昨日8/29(金)は、埼玉の実家で「外壁と屋根の塗装工事の見積もり」を行うということで、私もその場に立ち会っていました~~。
リフォーム業者さん、塗装屋さん、防水加工会社さんと入って、
塗装工事準備の打ち合わせです。
すると……、40数年前に建てられた小さなコンクリート造の家なのですが、
家造りにまつわる父と母、家族の物語が紐とかれるようで、
興味深いです~~。
実家は、コンクリート・ブロック造りの2階建なのですがこれは、
その前に住んでいた貸家で、
台風通過時に屋根が飛ばされ、穴が開いたことがあり……
それで父は家を建てるなら、強固なコンクリート製を望んだらしい。
また、父の父つまり祖父は、埼玉で開業医をしていたのですが、
この家の建築時に経済的支援は「1円も」受けなかったこと。
30歳代の父と母が、本当に独力で土地を得て、建てた家であること。
そして亡くなった父は、日曜大工が好きな人だったので、
手作りであちこち補修していたのですが、
そんなこともあり……築40数年にしては状態が良いことも、
業者さん達と話していて、わかりました。
本当に小さな家なのですが、
父と母のさまざまな想いや記憶、家族のストーリーが、
ここに籠められているのですね~~。
私自身はどちらかといえば、
どこでも暮らせる、どこでも仕事できる、
「遊牧民的(ノマド)」なライフスタイルが好みです。
「家」みたいなものはできるだけシンプルに、サッパリと、
身軽な状態を理想としています。
それももしかしたら……、
こんな両親の家へのこだわりがあったから、
息子=私のノマド指向も生まれたーー
ということかもしれません。
「家」にさまざまな記憶や感情がこめられているというのは、あたりまえに自然なことですが、
あらためて、父や母の人生のストーリーが沢山ここに在るのを、
私も気づかされたのです~~。
