入院 そして明日は嵐を聞きながら。 | 武蔵野マダムのブログ

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2021年3月18日 
いよいよ、人生2度目の入院です。
1度目は急性肝炎(原因不明)
そして今回は手術を伴う入院。

少し震えるような気持ちで入院の受付へと向かいました。

生まれて初めての全身麻酔、そして切開手術。と落ち込む気持ちと
ここまで来たんだからまな板の鯉。やるしかないという気持ちが交差します。

窓口で書類を受け取り、再度注意事項をうかがい、手にはバンドを装着。
病室の番号を伺い、夫と向かいました。

エレベータを降り、入り口が2つあり、私はNというところでしたので
セキュリティ箇所にバンドをかざすと自動扉がひらきました。

病室の番号を見ながら、自分の部屋をさがすと正面の角部屋。
既に部屋は整えられており、中を見回していると看護師さんが入室されました。

「必要なものはそろっているかと思いますが、パジャマはレンタルですか?」
「タオルの交換は1日一回です」など、入院に必要な情報と説明が始まりました。

ここの病院は自身の着替えと下着、コップ、歯磨き関連、普段使用している化粧水などを準備しておけば、ほとんどがレンタルや備え付けであります。

パジャマは2枚1組。のレンタル。(これが最低のロットです)
タオルはバスタオルとフェイスが毎日交換。
ティッシュボックス、シャンプー、リンス、ボディソープなど
個室にすべて備え付けで用意がありました。

冷蔵庫にお水などを購入して用意して、後は病院の食事のみで過ごします。

「落ち着かれましたら、明日の手術で確認する、センチネルリンパ節生検の為の注射がありますので、予約をとりますね」とのこと。

「これがすごく痛いのよ」と少しいたずらっ子のように看護師さんが微笑みました。
(少し、ビビった私)

夫はここで「明日の朝、またくるね」と言い残して会社に向かうとのこと。「いってらっしゃい」といつものように送りだしました。

窓の外をぼんやりと見ていると看護師さんが注射の予約がとれたのでと入室されました。すぐにとのことでしたので、そのままセンチネルリンパ節生検の注射に向かいました。
場所は地下にあり、中には二人お待ちの方がいらっしゃいました。

みんな無言で腰掛けています。私もその一番後ろで下を向いて自分の順番を待ちました。
ほどなくして自分の番になり、痛いと評判の注射が打たれました。確かに痛い。
腕をおさえながらこれで終わりかな?と思っていたら、確実にきちんとその注射がセンチネルリンパ節に入っているのかの確認の為、レントゲンで確認するとのことで1時間後にくるようにとの指示がありました。
時間をすぐに確認し、帰りに1週間前に依頼していたマウスピースを取りに歯科に立ち寄ってから部屋にもどりました。

今回私としては4日の入院のつもりではありましたが、すぐに対応しなければいけない仕事があり仕事用のPC持参の入院です。

朝からのメールチェックをし、返答などをしていたら時間になり、再度地下へ行き無事にチェック終了。
いよいよカウントダウンって感じだなあ。と思いながら部屋へ戻りました。

ようやく落ち着いたのでパジャマに着替えて、ゆっくりしようと思っていたところに主治医登場。

「明日、朝いちばんの手術だから、飲料制限や事前の飲んでもらうものなどを看護師さんに確認してね」「なにか心配な事はある?」と聞いてくださり、

「特にありません」と答えると

「あっ、そうそう、麻酔の時の音楽はなにがいい?」と先生からの質問が。

音楽?どうゆう事?

ここで知ったのですが、この病院では麻酔をかけて眠りにつくまでの間、自分の好きな音楽を流してくれるシステムがあるとのこと。

「リクエストがなければこちらで適当に」と先生が言いかけたところに被せるように
「嵐で」「嵐でお願いします」

もしかしたら麻酔で目が覚めないかもしれない、でもその時に最後に聞いたのが嵐だったらどんなに幸せか。いきなりのテンション上げあげ。

「多いのよ。嵐。」「T先生選りすぐりでお願いね」と先生が笑いながら言うと
「任せてください」とT先生。

本当にうれしいぞぉ。セレクトも楽しみ。

手術なのに。楽しみって。なんじゃ私。

そんなことを思いながら、おいしい夕食をいただき、(ごはんすごくおいしかったです)

シャワーを浴び、左の胸に明日はがんばろうね。とすりすりし、
夫とおやすみの電話をし(個室はこういう時はやはりいいなと思います)寝たような、眠れない夜を過ごしました。