中3受験生に向けて・・・英語編 | F氏の気ままな部屋(ホントにきままです)

中3受験生に向けて・・・英語編

プラモのネタが無いと、取りとめのないことばかり書いちまうんで、多分何人かはいるはずの中学生に向けた真面目なお勉強のお話でも・・・。


(1)関係代名詞とその用法


 中学で学習する関係代名詞は、who. which, thatの3つがあるわけですが、役割はというと元になった文にある名詞の意味を修飾(補足説明)する文をつなぐ接続詞と代名詞の役目を兼ね備えたものです。


例えば、


① He is a teacher.  (彼は先生です。)


② He made me a gunpla. (彼は私にガンプラを作った。)


という2文があったとします。まず、①の文の名詞と同じものを指す代名詞を②の文から見つけます。


②のHeは、①のteacherを指す代名詞であることがわかりますね?そこで、


代名詞Heを消去して、代わりに関係代名詞を加えて2つの文をつなげるって言うわけです。


関係代名詞につながった文で修飾される名詞を先行詞といいます。先行詞になるのは、ほぼ普通名詞なんですが、まれに固有名詞の時もあります。しかし、代名詞が先行詞になることはありません


で、①の文の先行詞の後に、関係代名詞+②の文(ダブる代名詞は消去)をつなげりゃいいんですね。


He is a teacher who(that) made me a gunpla. 

(彼は、私にガンプラを作った先生です。)


で、使う関係代名詞は先行詞が人ならwho、物事や動物はwhich、共通でthatの3種類です。この文の場合、先行詞が人を表していますので、whoまたはthatを使うといいわけです。


さて、消去されたHeなんですけど、これって何格の代名詞だったかわかります?he-his-himの1つ目、すなわち主格なんです。


このように、主格の代名詞が省略された場合を関係代名詞の主格用法と判断します。

 



では、次の文の場合はどうでしょうか?


①They bought a gunpla. (彼らはガンプラを買った)

②They found it in front of the shop. (彼らはその店の前でそれを見つけた)

 

この場合は、②のitが指すのは①のguuplaですので、gunplaが先行詞になります。つなげると、itが省略されて次のようになります。


They bought a gunpla which(that) they found in front of the shop.


(彼らは、その店の前で見つけたガンプラを買った。)


さて、消去されたitなんですけど、これって何格の代名詞だったかわかります?it-its-itの3つ目、すなわち目的格なんです。

このように、目的格の代名詞が省略された場合を関係代名詞の目的格用法と判断します。


なお、目的格の関係代名詞は省略することもできます。

 

They bought a gunpla they found in front of the shop.


と、書いてもいいわけです。



とまあ、なんとなく関係代名詞について書いてみました。リクエストがあれば英数理ならば何でも答えますよ!


まあ、国社は自分でやってください(笑)


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