前回の続きなんですが、
娘の誕生日パーティを開催してあげるべきか、どうするべきか。
悩むポイントとして場所の問題と人間関係の問題というのがあります。
場所の問題には、
私達家族が外国人エリアからちょい離れた場所に住んでいるということが挙がります。
自然に恵まれた好環境なんですが、どうしても「ご足労いただく」感じになり人を招きにくい立地なんですよね
夏には外で遊ぶオプション満載なんですが、今、外遊びする時期じゃないしな
日系駐在員さんたちのお住まいとは格違いの狭いアパートに暮らしている上に、
外遊びメインに暮らしているので遊ぶためのオモチャもそれほど持っていない我が家なんです。
ではアクセスのいいコペンハーゲン中心地にイベントスペースを借りるのはどうだろう?
というと、
ケニ子それほどに交友関係が広くないので、
招いたひと家族でも体調崩したら予約に必要な最低決行人数を下回る可能性があり、まぁ、ナシ。
やはり開催はうちの狭いアパート。
そして、
人間関係の問題…
ここが一番サラマ的にひっかかってると我ながら思うんですが、
誘う組み合わせによってはホストの私の気遣いがハンパなくなることが予想され、正直それがとても億劫なのです
だって、
ケニ子にお誕生日にお友達をおうちに呼ぶとしたら誰呼びたい?って確認したらですよ、
想像してはいたものの、
ほらきたァ!!
これさ、
実行するとたぶん日本人ママ達と外国人ママ達がうまく交わらないパターンやん。
ケニ子の仲の良い日本人キッズのママさんたちみんな英語が不得手。
皆さんすごく気さくで、気兼ねなくいろんなことを頼める関係の方もいるんですよ。
でも、いくら頼り合う間柄だといえども、
私がバタバタとホストとしてパーティ切り盛りしてる間に、
初対面の英語圏のお母様方に絡んで話盛り上げてよ、とお願いはできなくないですか?
英語でしゃべれって、これ、もう、気遣いや気合いでカバーできるような部分じゃないんですよねきっと。
苦戦している人からすると、
みんなそりゃ、
「やれるもんなら、言われんでもやってあげとるがな」って感じでしょうよ。
私でも10年以上ひと言もしゃべってない今フランス語オンリーで誰かと1時間持たせろとか言われたら相当しんどいもん。
一般的な日本の駐妻さんって、夫の赴任で海外に出るまで、高校英語を最後に10年とか20年とか英語に触れず暮らしてきたのがフツーなんじゃないですか?
法律事務所で働いていた頃、美人秘書ちゃんが、美人なのにめちゃくちゃ自分を落として笑い取れる子だったんですが、
※私はそういう職種で雇われてたから使えないといけなかったわけで、彼女はそういう職種でないからしゃべれなくてもいいんですよ。
彼女くらいの語学力で帯同してきた奥さんだってたくさんいると思うんですよね。
別におかしいことではない。
いや、もしかしたら、
皆さんは謙遜で「私英語できなくて」と仰ってるだけで、フタを開けたら本当はペラッペラなのかもしれない。
ただ、実際の能力がどうであろうとも、「私、英語苦手でね」って自己申告してる人が、他の日本人の前で積極的に英語しゃべりたいと思っていないことくらいは分かるわ。
これ、ケニ子の望むように友達を招待するとなると、狭い我が家で日本人と外国人がパックリ割れたようなかたちになると予想。
広いうちに住んでいるんだったらそれもストレスにはならいでしょうけれども。
でも、うち、狭いから。
人をお招きする想定で選んだ家じゃないから。
割れるならまだしもさ。
トータルすると日本人の方が多くなりそうなパーティ、
もし当日に体調不良なんかのキャンセルなんかが出た場合、最悪、わざわざ遠いところから来てくれた外国人ママが一人ぼっちとかになるかもしれない件よ
外国人ママの疎外感も気になりますが、
集まったキッズが日本語で盛り上がり始めて、わざわざはるばる来てくれた外国人のキッズがアウェイになったらどうしよう?
我が子に対してなら、
理由を説明して「こういうわけで、だからこういう時には英語でおしゃべりしようね」と説得できる。
サラマ、
我が子には、多対一のような状況でも疎外される側の気持ちを配慮してインクルーシブに振る舞える人間であってほしいし、そう育ててきたつもりだし、仮にケニ子がゴネても粘って納得してくれるまで説得する覚悟もある。
でも、よそのご家庭のお子さんなんて指導なんてできない
お願いベースで促してみるくらいはできたとしても、
我が子でない子が「嫌だ、だって、今日、日本語でしゃべりたいんだもん」と意思表明するようなら、
私、それ以上なんも言えませんがな。
ふだん英語で生活せざるをえない日本人のキッズが、日本人のお友達と遊ぶおやすみの日くらい日本語でしゃべりたい、と考えたしても、それはそれで自然なひとつの主張だし。
さすれば、
私が戸愚呂弟ばりのフルパワー100%中の100%!!!を以って右往左往しないとまとまった和やかなひと時にはならないのではないか。
し…しんどい…
遠方まで赴いてもらうのでさえ恐縮なのに、楽しめないかもしれない人たちがでてくる。
そこまで考えて、気づいたことがあったんです!!!
続きます↓↓
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ちなみに 私の英語に対するスタンスはこれです。
しゃべれた方がいいが劣等感は不要と思う。