2024年6月1日(土)に石川県金沢市内で行われた百万石まつりの百万石行列の様子を100枚ほど撮影してきましたが、それを小分けにして記事を書いています。

 

毎年、6月の第1週目の土曜日に開催される百万石行列の目玉と言えば、やっぱり前田利家公に扮した俳優さん(今年、第73回目は仲村トオル氏)が白馬に乗って登場するシーンです。

 

 

 

そして、次の目玉というか見せ所として、前田利家公の(御分霊) をお乗せした尾山神社御鳳輦(ごほうれん)の登場、加賀鳶梯子芸、参勤交代の粟崎大人奴加賀獅子舞などありますが、

 

 

最近では、これも百万石行列の見せ所の1つなっているのではないかと思われる、外国人部隊の登場です。

 

私が大学生の頃(1987年から1992年3月まで)は、やっと金沢市内にある社会教育センターにスイス教育財団ユーロセンター日本語学校ができて、国際交流会館もできたばかりでしたので日本語を学ぶ外国人留学生の数も少なかったですね。それに当時の金沢で暮らしていた外国人留学生たちは百万石行列のサムライを撮影するだけで満足していたと思います。外国人である自分が百万石行列で地元民と共に行進しようなんて考えてもみなかったと思います。

 

まあ、最近のNHKの時代劇でも外国語訛のない流暢な日本語を話すスウェーデン人俳優が金髪の丁髷(ちょんまげ)姿で主役として抜擢されたりしていますので、百万石行列でも外国人はタブーのような風潮はなくなりましたね。

 

 

それでも、金沢市内にスイス教育財団ユーロセンター日本語学校ができてから38年経った現在では石川県国際交流協会も石川県民にとってなくてはならない存在になり、スポンサーとしてかどうかは分からないのですが石川県国際交流協会の見せ所も新たに加わったものと思われます。

 

 

やっぱりね、時代劇に黒人のお供ってヘンかな?と思ってしまいますが、ご本人にとっては一生忘れることのできない金沢での貴重な体験となったでしょう。

 

 

とてもお似合いです。

 

 

この旗を持って歩くだけの役目ですが、暑い日の午後に3時間以上も草鞋を履いて歩き続けることは大変でしょう。

 

 

でも、百万石行列に参加できることは名誉なことですからね。

 

 

そして、やっぱりね、日本のサムライに憧れている外国人にとってみれば、前田利家公になれなくても前線で戦うことを本業とする足軽の鎧を着て行進するのが夢でしょうね。

 

 

まあね、「あ~、ガイジンだ!」と叫んでいる観客の方向に手を振って下さっていました。

 

 

この、彼の人生の中で最も幸せそうな笑顔を見せて下さいました。有り難うございました!

 

 

そして、側室か女官か分かりませんが、外国人女性たちが着物姿で行進されました。

 

 

遠方から眺めていると外国人女性だって分からないんですがね、着物姿が大きいのは何故だろう?と考えていたんですよね。

 

 

こうなると・・・、もう何でも有りって感じがしますね。黒人であろうが、体格の良過ぎるアメリカ人女性であろうが。

 

こういうの、ダイバーシティ(多様性 = Diversity)って言うのかな?

 

 

彼女にとって、恐らく、人生で最も幸せそうな笑顔を見せて下さいました。有り難うございました!

 

 

黒人さんでも美人な方は意外にお似合いですね、可愛いですね。

 

 

こちらの女性たちは、恐らくですが、日本人ではなく韓国人や中国人、東南アジア人だと思います。とてもステキです。