☆ 聡の音楽生活迷走中 ☆
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ツリアメ × 片野 聡 「あれから10年後『福島の桜を世界に』」

 


ツリアメというYoutubeチャンネルがあります。

福島の釣りチーム「REiNS」さんが運営しているチャンネルで、釣り動画にもYoutuberにも興味のない私が唯一ずっと見てきたチャンネルでもあります。

 

■ツリアメ -釣りの日はいつも雨-

 

先日、ひょんなきっかけでREiNS代表のマチャさんとのご縁が出来ました。

連絡を頂いた時には本当にびっくりしました。

マチャさんが私の演奏に何かを感じ、気に入ってくれたとのこと。

 

ツリアメを見ていて、この人たちみたいに釣りが出来たら本当に楽しいだろうなとずっと思っていました。

それでも、釣りと和楽器なんて接点は無いし、私も釣りは大好きだけども決して上手くはないし、完全に趣味でしかないので、釣りのチャンネルをされているような方と繋がるなんて想像だにしていませんでした。

 

何度か連絡を取り合ううちに、マチャさんから今回の企画の打診を頂きました。

 

東日本大震災から今年で10年。

原発の被害も受けた被災地である福島の桜の映像を作りたい。

その映像で私の吹く「さくら」を使いたい。とのことでした。

 

震災には、私も本当に強い思いがあります。

2011年3月11日は、間違いなく一生忘れられない日です。

 

宮城に大事な音楽仲間の友人がおり、彼らから聞いた壮絶な実体験。

あまり知られていないけども、私の地元、千葉県香取市も、実は大きな被害を受けています。

ボロボロになった地元の姿を目の当たりにした時には、涙を堪えられなかったことを今でも覚えています。そして、実家からほんの数10メートル先にある体育館に出来た避難所の冷たくて重い雰囲気。そこに避難していた小学生の姉妹。忘れることが出来ません。

そして何より、震災の2ヶ月後に実際に宮城・岩手を訪れたことは本当に大きかったです。

本当にロクな仕事は出来なかったけども、あの状況を見て、現地の方のお話しをうかがって、心が揺れない人間は居ないのではないでしょうか。

 

ただ、震災に対して音楽で何かをする、というのは違うよな。という思いも持っています。

音楽で復興支援。音楽で応援。こんな時だからこそ歌うんだ。まわりのミュージシャンが発するそのようなことをたくさん見つつも、違和感はずっと覚えていました。

あの極限状態で、音楽なんか何の役にも立ちません。そんなの、当時の現地の様子を見れば一目瞭然です。

私は音楽の力をめちゃめちゃ信じている一方、極限の状況下においては音楽の力なんぞ信じていません。

 

震災からある程度の月日が流れ、少しずつ東北もようやく動き始めた頃、宮城の友人から言われた一言も衝撃でした。

復興支援の名目で、東北のライブハウスにライブしにくるバンドがいっぱいいる。でも、そういうバンドのライブでスケジュールが埋まって、自分達がライブ出来ない。でも、復興支援という名目で来てくれてるからにはこちらは何も言えない。

それって本末転倒じゃないか?って物凄くショックでした。

 

そして、私なりのひとつの答えは、本当の復興は、東北のミュージシャンが自分のホームタウンで普通にライブ出来るようになったら、それが本物ということです。現地の方が望むままのことが出来るようになれば、それが本当の復興。そこに外部の余計な思いは要りません。

 

そんな思いがありつつも、今回の「あれから10年後『福島の桜を世界に』」という映像。

この企画をお引き受けしたのは、マチャさんが他ならぬ東北の方、福島の方だったからこそです。

これが東北と全く縁のない方からの依頼だったら、100%断っていたでしょう。

 

映像の中でマチャさんがおっしゃってます。

この桜は福島の方が守り抜いた景色だと。

 

マチャさんも福島の方。

福島の方が私の笛に何かを感じてくださって、それを福島のための映像で使いたいと言ってくれている。

これは本当に光栄で誇りに思っても良いことではないでしょうか。

だからこそ、有難くお受けさせて頂きました。
しかもそれが、ずっと画面越しで見ていた方というのは、本当に文字通り「有難い」ことです。

 

私如きの音楽にどこまでの力があるかはわかりません。

足りない分は、ピアノの久保裕子さんにもお手伝い頂いて補ってもらいました。

マチャさんの想いに、私の思いをほんの少しだけ、それでも全力で重ねさせて頂きました。

 

是非たくさんの方にご覧頂ければと思います。

 

 

花咲き誇る福島に、いつか絶対遊びに行きます。

自祝フェス2020

 
9/20(日)埼玉県富士見市にて開催される「自祝フェス2020」への出演が決定しました。
7ヶ月ぶりのステージです。
 
コロナのことについては敢えて私はSNS等でも触れずにいましたが、公私共にハンパジャナイくらい負の影響があったことは事実です。
 
自己責任、という言葉に随分と傷付けられもしました。
音楽家の無力さをここまで痛感したのは、震災の時以来です。
事が事だけに、今はひたすら耐えよう。動けるようになった時にきちんと動けるよう、その準備だけはきちんとしておこうという思いは常々持っていました。
 
最後の演奏は2月の大阪でした。
3月にやるはずだった、柳川での最後の演奏は中止。未だに悔しいです。
あれから7ヶ月。でん舎かいでんさんがお声掛けしてくださり、ようやく決まった演奏です。
感無量です。
 
個人的に、中央アジアツアー、東南アジアツアーとご一緒させて頂いた、津軽三味線の山中信人さんとまたご一緒させて頂けることが本当に嬉しい。
 
昨日、チケットの先行販売がクラウドファンディングにて開始されました。
 
 
主催者かいでんさんもおっしゃってたけども、私もクラファンは選挙の時だけ出てくる政治家のようで(笑)決して好きではない。
ただ、これだから出来る方法があるというものまた事実だと今回改めて知った。
本当に選挙の時の政治家みたいだけども(笑)、どうかご覧になってご支援頂けたら幸いです。
こちら限定チケットもございます。枚数も限定となっているのでお早めに!!
 
この先コロナがどういう方向に向かって行くか、それは誰も予測出来ない。
イベントが中止、私の出演がキャンセルになる可能性もゼロではない。
当然予防にも最善を尽くす。
このイベントが無事に盛況で終わるように、どうか応援して頂けたら嬉しいです。

オンライン全日本横笛コンクール2020「準優勝」でした。

もう一週間前になりますが、先日、今年の「全日本横笛コンクール」がコロナの影響によりオンラインで開催となりました。
 
結果は準優勝。
応援してくださった方、力及ばず申し訳ありませんでした。
昨年から順位をひとつ落としてしまい、嬉しさよりも悔しい気持ちの方が強いです。
今回はそのコンクールを振り返ってみます。長文です。
 
オンライン開催ということになり、非常に悩んだ末に出場を決めたものの、気持ちを高めていくことが今までで一番難しかったのが今回のコンクールでした。
 
配信にzoomを使うことに加え、リバーブやマイク等の音響機材にも制限は無いということで、まずはきちんとした形で配信を行うこと、配信して綺麗な音を作ることが第一課題となりました。
 
当初はオケを使って自作曲「紅囃子」を吹こうかと思っていたのですが、あまりの自身の出来の悪さと、配信でオケを使うことへの様々なハードルがあり断念しました。
OBSを覚えるべきか悩みましたが、そこに気も時間も取られてしまうくらいなら笛のみの独奏でやってみるか、と色々と考えた末に、いつかコンクールでやってみたいと思っていた「荒城の月」を吹いてみるか、とアレンジを始めたのが本番の半月ほど前。例年に無い程に遅いスタートとなってしまいました。募る不安。
 
今回のアレンジのポイントは緩急。
3周全ての表現を変え、1周目はここ数年大きな課題にしている呼吸のみでの表現とデクレッシェンドからのピアニッシモ。これは緊張のあまり本番では殆ど綺麗に出来ませんでした。
2周目は私自身が一番素直に吹ける、お囃子ベースの吹き方。ここまでは割と淡々と。
3周目はメロディにフルートっぽいニュアンスを入れ、8分音符の羅列が続く中に3連を混ぜたり、速いフレーズに加えてフラッターなんかも入れてみたりと、完全に「コンクール仕様」にしてみました。
ちなみに予選で吹かなかったイントロを本選で入れたことにも理由があります(その際にYoutubeのチャット欄がザワついたのはしてやったりでした)。
 
そして今回、アレンジと同様以上に気を遣ったのは音の拾い方。
私が今回使った機材は、普段のレコーディングに使うものにライブ用のリバーブを加えたもの。
音の流れは下記の通り
 
マイク → リバーブ → オーディオインターフェイス → PC
 
オーディオインターフェイスに入った音がそのままzoomで配信されるようなセッティングになっています。
極力シンプルにしたものの、微妙な立ち位置や使う笛でも音量がかなり変わってしまうため、セッティングはトライ&エラーの繰り返しで、それこそ本選の朝も色々と試していました。
恐らく、立ち位置をバミってまで決めていたのも、課題曲と自由曲でマイクの入力レベルを変えていたのも、全出演者で私だけではないでしょうか。
今回の配信はzoom→OBS→Youtubeと経由しており、zoomだけで聞く音とOBSを経由してYoutubeで聞く音はまた変わっており、配信で良い音を届けるということがこんなにも難しいとは思ってもいませんでした。
 
私は以前のコンクールの際、ある審査員の先生がおっしゃっていた「ここはコンサートではなく『コンクール』なんだから、そういう演奏をするべき」という講評が強く印象に残っています。
昔、初めてコンクールに出た時、普段の演奏とは別物というのはすぐにわかったし、その先生がおっしゃることが本当によくわかったからこそ、そこは今回も貫いたつもりでいますし、誰よりも「コンクール」であり「競う場」であることを大事にして全てを作ったつもりでいます。
 
結果が出なかったことは未だに悔しいです。それはもう大人げないくらいに(笑)
あの緊張感の中、なんとか自分なりに満足は出来る演奏が出来たと思ったからこそ余計に。
それでも自分の思いを最初から最後まで貫いて、正々堂々とやったことだけは誇ろうと思っています。
 
一番警戒していた一心くん、やはり強かった。心からおめでとう!!
3位の力也くん。個人的にここ最近一番の「推し」の奏者でした。そんな彼が結果を残したことは本当に嬉しかったし、今後がとても楽しみです。
同年代の井上さんの4位入賞も凄く嬉しいことでした。良い音してたもんなぁ。
 
ちなみに今回使った笛は
 
課題曲:秀勝ねぷた笛(写真上)
自由曲:秀勝5本調子(写真下)
いつも通り変わりなく秀勝さんの2管。
 
来年コンクールに参加するかは今はまだわかりません。
競うことって本当に大変だから。
 
最後に、応援してくださった方、運営の皆様、戦ってくれた皆様、本当にありがとうございました。
 
なお、コンクールの模様はYoutubeで見られます↓↓
 
◇予選
◇本選
◇結果発表

今日・明日オンライン全日本横笛コンクール開催

おウチで燈明

昨夜の「燈明の夜」のライブ配信がご覧頂けます。

おウチで燈明 ライブ配信

2月23日の大阪以来、約4ヶ月ぶりの演奏だったようです。
こんなにも演奏しないでいたことは当然初めてでした。

詳しくは書きませんが、今回のコロナ禍は演奏だけでなく、色んなことが犠牲になりました。
最後の「ひまわり」では2月以降のそんな色んな出来事が一気に頭を駆け巡った瞬間、もうダメでした。私、燈明では泣いてばかりですね。始まる前は全然平気だったのに。

冬の燈明はみんなで笑って開催出来るよう、コロナが1日も早く収束するよう願ってやみません。

まだまだ辛抱の時期は続くと思います。
私もやれることをやれる範囲でやっていこうと思っています。

久留米絣のモデルをしてきました。

笑うがいい‼︎
先週の出来事。この歳、この身長にして、人生初の「モデル」というものをやってきました。

普段から久留米絣を着ているのですが、それを見てのご依頼。絣のハーフパンツのPR用だそうな。

どこでどう使われるかは掲載後に改めて。

最近作った演奏動画♪

コロナの影響を我々ミュージシャンはモロに受けています。

ただ、私個人としてはそんなに悲観しているわけではないのもまた事実。

その時々で出来ることをやっていけばいいな、と思っています。

 

4月に引っ越しをして以来、家のネット環境が格段に良くなったこともあり、ネット上で制限なくやれることが増えたことも大きかったです。

演奏動画は過去にもたくさんアップしてきましたが、ここ最近はこんな状況でもありまとめて幾つか作ることが出来たのでこちらで改めてご紹介したいと思います。

 


基本的に私は全てのパートをひとりで演奏して音源を制作しています。
今までそれを動画という形には出来なかったのですが、ようやくビデオコラージュを作れる環境にもなったので作ってみたのがこのあいみょん。

最近の音楽のトレンドは「ヒゲダン」「キングヌー」「あいみょん」だと聞き、その中で唯一良いなと思ったのがあいみょんの「マリーゴールド」でした。

 

笛:秀勝さん×Riecoさん7本調子

 

関西で活動している比江嶋さとるさんがご自身のSNSでやっている企画「ハモってみた」に便乗させて頂きました。

曲はスピッツの「空も飛べるはず」。ずっと吹きたかった曲です。

笛は秀勝さんの煤竹8本調子。

 

 


続いて若林邦彦さんと「紅囃子」。

Twitter上でこの曲を吹いてくれた方がいらっしゃったことがきっかけです。

そもそもこの曲は若林さんがコンクールで吹くために私に作曲依頼をして出来た曲ですが、諸般の事情でレコーディングが出来ずにいました。4月に改めて録る予定が、それもコロナでだめになってしまいました。

本人が公式に音源も出していない状況ながら、この曲を吹いてくださる方がいらっしゃることが私には本当に嬉しかったし、驚きでもありました。

そんなわけで突貫的ではありますが、急遽本人達で制作してみた動画です。

コロナが落ち着き次第、この曲はきちんとした形でレコーディングして世に出そうと思っています。

 

 


ゆうなさん×津久井さんが演奏してくれた「紅囃子」

 

 


ひとりでアコースティックにもしてみました(笑)

 


アコースティックと言えばこんなのも。

私の1stアルバムから「Matador」を。

CDのギターも私が弾いていますが、ガット弦とスチール弦ではだいぶ雰囲気が変わりますね。

ほんとはガットで録りたいのですが、今、ガットギター持ってないのです。

これは笛よりもギターを見て欲しい!!(笑)

 

 


続いて先日も記事にしたGLAY。

GLAYは今でも私の憧れです。

なかなかビートロックというジャンルと笛は相性が良いとは言えないのですが、自分への挑戦も兼ねてやってみました。

 

 

最後に、こちら。

これも先日記事にしましたが、全日本横笛コンクールの優勝者3人でリモート演奏してみました。

 

これでしばらくこういった動画制作を一旦お休みしようと思っています。

また次に何をやるべきか。

私なりに考えて、楽しい音楽活動をしていければと思っています。

燈明の夜2020夏はライブ配信になりました

今夏の「燈明の夜」はFacebookにてライブ配信となりました。Instagramでも同時配信するとの話もあるので、アカウントをお持ちの方は是非。

片野は20:40より演奏です。

 

◇燈明の夜 柳川Facebookページ

演奏の生配信は過去に何度もやっているけども、所謂無観客での演奏配信は初めて。

さぁ、何をやろうか。

金の笛

 

全日本横笛コンクールの歴代優勝者でリモート演奏してみました。

 

きっかけはコンクールの優勝賞品として私が頂いた「金の笛」に施されていた曲げわっぱが剥がれてしまい、修理に出していたのですが、その笛が戻ってきたことでした。

全日本横笛コンクールの優勝賞品のこの笛。
第2回と第4回の2管持っているのは世界で私だけというのは本当に誇りです。

上:第4回

下:第2回

 

1管目は東京の若林邦彦さん、3管目は青森の山本一心くんが持っています。

持ち主が日本の端っこから端っこにまで広範囲に広がっているので(笑)、現存する4管が一同に揃うことはなかなかありません。去年のコンクールが今のところ最初で最後の機会でした。

3管目の一心くんの笛は桜の蒔絵が施されていたり、先日修理して頂いた4管目には曲げわっぱが施されています。どれも素敵で粋な仕上がり。

ねぷた笛なので、普段吹く機会は決して多いわけではないのですが、せっかくきれいになって戻ってきたなら、何かに使いたいなと思い、ふと思いついたのが冒頭の動画でした。

 

快く協力してくれた若林さんと一心くんには感謝です。

GLAY「彼女の"Modern"」のギターソロを吹いてみた。

 

速吹きやテクニカル系な奏法にはあまり興味がないし、そういう奏者になるつもりもないのですが、果たしてどこまでやれるかな?という挑戦と、ずっと吹いてみたかったということもあり、GLAYの「彼女の"Modern"」のギターソロを吹いてみました。

 

GLAYは今でも私の憧れです。

 

ちなみに、ガチでやってみようと思ったので、テンポは原曲+10と速めになっております(笑)

冒頭で弾いている青いギターはHISASHIさんの愛機としても知られているトーカイ・タルボ。今回初めてこういう場で使ってみました。
バッキングにはTAKUROさんっぽくレスポールと、ギターもGLAYに合わせてチョイスというこだわり(笑)

ピッチが甘めなのは自作の笛ということでご容赦ください。

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