カラムシの糸② | 釣り工房 海幸彦

釣り工房 海幸彦

自作釣り具を使った釣りの紹介です

(前回の記事からの続き)

さて、今回はカラムシから糸をつくる様子を紹介します。

これがカラムシです。



夏の時期には、全国どこにでも、いくらでも生い茂っています。

まずは、この草を根元付近から刈り取り、



次に、葉を落とし、茎だけにします。




そして、この茎から皮を剥ぎ取っていきます。




きれいに皮が剥げました。




続いて、この皮を包丁等でこそいでいきます。




すると表皮がとれ、繊維が残ります。
この時点で大分“糸”らしくなりました。




これをさらに細かくほぐしてしていくと、、

“糸”と呼んで差し支えないほどの細さになります。




こうして取れた“糸”を一本一本つないで、糸巻きに巻き取ると、、



上の写真のように、見た感じは立派な”糸”ができました。


さて、果たしてこの糸で魚が釣れるのでしょうか?


・・・つづく


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