令和六年(甲辰) 皇紀二六八四年 西暦2024年

2月(丙寅) 24日(戊午 つちのえ・うま)

和暦 睦月十五日(満月) 第5533回

《雨水 次候・霞始(かすみはじめて)たなびく》

 

(我が家の裏庭にあるミモザの木に今年初めての黄色い小さな花が咲いた!近所のミモザが早くも咲き始めているので、そろそろ一つくらい咲いてないかなあ?と想いながら今朝上を眺めていると、目の前に見つけた!)

 

【人間はなぜ子を産み、育てるのか】(田代昌明・医療法人歓生会豊岡中央病院会長「生き方の教科書」)

 

 人間はなぜ子を産み、育てるのか。考えてごらんなさい。たくさんの先祖がいて、生命が脈々と受け継がれてきて。自分はここに居るわけです。先祖の誰か一人欠けても自分はいなかった。この事実が人間はなぜ子を産み、育てるのかの答えです。

 

 私たちは誰もが継承されていく生命のつながりの中に存在するんですね。つまり、生まれてくる子は自分の子であるが。自分ひとりのものではない。たくさんの先祖のものだということです。生命が受け継がれていくというのは、文化や伝統が継承されるということです。自分が先祖から受け継いだものを我が子に渡していくのです。

 

 それを原点にすると生まれた子供がどういう人間になって欲しいかはおのずと明確でしょう。生命のつながりのなかで先祖から継承されるものを受け取り、それを次に渡していくにふさわしい人格。これは別の言い方をすれば徳のある人格ということです。そういう徳を備えた人間になって欲しいということです。その根本を培うのが、乳幼児期の子育てなんですね。

 

【海乗の独り言】

 

 昨夜は録画していた「ファミリーヒストリー」を観た。あの卓球女子・石川佳純さん(五輪メダリスト)だった。父方の石川家と母方の小川家の御先祖の長い長い歴史の中で受け継がれてきた「命のバトン」が日本卓球を革命的に変えた先駆的役割を担った佳純さんの赤力(DNA)に先天的に存在していたことをご本人も初めて認識した様子だった。

 

 そして、その天性の才能を更に育てた家庭環境が凄かった。両親、特に母親の強い想念波動が彼女の心に火を点け、その火を大きくする家族の愛情が素晴らしかった。両家の祖父母のその深い愛情がどれほどのものだったのかが伝わってきて、もらい泣きするほどであった。

 

 今朝、この「生き方の教科書」を開くと、田代先生の素晴らしいメッセージに共感共振してしまった。「まれてきてくれて大迎ですよ」という「歓生」という医療法人会の名前にその先生の温かな慈愛に満ちた想いが溢れている。

 

 その想いが僕の全身全霊を振わせ、僕の「ファミリーヒストリー」を振り返ってみた。両親や祖父母の人生行路の情報は限られているものの、断片的に教えてもらってきた背景に想いを馳せる時、熱いものがこみ上げてくる。

 

 次男に生まれた父方の祖父が22歳で思い切って上京した大正時代の大震災、その後の戦災の災禍を潜り抜けた強運の下で、父は20歳の誕生日を焼け野が原の防空壕の中で迎え、夢破れて両親の故郷(大分)に22歳でやむなく移住し、辛い苦難の長い戦後の復旧・復興の日々を駆け抜けることになり、やがてお見合い結婚して生まれたのが僕たち3人(姉僕妹)であった。

 

 22歳で僕が大分から上京することを告げた時に父からもらった手紙に込められたその愛情の深さが、年を重ね、三人の子を育ててきた中に実感として感じられ、また、幾億万の生命のバトンに込められた想いの積み重ねと、更なる背後にある宇宙根源の「いのち」の愛が、今世の使命(天命)を担う僕自身の覚悟をより強くより深くさせていただくことになった。

 

 昨夜の「ファミリーヒストリー」、そして今朝の田代先生の「生き方」に触れ、実にタイムリーの展開が「原点回帰 共振突破」の機運の上でなされていると確信を深めた。

 

【健康一口メモ】(本間真二郎・医師「感染を恐れない暮らし方」)

 

 食物繊維は以下のようにとてもオークの健康に働きがあります。

●整腸作用がある。腸内有用菌群を増やす。●便秘を解消する。(便を柔らかくする。容量を増やす。排泄を促進する)●大腸がん直腸がんを予防する。●血糖値が安定する(糖の吸収をコントロールする)●コレステロールの吸収を抑制する(胆汁酸を排出する)●ミネラルの吸収を促進する。●満腹感を維持する。●よく噛む必要がある(唾液の分泌が増え、消化吸収を促進する)

 

●解毒作用がある(農薬、発がん性物質、放射性物質などの毒物を吸着する)●消化管の免疫が増強される。●活性酸素が減少する。(活性酸素は病気の85~90%に関与している)