また、兄貴分を助ける中田・・・。

ファイターズVSイーグルス４回戦　ファイターズ３勝１敗　（通算14勝８敗）

　０００　００２　０００│２

　０００　０００　０００│０

（勝）ダルビッシュ　４勝１敗　　（敗）岩隈　３勝２敗

（H）中田５号（２）

先発は、パ・リーグファンであれば楽しみの、ダルビッシュ（東北高出身）VS岩隈。どちらも仙台に縁ある投手なんで、東北の地に勇気を与える試合展開を望みつつゲーム開始！

初回、両投手とも内野安打１本を許しますが、無得点に抑えます。ただ、岩隈はややボールが高めに浮きがち。ダルビッシュはまあ、いつも通り。

２回表、ファイターズは中田・ホフパワーの連打で１死１，２塁のチャンス作りますが、やはり岩隈。大野と陽を打ちとって得点許しません。

陽・・・・、２０打席以上ヒットないぞ！

で、両投手とも３回まではランナーを出しながら後続を打ち取るというしびれる展開で試合は中盤に入ります。ここまで、両チームとも３安打ずつ。

５回まで終了・・・。もう確実に投手戦。５回はどちらも三者凡退・・・、１点勝負ですな・・・。

試合が動いたのは６回、糸井、小谷野があっさり凡退。クリンナップが機能しない展開で、稲葉がレフト前ヒットで３者凡退は阻止。

そこで、中田。２球目、レフトポール外側の場外大ファール・・・・。三振前のバカ当たりか？

と思ったら、３球目はセンターオーバーの２ラン～～！

ファイターズ先制っす。ホント、ダルビッシュの時は、中田はよく打つよなあ・・・。

中田選手：6回、中越5号2ランHR.

「打ったのはまっすぐだと思います。素晴らしいピッチャー同士の投げ合いなので、1点を先に取った方が有利になりますから、何とか先に1点を取りたいなと思っていました。（直前に大ファウルがあったが）ああいうときこそ切り替えていかないといけない。大きな当たりを打てたことに満足していてはダメですから、逆に体が開かないように右方向を意識していました。」(P岩隈)

こうなると、ダルビッシュはエンジン全開！弟分の中田には、１週間前に勝ち星をつけてもらった恩があるんで、恥ずかしいことは繰り返しませんなあ。６～８回を無失点で切り抜けます。

意地の岩隈、９回もマウンドに立ちます。今日２安打の中田は内野ゴロ、猛打賞のホフパワーは中飛であっさり２死。しかし、大野は中前打、陽も久しぶりのヒットで1，２塁。

そして、１番田中賢介のとき、２ボール１ストライク後に肩（？）に違和感を覚えたのか131球で降板です。継投はルーキー美馬です。その美馬は、結局のところ賢介には四球。

２番飯山に代わる代打は二岡。期待・・・、かなわずセカンドゴロでした。そうすると、楽天打線は岩隈の好投に報いたいとこですよね。９回は上位打線だし・・・。

しかし、ダルビッシュの前に今の楽天打線は無力。２死１，３塁と粘りましたけど・・・・、

メジャー帰りの岩村が三振で終了！

終わってみれば131球６安打15三振の完封劇でした。

まあ、１球の失投が勝負を決めたような試合ですけど、Fｓ打線はちょっと重症。９安打中７安打が下位打線、クリンナップは稲葉と糸井が各１安打。

これじゃあ、どこがクリンナップかわからんよね・・・。明日には繋がらないよね、上位の奮起を願います。