こんにちは。
写真家石川梵さんの初監督作品「世界でいちばん美しい村」のチャリティー上映会＋トークショーに、
今日の私は行ってました〜。
約9000人の犠牲者が出たというネパール大地震。
その震源地 ラプラック村の地震後を取材したドキュメンタリー映画です。
私としては、病院の無いラプラック村でたった１人の看護師として奮闘されている
ヤムクマリさんのストーリーが、
とても心に響きました。
大地震で、山岳ガイドの夫を亡くしてしまったヤムクマリさん。
「神も仏もあるものか」と嘆く彼女の心を、
村で信仰されているボン教の葬儀と祭りが、しだいに癒してくれたように見える……。
上映後のトークショーで関野吉晴さんが、「家族、コミュニティ、祈り」の大切さを語られていたのですが、
巨大な自然災害におそわれた人々の心を救うのは、
たしかに「家族、コミュニティ、祈り」かもしれません。
標高2700mの高地に手造りの小屋を建てて、家族が身を寄せ合って生きるラプラック村の人々に、
映画を観ているこちらが心を揺さぶられ・感動してしまうのです。
「今、自分の中に希望を見出せない」
「生きている意味がわからない」
ーーと感じられている方に、お薦めできる映画です。
2017/３/２５（土）から、東銀座「東劇」にて公開するそうです。
