここだけ改造してもシリンダーの足の甲側のウケ部分がありません。
そこで、ピンバイス(2mm)で写真のように3箇所ほど穴をあけ、次にデザインナイフで切り落としながらここの開口部を広げていきます。
あとは、開口部の形状を金ヤスリを使って綺麗に整えていきます。左の写真のようにパーツギリギリまで開口したほうが見栄えはいいですね。
未着手パーツと比較すると、右の写真のようになります。この部分に、シリンダー改修部がおさまるようになるっていうわけなんです。
あとは紙やすりで丁寧に開口部やゲート処理などを仕上げればいいっていうわけです。
次に、足のかかと部分の可動に関して。
かかと部分は、回転軸のあるポリキャップで接合されているのですが、かかとパーツの赤丸の部分(両写真とも)が障害となって、思うように動きにくい構造になっています。
ようするに、右写真の赤丸の部分が邪魔っていうことなんですね。
なもんですから、可動上引っかかる部分を削ってしまいます。こうすると、まずは動きを制限する障害が少し軽減されます。
そして、最初に開口したこの足の甲のパーツも、赤丸の部分を強度を損なわない程度に削ります。奥の処理前と比較すると、どのくらい削ったかわかりますね?
この部分も、足首の可動上障害になる部分です。これで、かかと部分はかなり可動するようになるはずです。
で、この工作法は、MGのアレックスやジムカスタムにも通用します。ただ、強度を若干損ねる工作をしていますので、参考にしたい方は自己責任でお願いいたします。
さて、この勢いで脚部いきたいんですけど・・・。外は雨なんで塗装はアウト!もう少し、予備工作やってみます・・。






























