2021年2月4日 | 武蔵野マダムのブログ

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診療情報がないとはっきりしたことは言えないけれども
とおっしゃりながら、お電話でセカンドの予約をしてくださいました。

当日、約束の時間に病院に向かいセカンドが始まりました。

「事情は伺っています。とりあえず、CDを見せて下さい」とのことで、
CDをご確認いただきました。

「T先生はなんとおっしゃっていたの?」
「全摘出しか方法はないとおっしゃっていました」
「希望は部分なのよね」
「はい、今後も泳いだり運動は続けていきたいんです」とお伝えすると
「私は術後の生活ってすごく大切だと思っているのよ、QOLってご存じですか?乳がんってその後がすごく大切なのよ」
「たしかに、少しちらばっているけど、部分でいけるとおもいますよ、もう一回エコーをとって箇所を確認するけど、小ぶりな胸になるけど大丈夫?」と明るく言ってくださり、聞いている私はもう途中から涙ぽろぽろ。

ただし、やはり、詳しい診療情報が必要だから、それをみてエコーをして
同じ結論になる可能性もあるとの説明をされました。

それでも私としては、一番最初にQOLが大切と言ってくださった先生に
お願いしたいという気持ちしかなかったので、
「転院させてください」とお願いし、次回の予約を取っていただきました。

握りしめていたハンカチは汗でしっとり湿っていて、
それをみていた先生は「緊張していたのね」とやさしく微笑んでくれました。