この映画は、予告編がCMで流れるようになった時に
「あれ?」
って思う事があったんです。
とってもミニチュアになってるけど
昔ビデオで見たことがある
「ショートサーキット」っていう映画に出てる
ジョニー5にそっくりだったから!
この映画見たことあるでしょうか?
シリーズもので何作か出てたと思います。
軍事用のロボットであるNO.5と言う名前の
上のロボットが雷に打たれたかなんかで
回路がショートし独自の考えを持つようになり
人間と心をかわすようになって行くお話です。
テレビが大好きで、特に西部劇に夢中でした。
今回見た「ウォーリー」は地球上に残された
たった一台のロボットで
地球を埋め尽くしたゴミを集めては
圧縮して積みあげると言う仕事を
毎日せっせとしてるんです。
相棒のようにいつも一緒に居る
コオロギみたいなロボット?
もいて、楽しそうにゴミを処理しながら
そこで見つけた自分が気に入ったガラクタを
家に持ち帰り、コレクションしていたり
自分の仲間で動かなくなったロボットの
部品を集めて、自分の部品が壊れかけると
それらと交換して修理したりと
一人で何でもやっちゃう♪
そこに来た
宇宙船から降ろされた新しいロボットと出会い、
仲良くなるんだけど・・・
っていうお話でした。
最初ね、無声映画かと思うほど
言葉っていうものが出てこないんですよ。
ロボットが主人公だからっていうのもあるんだけど
途中で宇宙へ飛び出して、宇宙船の母艦に入るまで
人間は全くいない映画。
だから映像だけを見てる状態だったので
何だか不思議な感じでした(~_~;)
ウォーリーは、愛嬌たっぷりのロボットで
表情こそジョニー5ほどないにしても
その行動のユニークさや
状況に笑える場面が沢山出てくる。
途中で地球に来た小さなロボットは
クリオネみたいでとっても可愛いのに
片手からとんでもないビーム出して
物を破壊するほどの力を持ってて
驚かされるとともに、そのギャップと
打たれそうになるウォーリーに
思わず笑ってしまったり。
700年以上も未来の話っていう
設定だったんだけど、
ロボットが何でもやってくれるから
人間はソファーのような動く乗物に乗ってるだけ
の生活を長年して来てるようで
全員がメタボな上に、立って歩くってことをしないから
身体が退化し、骨が小さくなってしまってるってことらしかった。
宇宙船の中で、色々ともめ事もおこるし
ロボットの中枢である母艦のハンドルが
人間を地球に返さないようにプログラムされてるようで
人間対ロボットって場面も出てくる。
面白い作品だったけど
何だか最後があっけなかった気はします。
ロボット同士の心の交流が
出来た場面はジーンときました☆
見終わってみて、
またショートサーキットを見たくなったんだけど
ここまでDVDが普及したお店の中に
あんなに古くてちょいとマイナーな映画は
置いてるんだろうか?!と
不安に(笑)
今度探してみます♪
