F氏的プラモ感・モデラー感 その3
9月に中2~高校時代の古い友人に会ったときのことです。彼は、プラモ仲間として色々と作り方を考えたり、競いあった仲。2人の方向性がわかれたのは、ガンプラが登場したときですね。
僕はガンプラに傾き、彼は戦闘機・戦車モデラーとして全う(少しはガンプラも作った)しました。
で、再会したとき、2人とも今だにモデラーであることを語って大笑!しかし、談笑の中で彼からは、ちょっときつい一言。
「俺たちモデラーと、ガンプラモデラーは一緒にしないでほしいね。所詮ガンプラモデラーは、ガンプラという範疇から出られないんだから。」
で、結構カチンときたけど、耳をかたむけることにしました。
ようするに彼の言いたいことは、こういうことなんですね。
「ガンプラに代表されるキャラクターキットは、バンダイがシェア6割。つまり、塗装のいらない色プラキットばかりが市販されている。」
「そんな、成型色をいかした塗装もしなくていいようなプラモばかり作っている連中に、俺達のような戦車や戦闘機は作りたくてもまともには作れないだろう。」
う~ん。今の自分が、昔のように戦闘機を作れるかどうかと問われたら、自信はない。
それだけ、ガンプラ作りの流儀に染まりきっている。
彼は、なぐさめるようにこうも言いました。
「まあ、Fならちょっとやれば作れるだろうけど、ガンプラ=プラモって考えている連中には無理だな。」
確かに、色プラに慣れきった方々には無理なことかもしれない。特に、簡単フィニッシュに染まりきった人たちには・・・・。
じゃあ、逆に戦車・戦闘機モデラーはガンプラを作れるのかって言ったら、それは容易らしい。
確かに、10年前のHJ誌の作例では、戦車・戦闘機モデラーがつくるガンプラっていう企画があって、迷彩塗装やエアクラフト風仕上げなんかを取り入れていたよな~。
それから、いろいろ考えてみた。確かに、今の自分はガンプラにしか通用しないかもしれない。それでよしとする人もいれば、そうでない人もいるだろう。
僕はどうするか・・・。
ガンプラのZシリーズが一段落したら、一度、昔のように戦闘機をつくってみようと思う。ガンプラだけで通用するモデラーでは終わりたくはない。
その時の試行錯誤は、きっとガンプラ作りにも生きるだろうし、ガンプラモデラーとして中級でも総合的には初級と思われる僕のレベルを底上げできるだろう。
プラモ道は奥が深い・・・・。
【次回予告】
アムロ専用機シリーズの最終作は、このHi-νガンダムです。さすがに10年落ちのMGνガンダムは作れないんで、こいつを作っちゃいます。
まあ、僕的には「ベルトーチカチルドレン」がホントの逆襲のシャアだと思っているので、真のνガンダムは彼だと思うんです。
なので、その考え方に沿って作っていきたいなって思ってます。
どんな感じで仕上がるのか、僕は尊敬するゆう少尉様のようには改造はしないし、できないんで、彩色という点で見てくださいな。
では、乞うご期待!

