最近のTwitter事情ですが、新規アカウントを作ったそばから凍結しまったり、SMS認証したにも関わらずもう一度再認証を求められたりとセキュリティ面が強化され年々使い勝手が悪くなっています。アルゴリズムも頻繁に変更されていてBOT関係なんかも扱い方に工夫を要されるのが今置かれているTwitter界隈の状況ですが、WEBマーケティングの一環で複数のアカウントを利用している人にとっては何とも悩ましいところですね。

 

今回はそうした方のために、クライアント側で出来るTwitterの凍結対策について説明していきます。

※ただし、ここに書いてある内容を行ったからと言って100%安全という訳ではありません。

まずは凍結する理由から知っておいてください。

 

Twitterアカウントが凍結してしまう理由

Twitterアカウントの主な凍結理由は以下の内容がその殆どを占めています。

  1. アカウントの大量作成
  2. 6ヶ月以上活動の無いアカウント
  3. 短時間の間に大量のフォローをする行為
  4. 短時間の間に大量のアンフォローをする行為
  5. 多くのユーザーからブロック、スパム報告された場合
  6. ツイート内容がリンクばかりで、個人的なつぶやきではない場合
  7. つぶやきと直接関係がないハッシュタグ#の利用
  8. アカウント名を売買目的で取得する場合
  9. ダイレクトメッセージの過剰送信
  10. フォローの数に反して、フォロワーの数が著しく少ない場合
  11. 詐欺や犯罪に関わるようなこと
  12. 同じ内容のReply(@返信)をたくさん行った場合
  13. 背景やアイコンがポルノ画像
  14. 出所をはっきりさせずに、他のユーザーのコンテンツを再投稿した場合
  15. 複数アカウントでの多重投稿
  16. 誹謗中傷・個人情報漏洩させる行為
  17. 自作自演の大量RT(2014/9/13追加)
  18. なりすましアカウント
  19. NEW:脅迫を含む内容の投稿
  20. NEW:原因不明な凍結も中にはある

これらの凍結理由は主にアカウント運用時に適応されてしまうないようです。

 

最大の注意点は自爆系凍結

年々スパムに対して厳しくなってきているので、過度の仕様は凍結の原因になるのは当然ですが、その他にもアカウントの取り扱い状況によっても凍結しやすくなったりもします。

特に注意が必要な方は、複数のアカウントを常用している方です。こうした方はログインした瞬間や使っている途中で特に過度の使用をしていなくても突然凍結したりもします。こうした自爆系の凍結が恐らく一番多いのではないでしょうか。

自爆系の凍結はちょっと気を付けると避けることが出来る場合も多いです。

 

IPアドレスに注意する

TwitterはIPアドレスから接続先の情報を見ているのでご自身のIPアドレスはTwitter側にはバレています。普通の使い方をしていれば複垢の所持は問題ない場合が多いですが、ビジネスやWEBマーケティング

にBOTを利用していたりすると凍結する可能性が一気に上がります。そこでIPアドレスを分散させる必要が出てきます。

解りやすく言うと自分のIPアドレスを偽装して相手にバレないようにすることで複数のアカウントの所有者は全員バラバラであるとTwitterに認識させることです。

IPアドレスの偽装には【VPNツール】や【プロキシサーバーの経由】を並行して行うと良いです。

 

フリーソフトの中で一番使える国内のVPNツール「VPN Gate Client」

 

ブラウザ・アプリの履歴やキャッシュを消す

パソコンでもスマートフォンでも使っていると履歴やキャッシュがドンドン溜まっていきます。キャッシュを保存しておくと次回接続した際に表示を早くしてくれたりするので便利と言えば便利なのですがSNSアカウントの複数使用時にはこの保存された履歴があることで、アカウント同士の関連性が紐づいてしまい、同一に接続環境であるということがTwitterにばれてしまう可能性があります。

WEBサイトを運営していてアクセス解析を行っている方は理解もあると思いますが、アクセス解析はIPアドレスを調べることはもちろん、相手の接続先のある程度の場所、OSの種類、ブラウザの種類や解像度など色々な事を解析できます。

少しでもアカウント同士が紐づく要素を排除するという意味でも、ログインする際などは事前にブラウザのキャッシュを削除したりして対策をしておくと凍結する可能性を下げることが出来ます。

 

ブラウザのキャッシュをクリアする方法