連日猛暑が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回のテーマは"ククサの漆塗り"をアップ予定でしたが、現在も塗装が継続中(苦戦中
)の為、急遽親戚より依頼がありました、シロアリ被害の補修についてお話したいと思います。
シロアリは前職でもお世話になっておりますので、そろそろ無賃飲食をやめていただきましょう。
【シロアリ生態】
話が長くならないようにまとめます。(詳しくは皆様調べてみてくださいね
)
①ヤマトシロアリ
・水分を運ぶ能力が低く、湿った木材を好んで食べる。
・コロニーの規模はイエシロアリより小さく、加害速度は比較的遅い。
②イエシロアリ
・水分を運ぶ能力が高く、乾燥した木材も加害できる。
・コロニーの規模は大きく、加害速度が速く被害が大きくなる。
どちらも土壌性のシロアリ(土の中に巣を作る)
【弱点】
・乾燥・日光・寒さ
今回の親戚の被害がこちら。
見た感じ表面は奇麗に見えますが、指で押さえると中スカスカ穴あきます![]()
下の柱は角材の原型が・・・ボロボロ。
扉が外れる為、下部に詰め物しております。
米を貯蔵している蔵を狙って襲撃するとは![]()
この時点で一度シロアリ業者さんが駆除・薬剤散布しております。
扉の枠を修繕できない為、一度私に話がきました。
上部の木材と右側は被害を受けておりませんので、今回は左側、下側の木材交換にします。
材料はこちら、
こちらが加工後の部材になります。
ホームセンターで5500円ほどでした。
左は杉板厚み25mmを張り合わせして厚み50mmにしております。(角は面取り加工)
右の角材は檜の75×75を使用。(角は面取り加工)
それでは車で運んで、蔵の扉修繕していきます。
まず左側外します。
シロアリが食べたところが、筋みたいになっております。
昔の蔵なので土壁です。
木材の所についている土みたいな物は、蟻道だと思います。
次は下側外します。
下部の柱は、左側はボロボロで右側は少し木材として機能しておりました。
それでは新しい木材に交換します。
扉の受け側はドリルとノミで加工します。
完成しました。
後日シロアリ業者さんが再度薬剤の注入にきてくださいます。
その後入口の隙間は、モルタルで補修いたします。
今回の件で皆様にお伝えしたいことは、異変に気付く事です。
今回の件でも兆候はあったみたいです。
・1年前ぐらいから扉を開けるときに木の屑が落ちてくる。
・扉が閉まりにくくなった。
・羽アリの大量発生。(今回はこの時点でシロアリ業者に依頼したとのこと)
他に言われている症状に
・床がきしむ
・床下やコンクリートに蟻道がある。(シロアリの通り道)
・柱や壁木材をたたくと空洞音がなる。
前職で勉強になったのは、クロアリはシロアリを食べるみたいです。
ご存じの方もいらっしゃることと思いますが、
シロアリはゴキブリの仲間。
アリは蜂の仲間。
以前、なんで朽ちた柱にシロアリではなくてクロアリがいてるのかと思っておりました。
そこで柱を指でほじったところ(表面は問題なくても中身スカスカ)、シロアリが「うわっ」って思うぐらい出てきました![]()
よーく観察すると、クロアリがシロアリを誘拐しております。
いそいで調べたところ、クロアリはシロアリを食べるとのことでした。
そうなれば、クロアリいるところにシロアリありってこと??
一概にそうとも言えないみたいです。
クロアリが好む場所がシロアリの好む場所に共通する部分が多い。
こうやって考えると、何事にも理由が存在するのでしょうね。
面白いですね![]()
脱線しましたが、いつもと違う異変に気が付き、早めに対応することで出費や被害が軽減することも事実です。
人間なら自己修復能力がありますが、物や機械は勝手に良くなる事はありません。
私も苦手な部分や興味が無い事には、無頓着なところがありましたので、皆様のブログで違う方面の事も勉強させていただいております。
次回こそは"ククサの漆塗り"報告できればと思います。
本日もありがとうございました。
【補足】
日本のアリは300種類ぐらいいてるみたいです。
黒いアリがすべてクロアリではございませんので、よろしくお願いいたします![]()










