病院探しの旅
☆最後に行き着いたのは自転車で10分の産婦人科B
ここも院長先生がメインでやってる個人の病院
ここがなかなか面白い病院でした。
建物が古く 大手のクリニックのような清潔感やプライバシーの配慮などは正直イマイチ。
件数は少ないけど体外受精もしていてHPで見ました。
自分の通院している所と料金を比べると採卵~移植までのトータル20万ほど違うのでびっくり
受付で事情を話すと
小さい窓口の受付まで院長先生が来てくれる!
そんなこと なかなか無いですよね(笑)
明るい男性の先生でした
「あーあー いいよいいよ。やってあげる」とその場で返事をもらえました。
「頑張ってね!」
「前に電話くれたら土日でも出来るから。うちは赤ちゃんの世話もしてるから大丈夫だよー」
と和む表情(‐^▽^‐)
注射は指定されたものが無いけど、同じ種類のものならあるとのこと。
「もうこっちでもいいんじゃないかな! 一緒だし!」
ではクリニックでそのことを確認して 採卵スタートしたらまた来ますと伝えました
(結局 クリニックでは指定のものがないなら、と ALL持込になりましたが )
なんだか 楽しくて優しい院長先生でここで注射して欲しい
後日 ここに通うことになりましたが ここでの出来事を幾つか(´∀`)
注射待ちの間 診察室から院長先生の大きめの声が聞こえてきます。
「あのですねー!
この間のご主人の
精液検査の結果がねーっ」
…聞こえる聞こえる! 先生っ!
聞いちゃダメだ、と意識を逸らす
プライバシー!!
初診の日
院長先生にクリニックからの紹介状を渡し カルテを作ってもらいましたが
私の行ってるクリニックの名前を言うと
「えぇ? いきなりあそこに行ったの? 転院とかじゃなくて? へぇー
(いきなり小声になってヒソヒソと)
うちでも体外受精してるからね、またHP見てね」
なんでヒソヒソ? そしてきっと ここでは体外受精はしないと思う…
なんとなくだけど!!
ある土曜日の朝 注射をする時 診察外の時間だったので裏口から入って
ある部屋に通されました
看護師さん二人に注射をしてもらってちょっと話をしていたら その部屋の端に
赤ちゃん居た
静かに小さいベッドで寝てて 気づかなかったくらい
うわ! と思って名札見たら 一昨日の夜中の日時を書いていて。
私 「赤ちゃんいたんですね 静かで小さくて 気づきませんでした」
看護師「生まれたばっかりなんですよ~~ 静かでしょ」
(生まれたばっかりの赤ちゃん 見てるところに こんな見知らぬ外来の患者通すもんなのかな…)
他の日でも時間外だったので 診察室が使えず通されたのは
使ってないベッド、キレイなパジャマとかシーツとか置いてる
備品庫チックな部屋でした
ここまで来るとおもしろくなってくる:・( ̄∀ ̄)・:
でも先生の人柄はきっと好きです
産院としての口コミをネットで見たら
産後 院長先生は朝とか時間のある時に母子で過ごしている病室に遊びにきて
自ら写真とってくれたり
足型とりにきてプレゼントしてくれたり と心のこもった対応をしてくれたとか
何より 赤ちゃんが好きなのが見て分かる、とか印象の良いことを書いていました。
あの院長先生ならやってくれそう!
…と こんな感じでこちらの病院は
心配していた連日の注射を乗り切る間の支えになってくれました。