2024年6月1日(土)、石川県金沢市内で開催された百万石祭りに行ってきました。今年、第73回目の百万石祭りで登場する前田利家公役が仲村トオルさん、お松の方役が夏菜さんでした。仲村トオルさんのお父さまが石川県民ということで、そして、夏菜さんのご主人も石川県民ということで百万石祭りにぴったりなお二人ですね。
ここからは、私が百万石祭りで撮影した写真になります。毎年のように、私はカトリック広坂教会の前の沿道にスペースを確保して見物しています。前田利家公役が仲村トオルさんを間近で撮影することができました。
いつも使用しているカメラのアプリだと静止しているものしか撮影することができない為、別のアプリで撮影したからか若干ボヤけてしまっている部分もありますが、百万石祭りをご存知なかった方にも見ただけで楽しんで頂けるかと思います。
私の右横に座っていたオジサンが「キャーって言っとるぞ!」、そして、私の左横にいたお姉さんが「あ~、寄って来とる!(沿道の観客に寄って来たという意味)」と叫んでいました。沿道で座っていると、遠くから「キャーッ!」という黄色い声が聞こえてきたので立ち上がったら仲村トオルさんが白馬に乗って登場されました。
※ 実は、この下の写真の旗が立っている後ろの方に黄色いポロシャツを着た男性が腕を伸ばして立っていらっしゃいますが、チョコレートプラネットの「そろり、そろり」の方です。「どんだけー!」の方は横にいらっしゃいますが。色々な意味でキャーっの声が大きくなる訳ですね。
仲村トオルさんの場合、WIKIの説明文によると乗馬が得意と書かれてありました。やっぱり、俳優さんは馬に乗れないとNHKの時代劇などで採用してもらえないからか、最近の日本人の俳優さんは馬を操作できる方が多いですね。
こんなに鮮明に間近で撮影できた前田利家公役の俳優さんは、この仲村トオルさんが初めてですね、私の人生の中では。
やっぱり、俳優さんにとってご自分で馬を操作できるということはかなりの強みになると思いました。この広坂通りは2車線になっているものの、その道路と道路の間に木が植えられていて立ち入り禁止区域になっています。それでも仲村トオルさんを一目見たい観客が向こう側の道路の沿道から眺めていました。
とても心のお優しい仲村トオルさんは、ご自分で馬を操作して向こう側の沿道にいる観客の方へ向かって、向こう側に立って見ている観客にも手を振って下さっていました。だから、同じ場所で全員に見てもらえるよう馬を操作して2回ぐるぐると歩かれましたね。ファンサービスが凄いというか、親切な方で好感持てるな~と思いました。有難うございました!
私の場合、キャーっと叫ぶよりも仲村トオルさんのお顔を間近で撮影するのに必死でした。
この後ろ姿は、仲村トオルさんが立ち去るのではなく行く方向を変えていらっしゃる瞬間ですね。向こう側の沿道の方々の方へ馬を歩かせる前ですね。
本当に良いお天気に恵まれて良かったです。とてもステキな1日を過ごすことができました。仲村トオルさん、夏菜さん、DJ.コーさん、ブラックマヨネーズさん、金沢に来て下さり有り難うございました!
私が撮影した素人写真では良く分からないと思いますので、こちらにプロのカメラマンが撮影して下さった画像を載せておきます。夏菜さんも可愛かったですね。仲村トオルさんも時代劇がお似合いですね、全く違和感ないですね。
(画像提供:【会見詳報】仲村トオルさん、夏菜さんが語った金沢百万石まつり、そして被災地への思いとは-)
石川テレビで放送された百万石祭りの開会式の様子をご覧になれます。
そして、百万石祭りの大名行列が始まる前に配布された「百万石行列かんたんガイド」です。
「演技場所」というのは、加賀地方に伝わる伝統芸を披露する場所のことです。それが道中5回行われます。
その加賀地方に伝わる伝統芸、又は、職人芸というのが、「加賀鳶梯子芸」や「加賀獅子舞」などですね。
百万石行列の前座となる自衛隊や小中学校、消防所のブラスバンドが金沢駅の広場を出発したのが午後2時でした。そして、私が座っていた広坂通りのカトリック広坂教会の前に到達するまでに約1時間15分かかりました。
そして、何故か突然にDJ.コーさん(DJ KOO)が百万石行列の一部として登場されました。
このようなお姿が登場されてもホンモノのDJ.コーさんなのか分からないですよね。それに、DJ.コーさんと金沢の関係は何のの?と思ってましたが、私の右横に座っていらしたオジサンの説明によるとDJ.コーさんは石川県内のテレビ局でお仕事されていらっしゃるとのことでした。
こちらが、石川県内で放送されているDJ.コーさんの番組です。
そして、2024年度の百万石行列のレポーターが芸人のチョコレートプラネットさんでした。このチョコプラさんも百万石行列の一部として登場されました。
2024年度の百万石行列には例年にないくらいの芸能人の方が参加して下さったので、こちらの男性も伊藤英明さんかと思って眺めていたら・・・
偶然にも目が合ってしまいました、というか・・・、私がカメラを向けていたことに気付いて下さいました。
そして、伊藤英明さんかと思ってしまうほど場慣れされていたというか、俳優さんのようにサービス精神旺盛でカッコ良くポーズを決めて下さいました。有り難うございました!
ホラ貝を吹くトランぺッターの役柄の方ですね。江戸時代には、このラッパで合図したんですかね。
写真では法螺貝の音色をお聞かせできないのが残念ですが、
法螺貝の音色をお聴きになりたい方は、こちらのYOUTUBE動画でお聴き下さい。
もう午後4時頃になっていましたが、珠姫御輿入れ行列がやっと広坂通りにやって来ました。
この山車に乗っているのが、お松の方役の夏菜さんです。
ご主人が石川県民ということで、今年のお正月に夏菜さんもご主人の金沢市内にあるご実家に滞在されていたそうですが、その際に能登半島地震の大きな恐ろしい揺れを体験されたそうです。百万石行列で市内を周りながら手を振っていたら、涙が出そうになったとおっしゃっていましたね、記事の中で。
そして、お松の方の子供さんたちでしょうか。
こちらは、女官たちの登場ですかね。これらの外国人部隊による女官の行進もありますので、別の記事としてご紹介します。
良いお天気に恵まれて良かったですが、暑い日に和服姿で草鞋(わらじ)を履いて3時間行進するのは辛いと思います。
ここからは、粟崎奴保存会による「粟崎大人奴行列」です。写真ではお伝えできない威勢のいいかけ声などをお聴きになりたい方は、こちらのYOUTUBE動画をご覧下さい。
「粟崎大人奴行列」の指揮者が扇子を持って踊りながら後退りしながら進んできますが、
金沢駅広場を出発して1時間以上もやっていれば汗もかくし、半身裸でやらないと熱中症になってしまいますよね。
この奴さんの声がかすれていたので、1人のスタッフがペットボトル入りのお茶を手渡し、それを飲んでおられました。
こちらのバンドは、ちょっと日本的ではなく韓国の踊念仏的な音楽を演奏していました。
そして、この小型のシンバルも韓国の踊念仏っぽいですよね。大きな太鼓を叩く女性も後ろのめりになってから再び起きるという芸をします。
この大きな太鼓って重いと思うんですよね。お気の毒なことに、太鼓の女性の足が痙攣してしまいました。
金沢市の無形民俗文化財に指定されている「加賀鳶梯子芸」の登場です。
金沢市内にある消防団によって「加賀鳶梯子芸」の伝統的な職人芸が受け継がれています。
写真ではお見せできない消防団員(加賀鳶(梯子登り)の会)による「加賀鳶梯子芸」の練習の様子をお知りになりたい方は、こちらのYOUTUBE動画でご覧下さい。
危険を伴う職人芸ですので子供の頃からの練習が必要とのことで、「金沢子ども はしご登り教室」に通う子供たちによって伝統芸が受け継がれています。
こちらは、「加賀獅子舞」の登場です。
加賀地方で行われる獅子舞もまた若干ですが、他の地方都市の獅子舞とは異なります。それこそ歌舞伎の獅子の頭のカツラのような白髪交じりの長髪のカツラを被って棒振り役が暴れ回る獅子を退治するストーリーを演じます。ご興味がおありの方は、こちらのYOUTUBE動画をご覧下さい。
暑そうですね、この棒振りのお兄さん、加賀獅子舞チームは草鞋ではなく地下足袋を履いていますね。
獅子舞役(獅子頭持ち)のお兄さんのお知り合いの方がいらっしゃったようです。
こんなに間近で加賀獅子舞の頭を見たのは初めてですね。
そして、お囃子のバンドも共に行進しています。
こちらの地区の棒振りの役者さんたちはカラフルなモンペ姿ですね。
車輪がついて屋台で移動しながら楽器を演奏していました。
三味線の音楽隊も獅子舞と共に行進していました。(直接には、加賀獅子舞とは関係ないと思いますが)
車輪がついた移動式屋台に楽器を乗せて演奏するチームもあれば、こうして人間が楽器が固定された板のようなものを持ち歩きながら演奏するチームもあれば、オリジナリティーがあっていいですね。
こちらは、小学生の女の子で構成された「御殿女中役(あやめ隊)」です。毎年、公募で55人を集めて10日前から練習するようです。
AKB48の前段階という感じで、公の場でも物おじせず笑顔で踊れるって素晴らしいですね。
ここからは鎧をまとった侍たちが行進します。「加賀八家老行列」です。
※ ブログ記事の文字数が限られている為、写真についての説明は省きます。
大名の料理番をしていた金沢の老舗料亭「大友楼」です。