海旅Camp2016参加者の声~サカイユージさんより | 海旅Campのブログ

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放射能に不安を感じながら暮らしている子供たちやお母さんに心身をリフレッシュしてもらう岐阜への保養ツアー企画のブログです♪


海旅Camp2016
海旅パパの ユージ です。

「あー、たのしかったー!」うちの末っ子が帰りのバスで言った言葉です。

この言葉に『海旅Camp』の思いが詰まっています。
原発事故の影響で身体的にも精神的にもストレスを抱えている人たちを、放射線に関する不安から離れて心身の疲れをいやしてあげることが目的の『海旅Camp』。

文字面だけで見ると、険しい顔をしたスタッフが必至に頑張っているような、そんな雰囲気を感じるかもしれません。
日本人って好きですもんね。「努力」とか「我慢」とか「苦労」とか。
でも、参加してみると、そのイメージは覆されます。

頑張っていないということではないですよ。スタッフのみなさん真剣に頑張ってます。
この日のために1年かけてレシピを考えたり、安全な食材を集めたり、運営資金を集めたり。
スタッフのひとりひとりが、このキャンプをつくり上げるために努力してます。

でも、みんな、その“努力”も含めて楽しんでいるのが伝わってきます。
だから参加している僕たちも楽しい。
子供も大人も運営スタッフも、みんなが楽しんでみんなが嬉しい。
みんなが協力し合ってみんなで生活をする、それが『海旅Camp』です。

信じられない体力と行動力で、何事にも全力で楽しむ、ダッシュ。
疲れていても、参加者の顔を見ると自然とエネルギーが沸いてきてしまう、タカさん。
そんな2人の主催者と、何だかちょっと変なボランティアスタッフの方々。
みんなの笑顔や想いが、参加者みんなが幸せになる5日間を作り出してくれました。

震災から5年が経ち、私が住む東京でも「放射線がどうたらこうたら」という話はほぼ聞こえなくなりました。

毎日のようにテレビで取り上げられていた原発のことも、今ではまったく報道されなくなり、どうやら国は、あの事故を無かったものにしようとしているようです。
福島でも、「危険だ」という言葉を言わないほうがいい、
「福島産のものの安心だし、汚染弱まってきているからずっとここに住みましょう」という声が大きくなってきていると聞きます。

そんな中で、言いたくても言えない、そんなストレスを抱えている人がまだまだたくさんいます。
本当に辛いと思います。
キャンプから帰って、いつもの毎日に戻っても、ここで出会った仲間のことを思い出せば、きっと勇気が沸いてくる。

そして、このような保養キャンプが開かれることが世の中からあの事故のことを風化させないことにつながっています。そのためにも、参加した僕たちが、この『海旅Camp』という活動や想いをもっと広めていくことが大事なのだと思います。

また来年もよろしくお願いします!!
あー、たのしかった。

サカイユージ