2018退団選手 ③石川俊輝 | Una VOZ

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Shonan Bellmare FC supporter N.Takahashi's blog.

2014年より大卒で湘南に加入した石川俊輝。ポジションはボランチ、足元が上手い訳ではなく、技術というよりは献身的に動き回って主に守備でチームに貢献する選手。2014年と2015年は永木亮太、菊地俊介のダブルボランチが盤石だったこともあり、2人のうちのどちらかが欠場した時に出場をすることが多かった。2016年になると永木亮太が移籍をしたこともあり、ボランチのポジションを獲得。2016年の降格、2017年のJ2優勝、2018年のJ1残留とルヴァンカップ優勝、3年間に渡ってチームの主力選手として活躍をした。2016年はチームを降格させてしまったチームの中心選手ということもあり、正直J1でプレーをするには力不足な部分も多かったが、年を追うごとに成長を重ねて、2018年のチームにおいてはなくてはならない存在の1人であった。それだけに石川俊輝の退団はこのオフ1番の衝撃。とても残念に思ったが、石川俊輝の決断もわからなくはない。J1の湘南に残って日本代表を目指す、というような選手には正直見えないし。青年時代を過ごした古巣のJ2大宮に戻ってクラブに恩返しをする、というのも理解できる。それに、湘南より大宮の方がサラリー良さそうだし。石川俊輝は2018年大きく成長した選手の1人だと思う。発言や言動を見ていても好感が持てた。私はあまり個人押しはしないが、好きな選手の1人だった。5年間ありがとう。敵としてまた湘南に帰ってきて下さい。