疲労が蓄積すると、休みたいという欲望に駆られる。旅とはいえ、楽しさもさることながら、疲れがよくたまるようになった。
2~3日投稿しないとアクセスもがたがただ。特定の固定客を持つブログは、長期アクセスを可能とする姿が理想だが、何せ固定客を持たない「愚拙」のブログでは、長期的アクセスの維持を続けることは、なかなか難しい。さてさて、原稿を始めよう。
以前に、派遣の派遣登録を考えると題し、投稿をしたが、何故そのような投稿をしたか論じ、自分ながらの結論を述べておこう。勿論、金儲けの話として、登録したのではないと言うことを述べておく。話は2年前に遡る。
時折、京都市の龍谷大学大宮図書館に行き、学問上の調査などにいく。論文の原稿をそこで書くこともある。大学は学問するものに取って、宝の山である。思いもしない言葉に多く出会える、自己に取り、オアシスであり。心のよりどころを提供してくれる空間・場所でもある。
ある日、図書館での史料捜しを終え、隣の本願寺の御影堂、阿弥陀堂へ参詣をした時のことである。ある独りの女性が、御影堂で小声ながら、聖典を持ちお経を称えていた。見れば、その人の伴侶であろう人の写真を、親鸞聖人の御像に向け、涙ながらに念仏を称えられていた。まだ、その方のご主人が亡くなられて、日も浅いようだった。その本人のご主人が本山参詣が出来なかったかため、遺言を果たすため、参詣されたかは定かではないのだが。
小生の勝手な推測ではあろうが、孤独な涙すすりの念仏には、声がでなかった。おそらく、葬儀を世間一般に言うように満足に出来なかったのではなかろうか。夫婦揃っての参詣が、このような形になったのを承知で参られたかはわからない。その方にお声はかけなかったが、妙に印象に残った。
都会では亡くなれば、病院から火葬所へ直行し、荼毘に伏す直葬もあるらしい、おまけに骨の引き取りすら行わない遺族もあるという。家族だけで送る家族葬なるものも、近年、誕生している。僧侶、神官、牧師なども招聘せず、式も行わず、はいそれまでということもざらにあるらしい。通夜もなく、葬儀式もなく、この世を旅立つ人も出てきている昨今である。
このようなことを見るに付け、聞くに付け、思ったことがあった。何か自分にしてあげられることないかと考えた。金のことは問題でない。お経を読み、一時でも、こうした人にも安らぎの時間を与えてあげられないかと。お経を読み、その人が、遺族が納得してもらえれば、何らかの一助になれないかと考えた。
幸い、門徒戸数も少なく、御門徒様以外でも、案外と手助け出来るのではないか。寺の僧侶として、教えを広めるのも大事だが、まず苦しんでいる人に安らぎを与えるのが先である。少しでも、そうしたことがあれば、お経の読むことで、社会に貢献が出来るのではと思い、実行に移すことにした。
門徒様以外でもお経を上げる手伝いは何かと考えると、インターネットで頻繁に出ている「僧侶派遣会社」の登録を思い立った。いくつかのサイトに登録してみた、だが結論は、「開店休業」状態が待っているのみであった。
考えてみれば、葬儀を仏式で営む遺族はあったとしても、すべて葬儀会社近郷のお寺のお坊さんを招けば、ことたれる世の中なのだ。ましてや、滋賀の一地方の寺院の僧侶など、招く必要もないのである。招かれざる客僧は。こちらの方だったである。
それ以来、もう登録会社から依頼の来るのはないと、ぷっつり、あきらめることにした。地方では、それぞれが、何処の願い寺があり、近場のホールなども、依頼されることはない。それならば、自分にあった道を探す以外に無いと言うことになった。
そうした複雑な思いから、自分ながらに出来る、「お話会の講師」や「門徒様以外の法要」を受け入れてあげる「サイト」を自分で立ち上げる以外に無いのではないか。開店休業状態それもよし、自分に依頼のあるときだけ、動けばいいと言うのが結論になった。今しばらくは、自分の考えで動いていこう、それも良し、開店休業ありがたいの境地である。
結論というものは出ないだろう、自分に出来ることから始めよう、そう思うこのごろである。まだまだ、味わいのある世界までたどり着けない自分だからこそ、勉強しろと、仏様がそういう信号を、私に出されているのかも知れない。
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