「渡辺篤史の建もの探訪」みたいだなと思いましたが、こちらは特に水木せんせのルーツを探る旅を、せんせ自ら描いた作品。
本名の武良茂の「武良」姓は、隠岐にある武良郷から出てきて境港で「武良」と名乗り、戦国期には、尼子から毛利に宗旨替えした武将というより、境港の豪商的な方を先祖にして、地元の民のために争いを終わらせるために寝返ったりしたようです。
それと結構な回数、京極夏彦先生も登場したり、はたまた娘(せんせの次女)えっちゃんが結構出てきます。
私の好きな「アリャマタコリャマタ」こと荒俣宏先生は出てこないので、こちらは別途購入しないとですね!
しかし、若い時は鬼太郎や悪魔くんのアニメくらいしか観ていないような私でも、いつの間にか虜になるくらいオモチロイ作品ばかりで、水木せんせは本当にすごい人なんだと思いました。
こちらも興味がありましたら、ぜひ!