ここ数年、人間ドックで毎年再検査が続いていました。

胃カメラ、胸部レントゲン検査、大腸癌検査…結果は毎回異常なしで過ごせてきたので一安心なのですが、お医者さんから「自分を攻撃する要素が強いですね~。まっ、正常の範囲内なんですけど。」(たぶんそんな言い方でした)と言われたことがありました。

「なんかこわいな~かお」と思うだけで、乳幼児の子育ての忙しさにかまけてその言葉の意味をきちんと調べることなく過ごしていましたが、この本を読んで先生のおっしゃっていたことが大体わかりました。

以前新聞で自己免疫が強いと妊娠の維持が難しいと読んだことがありましたが、子どもの出産が二人とも切迫早産で長期入院になったことにも関係あるのかも…。

イラストを多用し、ユーモア満載の演劇仕立てでストーリーが展開するのでとても読みやすいです。

ほのぼのとした文章で綴られるこの本の最後に、筆者の人となりを感じる素敵な言葉の引用がありましたので、ご紹介します。

「命の力には、外的偶然をやがて内的必然と観ずる能力が備わっているものだ」小林秀雄『モオツァルト』、1946年

硬めの免疫学の本にトライする前に読むと、理解が早くなると思います。おすすめです。

この本には関係ありませんが…今年は久しぶりにすべての項目が「異常なし」でしたニコニコ
(「子宮頸がん検査」は明日受けるので結果はこれからですが…)

睡眠時間をできるだけ確保して、今年はブレイクしたいです音譜


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