灯りの場所まで、つなわたり。 -12ページ目

灯りの場所まで、つなわたり。

カナダで学んだ精神、新島襄の志、内田樹先生の思想を混ぜ合わせて、新しい私塾を開こうと考えている僕が、日々思うこと。

仕事が終わって帰宅してから、明日の資源ゴミをまとめる。

断捨離と言うほど大げさなもんじゃないけれど、たまっていた不要物を片付けていくのは気持ちがいい。ピンク・フロイドの『原子心母』を聴きながら(なんでやねん)トマト缶を洗ったり桃屋のメンマのラベルをこりこり剥がしたりしていると、なんだか妙にハイになってしまった。

しかし賞味期限って、なんでいつも気がついたら終わっているんだろう?
まだまだ先だなと思ってたのに、ふと見てみると半年前に終わっていたりする。
ポン酢とか、みりんとか、ね。

とにかく、冷蔵庫がすっきりして良かった。

連休ボケなのか何なのか分からないけど、このところ気分が停滞気味。

自分と外界との間に薄い膜でも張っているみたいに、なんだかしっくり来ない。
この時期は所謂五月病とか、そういう感じになる人って結構多いんじゃないかと思うけど、どうでしょう。

今まで生きてきた経験則として、いい調子の時とあまりよくない調子の時は、たいてい代わりばんこにやってくる。だからあまり気にせずに、そういうバイオリズムを自分でちゃんと把握してマネッジするしかない。
こういう時、僕はだいたいあてもなく街を歩き回ったり、本屋に長い時間いたり、コーヒーを飲んでドーナツをかじったり、凝った晩ご飯を作ったりして一人でのんびり過ごす。そしてややこしいことはあまり考えないようにする。今日もそういうタイプの一日だった。
雨の日の鳥のように、じっとしておく日も悪くない。


ところで、連休中の淡路島の写真をfacebookページにアップしたので、リンクを貼っておきます。

日曜日よりの旅人
父親が知り合いからもらってきたという新タマネギを持って帰った。



えらいもんで、淡路に暮らしていると必ずどこからかタマネギが回ってくる。
僕は淡路育ちではなく、また親戚に第一次産業の人間が一人もいないせいもあって、農水産物をもらうと結構うれしい。

新タマネギはあまり日持ちしないので、さっそくまるまると太ったタマネギをふたつ使って、仕事前にオニオンスープを作った。
繊維に垂直に切ったのを飴色になるまで炒めて水を入れ、淡路の藻塩を加えてことこと煮込む。
そして最後にオレガノとフライドオニオンをふりかけて完成!


仕事から帰って温め直して食べると、なかなかおいしかった。
うん、土地のものを食べるというのはいいもんだ。

農水産物を分けてくれるという人はご一報ください。

今日で僕の連休は終わり。

今回のゴールデンウィークはあまり遠出はせずに、淡路島をゆったり満喫できた。
ほとんどの日は天気が良くて、特に今日なんかは、一年で一番気持ちのいい天気だったんじゃないかと思うほどの好天だった。それだけでもう満足だ。

さて、明日からはまたお仕事。
別段ブルーになったりとかはないけど、休み明けなので早くいつものペースが戻ればいいな、と思う。


ウェルネスパーク五色の鯉のぼり。
今日は憲法記念日。


色々と否定的な意見もあるだろうけれど、平和主義をうたった現憲法が、敗戦後の日本と世界に与えた影響はやっぱり尊いものだと思う。
70年近い時間が流れ、この憲法もところどころ見直さなければならないところもあるだろうから、改憲についてきちんと話し合いを始めるべきなのかも知れない。だからそういう話がホットになってくるのはよく分かるんだけれど、それならばもっと時間をかけて国民的議論を進めるべきだと思う。

少なくとも、国民をナメきった安倍政権での改憲を許すわけないはいかない。
安倍政権や我々今を生きる日本人が熟慮せずに、本当に正しい判断をすることができるんだろうか? 知的・市民的成熟がなされているとは言いがたい現代日本の大衆の情緒的な判断が、後の世代を苦しめることになる。ちょうど幕末の動乱や戊辰戦争を知らない明治生まれの大人たちが、昭和生まれの若者や子どもたちを戦火に巻き込んだように。


急いではいけない。
日本人は70年前の大戦争で、自国を歴史上最大の滅亡の危機に追い込んだ。
そこから学び取ったことで、世界に誇れる崇高な国を、僕らは建設していかなければならない。
戦前の日本を「取り戻す」のではなく。
そうしなければ、あの戦争で亡くなった人たちの死には何の意味もなかったことになってしまう。


そう言えば、今年の同志社大卒業式での総長の式辞の中で改憲問題について触れられていた。
これはツイッターで内藤正典さんや津田大介さんのリツイートでもちょっと話題になっていたもので、新島襄の個人主義という視点から、国家主義回帰への警鐘を鳴らしている。読んでみてください。

2014年度同志社大学卒業式祝辞(2015年3月20日)