大久野島が現在抱えている諸問題や、今後の島の魅力などをどのように発信していくかなどを話し合う「大久野島・未来づくりワークショップ」が開催されて、間もなく2年が経過しようとしていますが・・・

 その事前準備段階の、環境省によるヒアリングを含めると、すでに2年半が経過しているのですけど・・・


 島の状況は、それ以前と今とでは何ら変わっていません。


 「ワークショップ」でこれまで4回の会議があり、その後ワークショップ参加者の一部でwebによる4回の会議が行われましたが・・・

 その「成果」としては、ルールの一部を啓発するポスターやチラシ作成と、今年のゴールデンウィークに1日だけ行われた「うさぎのエサ持ち帰りキャンペーン」開催くらいです。

 

 

 

 

 ワークショップでは当時大久野島が抱えている諸問題をリストアップしましたが、その具体的な解決方法の話し合いまでは全く進んでいません。

 

 

 


 島のウサギ達に対する、観光客が順守すべきルールとしては「余ったエサは持ち帰る」、「坂道では自転車を押して歩く」ということだけは決まったようですが・・・


 そのルールが観光客に周知されているかについては、現状ではほとんど効果が見られない状態です。何故なら製作されたポスターは島内の目立たない場所に掲示されたまま放置され、チラシに至っては現在配布すらしていない状態です。こんな状態では観光客にルールを順守してもらう以前に、「周知」すらされません。

 

 この件について当方は、「島内のもっと目立つ場所に掲示を」とか、島に上陸する前の忠海港などの玄関口の、観光客の目に留まる場所にポスターを掲示してもらえるよう関係者に協力をお願いして欲しいと、島の管理者である環境省に提案しているものの・・・何ら動きはありません。

 

 

 レンタサイクル利用者については、休暇村が利用客にルール指導しているようですが・・・それも順守されているとは言えない状態です。最近はしまなみ海道サイクリングのロードバイク等が大三島経由で寄り道上陸し、何の情報もないまま島内を走行している状態です。

 

 

 


 当方はこれまで、環境省の担当者に島の現状報告、問題点についての改善策の提案や要望などを行ってきていますが・・・それらに対し一切の回答はなく、当方提案後に何らかの行動をした気配すらありません。

 

 環境省は島の諸問題の解決のため「こういったことを開催しました!」と、ワークショップの報告を特設ホームページで行っておりますが・・・それは当方からすればですけど、「ちゃんと大久野島の諸問題について対処しています」的な「アリバイ作り」にしか見えないのです。

 

 ワークショップを開催したものの、実際その後の「成果」は今現在、ほとんどないに等しいのですから。

 


 大久野島は国立公園のため、何かにつけて管理者である環境省の許可が必要になりますので・・・その許可なく当方が勝手にポスターを移動させたり、新規に掲示したりといったような活動をすることはできません。


 大久野島を訪問される観光客のほとんどが、島にいるウサギ達が目当てで来島しており、それはかつて行われた観光客へのアンケート回答からも明らかです。

 その大久野島の観光の「目玉」であるウサギ達と共存していく方法を考え、取り組んでいくべき会議だったはずですが・・・ワークショップに参加した島の関係団体や業者等はまるで「とにかくウサギ達さえいてくれれば商売に影響はない」とばかりに、多くが何の取り組みもせずに「かわいいウサギ達」ばかりを前面に出し、観光客の集客に終始し静観しているような状態です。


 こんな状況では、この先10年が経過しても何も決まらないままなのではないかと当方は危惧しております。島の諸問題はウサギ達のことに限ったことではなく、島の自然や歴史関係、観光地としての滞在環境整備など、多岐に渡って多数の問題点が存在していることから、ちょっと話し合っただけで全てが解決するようなものではありません。


 そこで、大久野島の「未来づくり」のための話し合いや取り組みを促進させるため・・・環境省が動くのを黙って待っていても、その間に島のウサギ達の犠牲が増えることが懸念されます。島に通っている方々などの多くが批判を恐れて「島の実情」や「島に対する自身の考え」などをあまり一般世間に対して公開していない状態でもあり、当方一人の努力だけでは何ともならず、ここまでが限界のようですので・・・

 

 それに、島のウサギ達のためにワークショップなどの会議に時間を割き、費用を自己負担して参加してくれたウサ活さん達の努力を無駄にしないためにも・・・

 

 そこで是非とも、皆様の声を環境省・中国四国地方環境事務所に直接届けて頂きたいと思っています。「うみねこぴょん」の名前を出して頂いても結構です(担当者は当方を知っています)。メールでも手紙でも結構です。皆様からも環境省に対して直接「声」を上げてもらいたいのです。誰かがやってくれるだろうといった他力本願ではなく、島のウサギ達の将来を心配しているのであれば・・・皆様一人一人からも、直接声を上げてもらいたいのです。当方としては世間を味方につけて、この停滞した状況を打開したいと思っておりますので・・・そこで、皆様からのご協力もお願いしたい次第です。

 内容としては主に「島のルール作りを早く進めて欲しいこと」、「今後の具体的な取り組み内容とそのスケジュールの提示(期限の明記)」です。もちろん、島の「うさぎ達とのふれあいルールを早く決めて徹底させて!」といった声でも結構です。それ以外でも個々の意見であってそれを伝えてもらうことで、多くの皆様からいろいろな声が上がってくれば・・・環境省も動かざるを得なくなるのではないかと思うのです。

 

 ちなみに、次の「会議」からは当方も参加したいと思っており、環境省側にもその意向を伝えているのですが・・・そのメンバー選定は環境省が決めることであり、これまでの会議に参加された方々が優先されるようですので、そこはどうなるかわかりません。

 


 このお盆休みは、長雨とコロナ禍によって以前のような混雑はなかったと思われますが・・・この先観光シーズンの連休などがあり、コロナ禍の改善状況によっては混雑する可能性もあることから・・・省庁というところはお金が絡むと予算案から決済するまで長い時間がかかりますので、今あるものでお金をかけずとも、できることからちょっとずつでも島のルールを観光客に周知し順守して頂けるよう環境省にも提案してきていますし、実際に行動を始めなければとも思っています。

 

 

 インスタグラムの方でも、海外の方々に対し当方のインスタを見て大久野島の事情をいくらか理解できてきたと思われる時点で、海外の方々からも環境省に対して直接声を上げて頂けるよう、今後お願いするつもりでいます。

 

 

 もっとも、そのためにこれまで当方インスタは「下手な英語併記」をし、島の現状を海外の方々にも伝えてきているのですから。

 

 

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