SUPER GUNDAM わりと大改修 その13
さてさて、僕は一体どんな部品をバンダイに発注したのか、それはこの一連の作業でわかります。
では、大胆なことからやります・・・。
頭部パーツの破壊!
はい、なんのことはないですね。新たな頭部パーツを発注したってわけです。何でこんなことやるかっていいますと、
ツインアイの塗り替え作業が、実は今回の改修のメインテーマだからです。
いかに極細面相筆があって、ツインアイを塗り分ける程度の技術があっても、つなぎ目消しまで終了した頭部パーツで塗り替えは不可能です。
なんで、フェイスパーツを取り出すために、頭部を破壊したっていうわけです。
で、塗り替える理由はこれっす。左の写真は処理前。MGの場合、ツインアイはクリアーパーツでできています。
そこで、表面にクリアーグリーンを塗り、裏面をシルバーにすることによって、透過&反射の効果を狙ったのですが・・。実際は、裏面の形状の関係で、思った効果が得られず、光が当たらないとすごく暗いんです。
そこで、最近の僕のトレンド方法への塗り替えです。
まずは、表面をラッカー系のシルバーで目の形に沿って塗ります。この段階は少々のはみ出しは気にしなくていいです。
次に、シルバーの上に、水性のクリアーグリーンを2:1くらいで薄めたものを上から重ね塗りします。重ね塗り原則は、ラッカーの上は水性なんで、これを逆にするとえらい目にあいますからご注意。
この段階も、少々のはみ出しは気にしません。というか、塗り残しのほうが問題ですから、割り切っていきましょう。
で、最後の隈取り。ここは極細面相筆を慎重に使って塗装します。息を止めるくらいの緊張感は必要っす。ここで失敗したら、すべてを拭きとって1からやり直しになります。
ただし、頭部のメインカメラは旧来の透過を狙った形で色塗ってます。ここはこれで映えますんで。
ちなみに、黒は水性のタイヤブラックを使用してます。まあ、適度なつや消しなんでお気に入りっていうことで・・。
でまあ、あとはプラスチック用の接着剤を合わせ目にこんもり塗って接着後に放置。これは明日以降、つなぎ目消しの作業が待っているってわけです。
まあ、マスキングであとから処理後に彩色するんで、首裏はあらかじめ黒鉄色で塗っときます。
1日は放置しなきゃいかんので、その間にシールドの裏塗りや、ジムカスのときに部品取りに使った部分を補充して組み立てる作業をすることにします。
最後に、頭部の処理前・処理後。ツインアイの雰囲気がだいぶ違うことがわかりますよね。分かりにくかったら、写真を拡大してご確認くださいな・・。
ではでは・・・。次回で完成するでしょうか?それは謎!
SUPER GUNDAM わりと大改修 その12
今朝は、激烈な腹痛が突然僕に舞い降りました。こりゃヤバイ・・。今日は何も出来ないと思っていたら、夕方にはなんとか復活。
しっかし、どうせなら「どうしようもない僕に天使が降りてきた」っていう方がいいよな~。(←槇原敬之っか!)
てなわけで、Gディフェンサー編の最終回。
で、どうもさっぱりし過ぎだなって思ったら、機体番号以外のデカールを貼ってなかったことに気が付き・・・。
ヤバ・・(ノ゚ο゚)ノ
こいつ用のデカールなんて、ほとんど使い物にならなかったんで、ここはスジボリ堂のドライデカールとか、他のキットのドライデカールを発掘して、作業開始っす。
ミサイルベイシールドは、発射口と胴体横にワンポイント。
インテーク付近にもこんな感じで貼っとります。僕はベタベタとデカールを貼るのはあまり好きじゃないんで、最低限のこんな感じで抑えめです。
さて、コアファイターですが、例によってバラしてTOPコート吹きから開始っす。
コクピットの装甲だけは、例によって なんちゃってドライブラシ炸裂!実際、今回の改修ではこの方法を使える限り徹底的に使うのがテーマなんで、まあ妥協せずにやっとります。
とまあシャドーもすんだパーツを組み上げて、コアファイターは完成っす。
あとは、ロングライフルのみっす。これはカバーの部分だけ改修。裏側をガンメタルで塗装しなおして、TOPコート後にシャドー。それだけです。
まあ、一応本体にはデカールを貼り直した関係で、TOPコート光沢を吹きましたけどね・・・。
で、夕方にバンダイから・・・
改修用部品が到着~!!
これで、明日からまたガンダムMk-Ⅱ編に戻ります。
SUPER GUNDAM わりと大改修 その11
で、昨日の作業で頑張ったミサイルベイシールドなんですが・・・・。
思った以上に大変でした!
何が大変かっていますと、ホゾ(ようするにスナップフィットのための凸部分)を外すのがえらい大変・・・。特殊ピンセットやペーパーカッターを駆使してなんとかバラしたけど・・・
ホゾ4本折れました~!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
あ~あ、タミヤセメントの出番が来ちゃった。これでもうばらせんから、最後の作業にせんきゃ・・・・。
まずは、バラしたあと内側機械部分の塗装。ラッカー系の上っていう理由もあるけど、気分的にタミヤの水性ガンメタルを使ってみたくなったんで、裏塗りはこれで・・・。
終了後は、まとめてTOPコート。例によってメタリック部分にはかけないように工夫しとります。
で、内蔵するポリキャップはすべてメタルプライマー→黒鉄色という手順で塗装っす。結構放置状態のポリキャップが多かったので一苦労っす。
そして、パーツごとのシャドー。なんかブルー1が目立たんので、結局はグレー3を使用。写真でもかなりくっきりときますが、失敗するとただ汚くなるだけなんで、ボカシペンは外せません。
で、左右でこんな感じに仕上げました。完成写真をとるとはっきりするでしょうが、露出する内部装甲部分・・・。これでいいのかな。
まあ、むき出しの青色よりはマシっていうレベルかも知れないっすね。
というわけで、スーパーガンダムに合体させる部分はとりあえず完成。あと作業してないのは、ロングライフル、コアファイターとMk-Ⅱのシールドだけになりました。
ただ、展示上影響ないから、ロングライフル以外はスルーしたい気も・・・。この作業、マジ疲れたし。
忘れたわけじゃないよ~!バンダイが・・・・。
早く部品とどかんと、マジ中断の危機が・・・。
僕のガンダム論 ~モビルスーツとスパロボのはざま・・①~
ガンダムワールドは、いまやロボットアニメの中核をなす存在ですが、ファーストガンダムの初放映は、視聴率も低く、打ち切りの受け目にあった番組であったのはご存知ですよね。
なぜかというと、それまでのロボットアニメとはあまりにも違いすぎたから・・・。要するにスーパーロボット(以下スパロボと略)全盛期だったからですね。
じゃあ、スパロボの基本フォーマットってなにかっていうと。
1.ストーリーが勧善懲悪もので、正義と敵が明確化されている。敵は異星人や地底の異文生物、マッド・サイエンティストなど、あからさまな正義の人間側との違いがつけられている。
まあ、戦国魔神ゴーショーグン(ファーストより後発)とかザンボット3なんかは少々変化球的なストーリーでしたけどね。
2.スパロボは、ワンオフ作成で唯一無二の機体である。その上、ありとあらゆる超兵器が内蔵されている。
また、敵側の兵器もワンオフ作成で、毎週毎週異なる機体が登場していた。
まあ、言い換えると当時の子供達にとって、ウルトラマンのロボット的な存在と考えてください。
3.対象年齢の上限は小学校高学年くらいである。
では、僕らの世代(初放映時14~18歳くらい)に「機動戦士ガンダム」というアニメはなぜ受け入れられたのでしょう。
1.勧善懲悪ものではなく、戦争という価値観の違いのみで起こる戦いを舞台にしていたこと。
2.ロボットをワンオフ的な存在ではなく、兵器としての位置づけで表現したこと。
3.それに加えて、複雑な人間ドラマがヤマトに感化された高年齢層にうけた。
ようするに、ロボットをヒーローから兵器へと位置づけを転換させたのが「機動戦士ガンダム」というTVアニメだったというわけですな。
ガンダムワールド(あくまでも宇宙世紀)では、その人型兵器であるモビルスーツ(以下MSと略)が開発される背景を次のように設定しました。
レーダーを無効にする微粒子であるミノフスキー粒子が発見されたことにより、誘導兵器に頼らない有視界戦闘のできる兵器が必要になった。
ようするに、機体にステルス性を持たせるのではなく、ステルス空間というのが発生する設定ですね。
このミノフスキー粒子の磁場研究から、ミノフスキー物理学が進化し、ビーム兵器・Iフィールドなどの携帯兵器が発展していくわけですな。
で、MSの兵器的な位置づけは何かって言いますと、、MSが直接マニュピュレーターを使って、様々な携帯兵器をさまざまな戦時局面に対応するというのがその戦い方です。
まあ、ザクはその顕著としておいて、連邦軍の開発したガンダム~ジムもまさにそういった兵器ですよね。特に、ジムなんかは装備を換装してさまざまな戦場に対応した局地戦用が見られます。
で、ガンダムというMSはどのシリーズでも基本的な位置づけは、
試作汎用白兵戦型MSという解釈ですよね。
つまり、本体に携帯する武器は、最低限の護身用のもので、ライフル、バズーカなどを局面で使い分けるわけですな、繰り返しますが・・・。
ガンダムとは、汎用白兵戦型MSであるのですよ。
さて、僕のお気にいりのガンダムMk-Ⅱ・・・、どんな位置づけのMSかっていうと・・・。
◯資料は双葉社「ガンダムの常識」より抜粋
この機体にはバルカンすら内蔵されてない・・。携帯兵器はビームサーベルだけ。ただし、戦闘局面により携帯兵器を変えたり、Gディフェンサーのようなサポートメカで汎用性を高めています。
言い換えれば、MSの基本線に準拠したガンダムと言えるわけです。
というような、宇宙世紀的な兵器観でガンダムという作品を捉えてきた僕にとって、アナザーガンダムには理解できない装備がなされているんで、
ホントにこれってガンダム?と思う機体が多いんですよね・・・。
例えば、このガンダムアストレイ・・・。
これって、どう見てもガンダムの顔したスパロボじゃないの?だいたい、慣性運動の邪魔にしかならない実体剣を2本も装備しているってなんなんでしょう。
宇宙世紀もので培った兵器としてのガンダム観が完全に瓦解している機体にしか思えんのですよ。
ようするに、このスパロボの代表格と言えるグレートマジンガーとどう違うっていうんでしょう。
しかもワンオフの存在だし、とても量産できる佇まいは感じませんね。
でも、若い世代にはこの機体は受け入れられているわけですから不思議なものです。
僕の世代のほとんどは、これをガンダムとは認めず、むしろスパロボの亜流的に捉えているっていうのが現実でしょう。
いったいなぜなのでしょう?
このジェネレーションギャップの原因は!
それについて、僕なりの見解を次の回で書いてみます。
今後の展開に関して、あらかじめ申し上げますが、筆者はバリバリのファースト世代、理解してるのは宇宙世紀ものだけです(まあWや00も多少は分かるけど)。従いましてアナザーガンダムにはちょっと酷評な論調になることをお詫び申し上げます。
アナザーガンダム擁護派の皆さん、ごめんなさい!年寄りのガンダム観はこんなものと諦めてください(笑)。
SUPER GUNDAM わりと大改修 その10
そんなに長くはならんだろうとタカをくくっていたスーパーガンダム改修編。なぜだかもう10回目に突入!!
といって、今日で終わるほど甘くな~い!
なんか、まともな作成日記並にかかってるな・・・。まあ、1回目から見直すと、各パーツの取り扱いが作成編とあまり変わってないくらいコマイ様な気がする・・。
こうなったら、納得するまで頑張りましょう!
では、昨日の続き・・・
まずは、Gディフェンサーの背面部分。ここはシャドー入れと一部塗装手直しで軽く終了・・・。順調だ!ただ、やたら白い平面が多いパーツなんでちょっとの汚れも目立つところではありますな。
まあ、あまり使わないリアルタッチマーカーのぼかしペンが結構重宝します。くどすぎたら消せばイイってことですよ。
で、主翼の可変支柱部。なんか気に入らんかったんで内部を黒鉄色で塗りなおし。こうすると可変時に中が見える興ざめ状態は回避できるということで・・・。
でまあ、今までに仕上がった部分を組み上げるとこんな感じです。なかなかな感じと自分では思ってますけど、どうでしょうかね~?まあ、ベタ塗りよりは陰影が分かりやすいのでよしとしましょう。
これで、Gディフェンサーの60%はほぼ終了。あとはコアファイター部と写真のミサイルベイシールドを残すのみなんですが・・・。
ミサイルベイシールド・・・、難関!
実は、おもいっきり青のベタ塗りだったりする。これは、TV版の映像資料でこんな配色だったのが発端なんですけど・・。
こことか、これとか・・・、う~ん・・・。
やっぱりだらしないよな・・・。決めた!
バラして塗りなおそう!
というふうに、やり出したらキリがないA型人間のF氏でございました。まあ、スーパーガンダムの改修は4回目ということで、いい加減これを最後にしたいしね・・。
あと、今日の2回目の更新は、作成日記ではないやつ・・・。わりと新テーマの予定っす。
SUPER GUNDAM わりと大改修 その9
さてさて、Gディフェンサー改修編のスタートです。まあ、やることはいつもの通り、
バラシ→TOPコート吹き!
で、部品単位までバラそうと思ったんだけど、この白のデカブツはうまくいかない・・・。しゃーないからこのまま。
まあ、あとの部分は、結構部品単位までばらせたんでよしとしましょう。
で、右側のマウント基部。青い部分はメッタに使わないブルー1,他はグレー2でシャドー。ここでシルバーの部分もTOPコート半光沢を吹いてるんで、シャドーを入れることができるようになります。
ホイホイ~っと、まったりゆったりしつつ右側完成!未処理のパーツと比べたらかなり汚したことは分かるでしょう。で、気を配ったのは黄色のインテーク。以前ダッチ氏から
「スミ入れ目立ってないよ!」
と、優しい言葉できつい指摘を受けたんで、今回は徹底的に汚しちゃいました。ダッチ氏、どう?
あと、主翼はシルバーのクレヨンを使ってハゲチョロ表現。まあ、こんな感じでいいかな・・・。
とゆったりとやっていたら事件が・・・・。
TOPコートが、切れちゃった~!
どこぞかのサイトに、TOPコート1缶で5~6体分は使えますなんて書いてましたけど、それは大嘘!Mk-Ⅱ本体だけでゆうに1缶使っとります。
多分、5~6体もつ人は、本当に1回軽く吹いて終わってるんでしょうね?僕は、基本2回以上重ねぶきするんで、そんなにもちません!
ちなみに、1回だけで終わると、デカール類が保護されずにシャドーの途中に剥がれることもあります。まあ、手間を惜しむと結果は付いてこないいい例っすね。
さ~あ、TOPコート買ってこよ~!
ただ、一抹の不安が・・・。
きっと今頃、RGシャアザクのパーツを飛ばしたとか、壊したとかでバンダイお客様相談室はテンヤワンヤしてるような気がする・・。
2週間待ちは勘弁してほしいな~。
SUPER GUNDAM わりと大改修 その8
では、今日からはGディフェンサーの手直し編に入ります。で、まずは誤解のないようにこのキットの説明から入ります。
うちのMGガンダムMk-Ⅱは、Ver.2.0であることはご存知ですね。このGディフェンサーはVer.2.0かっていうと、
そうではありません!
Ver.1.0のキットにGディフェンサーをつけて販売されていた「スーパーガンダム」からの流用です。
で、これがVer.2.0のほうでも対応してあって、写真の赤丸部分のように、バックパック(新造です!Ver.1.0の流用ではありません)にGディフェンサーをマウント出来る部分があるわけなんです。
ただし、バンダイさんはVer.2.0Gディフェンサーを商品化する予定はなかったらしく、これはあくまでもVer.1.0を所持しているユーザーへのオマケ的なものらしいですね。
当然、Ver.1.0のキットを所持してなかった僕は、「スーパーガンダム」を購入するはめになりました。(ノ_・。)
ただし、このGディフェンサーはキット的にはかなり問題あります。アニメの設定画を模しすぎなんで、モールドが極めて乏しいのです。
そこで、WEVEさんとコトブキヤさんの改造パーツが大活躍! こういった追加パーツを使って造形してます。
まずはカツくんの乗ってるコアファイターと本体のバーニアノズル。これはコトブキヤの「バーニアP-113」の1,3番部品を貼り付けています。コアファイターにつけたバーニアは、合体しても干渉しないのがポイントです。
なお、この部品の同じランナーにある2,4番を使うとHGUCスーパーガンダムのGディフェンサーに流用可能ですよ!
あと、後部のスラスター部はWEVEの「Uバーニアフラット(長方形)」から切り出して、スジ彫りプラ板状態にして貼りつけて造形してます。
これも、HGUCスーパーガンダムのGディフェンサーに流用可能ですな。
続きましてフロント部の2箇所。これはWEVEの「Zバーニア3」のパーツから(番号は忘れた)。この辺は1/144だと合わないんで、WEVEさんのZバーニアシリーズの小さめの奴を探してみてくださいな。
あと、ミサイルベイシールド部分?の黒っぽいはみ出したスラスターは、MGリックディアスの流用パーツ。
これ、リックディアス一般機の脚スラスターなんすね。なもんで、うちのリックディアスのスラスターはここだけクアトロ仕様です(笑)。
まあ、ここは1/144だとWEVEの「Uバーニアフラット(長方形)」が妥当かもしれないですね。
とまあ、改修箇所をご説明いたしました。多分、1/144のほうで同じことをしたいと思う方もいるかもしれませんので、解説込みで・・・。
さてさて、バラして改修しますか・・・。
【補足事項】
1.1/144スーパーガンダムご希望の方は、間違っても旧キットのGディフェンサーは購入しないほうがいいっすよ。あれの出来は・・・・・・だし、マウント部は旧キットやHCMのほうに対応してる引っ掛け方式ですから。
2.で、Gディフェンサー付属のVer.1.0のMk-Ⅱはどうなったかといいますと・・・。
このように、アムロ仕様のMk-Ⅱとして作り上げました。その後の彼は、受け持ちの生徒に努力賞として授与されました。
こいつをもらった子が、先の苫小牧工業高等専門学校に合格した生徒ですな。
まあ、これがきっかけで、PGガンダムMk-Ⅱを可動するようにつくってみたいという野心をもった・・・かな?
まあ、こいつも良い人生送っているようです。
SUPER GUNDAM わりと大改修 その7
はいはい、午前中の続きでございます~。仕事から帰宅後、ガンダムMk-Ⅱを弄る前にしたのは、我が「道央ガンプラモデラーズクラブ」代表のダッチ氏への電話でした・・・。
なんか、今日はガンダムに関わるおもろい店を開拓してるらしいっす。そこで、ブログへのレポートを強い要望として伝えましたんで、後日掲載されるはずです!
まずはショルダーアーマーっすね。ここは単にシャドーを入れるだけではなく、インテークの部分をさらに汚してみました。このほうが、ススが付いたような雰囲気になるんでいいことにしましょう。
で、腕関係のパーツをシャドー入れました。結構、面の部分が多いんですよね。どうしてもMk-Ⅱガンダムはマッチョな体型イメージがあるんですけど、実際は曲面よりも平面のほうが目立つMSなんですよ。
そのぶん、シャドー箇所は多くなります・・・。
はい、腕を組み上げるとこんな感じです。さすがに組み込む順があるんで、設計図は離せません(笑)。
あと、ビームサーベルの柄もついでにシャドー完了です。
で、胴体に腕を組み込んでみました。どうしても脚部から比べるとシャドーが目立つようになりますね。これは、面構成上しゃーないっす。
で残すは頭部だけなんですけど・・・・・。
この作業は、しばらく休止です!
なぜかって?バンダイに発注した部品は実は、頭部の改修パーツなんです。今回は、頭部を改修したかったから、この作業を始めたんですよ。
といって、休止するようなことはしません。今回の改修はガンダムMk-Ⅱではなくスーパーガンダムですから・・・
次回からはGディフェンサーいきま~す!





































1 ■同意見です
ガンダムの説明を求められた時は、「戦争に巻き込まれた、少年達の成長を描いたヒューマンドラマ」って答えてる(o^-')b
「ロボットアニメだろ」って言う人には、「兵器が、たまたま人型をしてるだけ。
今の時代なら、ムサイや、木馬が空母で艦載機がモビルスーツだよ。」って答えてる(o^-')b
センさんのコメントは、いわば僕らの世代の代表的なガンダムへの受け止め方ですね。そこには、「機動戦士ガンダム」以前のアニメーションが、そういった描き方をしなかったことが理由としてあるわけなのです。
つまり、僕らの世代が「機動戦士ガンダム」に出会う前、少年期にどんなアニメーションなり特撮を観て育ってきたか。今の若い世代とどう違うのか。そこにジェネレーションギャップを解く鍵があるっていうことですね。
では、ガンダムに出会う前に幼少時から僕はどんなTV番組を見て育ったか。ちょっと羅列してみましょう。なお、( )内の年号は初回放映時を表しています。
◯ウルトラマンシリーズ:ウルトラQ(1966年)~ウルトラマンレオ(1974年)
◯仮面ライダーシリーズ:仮面ライダー(1971年)~仮面ライダーストロンガー(1975年)
◯マジンガーシリーズ:マジンガーZ(1972年)~UFOロボグレンダイザー(1975年)
◯ゲッターロボ(1974~76年)※Gを含む。鋼鉄ジーグ(1975年)
◯長浜監督ロマンロボットシリーズ:勇者ライディーン(1975年)、超電磁ロボ コン・バトラーV(1977年)、超電磁マシーン ボルテスV(1977年)、闘将ダイモス(1978年)、未来ロボ ダルタニアス(1979年)
※勇者ライディーンは前半部は富野監督であったが、便宜上ここに記載する。
◯サンライズ名古屋テレビ枠(現メーテレ):無敵超人ザンボット3(1977年)、無敵鋼人ダイターン3(1978年)
※この放送枠の3作目が機動戦士ガンダムであった。
◯宇宙戦艦ヤマトシリーズ:1(1974年)、2(1978年)、新たなる旅立ち(1979年)※他に劇場版
◯NHKアニメ:未来少年コナン(1978年)※宮崎駿監督作品、キャプテン・フューチャー(1978年)
我ながら、よく観てるもんですな(笑)
で、まあスパロボ黎明期のマジンガーシリーズ、ゲッターロボ等のダイナミックプロ&東映動画作品は、いわばウルトラマンや仮面ライダーと同様のフォーマットを持った勧善懲悪および1話完結型の展開です。
このフォーマットは、勇者ライディーン、コンバトラーVくらいまでは引き継がれていきますが、ボルテスVやザンボット3あたりからストーリー構成に変化が出てきます。
ボルテスVでは1年間を通じた大河的なストーリー構成を導入し、敵の美形キャラ将軍(プリンス・ハイネル)は、地球側のボルテス操縦者(郷3兄弟)と腹違いの兄弟であるという、悲劇的などんでん返し(?)が待ってました。
ザンボット3では、主人公サイドの神ファミリーが異星人の末裔という設定で、地球人から疎まれながら防衛の任を担うという都市破壊に対するアンチテーゼなども織り込んだ、当時としては斬新な作りでした。
で、忘れていけないのは、宇宙戦艦ヤマトの存在ですね!
ヤマトが導入したのは、キャラクターの人間関係を織り込んだ複雑な人間ドラマ。これが、当時の中高生層に受けたんです。
ようするに、僕らの世代は勧善懲悪を基本にした子供向けフォーマットに始まり、中学生くらいになって飽きた頃にちょうど鑑賞に耐えるアニメが登場してきたっていうことですね。
まずはヤマトがそのきっかけを作り、スパロボサイドはボルテスV~ザンボット3で人間を描くドラマ性を導入し、それが「機動戦士ガンダム」へと繋がって、ヒーローロボから兵器への脱却をはかったという流れでしょう。
なもんですから、宇宙世紀ガンダムシリーズは、あくまでもロボットはMSという兵器であって、物語の中心は人間ドラマであるという作劇がされていると僕らの世代の多くは受け止めています。
では、若い世代はどのようにしてガンダムに出会っているのか・・・。それは次回にて。