卵巣腫瘍がみつかりました -6ページ目

入院しました。

今日から入院です。11時に病院に来ました。
入院の問診票に
「あなたは今回の病気をどう受け止めてますか」ってのには笑いました。
なんて書いていいかわからなかったので、「天から降ってきた災難」って書きました。

部屋は手術まで個室でラッキーです。

看護婦さんからの説明、麻酔科の先生の説明、採血後、暇だったんで入浴もしてきました。
3時ごろ、CTがあり、夕方、診察でした。はじめて主治医の先生にお会いしましたが、美人の女医さん、まさにクールビューティーです。

その後、家族も含めて説明がありました。

卵巣の大きさはなぜか小さくなって8センチ
先生によると腫瘍は軟らかいものだから、尿や便のたまりかた等で形がかわるので、小さくなっているわけではないそうです。

水を主体としたものですが、一部にもやもやとした部分がありました。先生は、硬くなりかけてるとの表現も使ってました。

もらった紙には、悪性、良性不明と書いてありましたが、先生の言葉でいうと
「卵巣の腫瘍は様々なので、私たちにもわかりません。検査の意味も含めての手術です。」ということでした。

でも、この前、エコーを見たときにはこのもやもやに気づきませんでしたので、成長したような気がして、やっぱり悪性かなぁって気になりましたガーン
ちょっと表現を変えて、
「先生のこれまでの経験から、私のような患者を10人手術した場合、何人ぐらい悪性ですか?」と聞いてみたところ、

さすが、クールビューティー
「そのような賭けのようなことには、答えられません。手術して、良性か悪性かがあるだけです。」との答えでしたガーン

あとは、術式と危険性、副作用の説明がありました。
良性の場合は、左卵巣の摘出のみです。
私は、筋腫もとって欲しかったのですが、先生の判断は子宮全部とるか、症状がないなら、もうあつかわないほうがいいと言われました。

悪性の場合は、両方の卵巣、子宮、膜、リンパすべて切除です。

今日、決まらなかったのは、境界悪性の場合です。
悪性と同じ扱いを薦めるが、希望が強ければ、片側の卵巣と子宮を残すこともできるそうです。

術中の診断で境界悪性でも、最終的に悪性に変わることもあること。その場合、再手術になること。
境界悪性は悪性でないが、再発の可能性がまったくないわけでないので、再発したときに後悔することになること。
薦められる方法ではないが、今は、この方法もあるので、一応、伝えておくこと。

以上を考慮して月曜日までに決めて下さいと言われました。


明日から入院です。

明日から入院です。
今日から休みをとりました。

旅行用中型スーツケースに詰めましたが、病院でスーツケースは邪魔じゃないと言われてます。

でも、ちょっと旅行に行く気分で家を出たいのです。
もらったパンフレットとインターネットで集めた情報をもとに、
買ったもの、これから病院の売店で買うもの。結構もの入りでした。

書類だっているんだ。入院に住民票がいるなんて知らなかったよ~

もっと、びっくりしたのは連帯保証人、治療費を踏み倒す人がいるからだそうだ。えっ、そんなの健保組合でやってくれよ。ちょうど労働組合から職場アンケートがきたので、そのことを書いちゃいました。とは言え、うちのご用組合、何もできるはずがありませんが・・・

そして最後は神頼み、今日は、神社もお参りしてきました。

友だち

仕事からの帰り道、内科医をしてる友だちにばったり出会った。
思わず
「元気!」と声をかけ、
「あっ、そうか、私が言う言葉じゃないか」と2人で笑った。

「準備できた?」
「うん、でも、わからないことが多くって・・・ガンセンターへはまだ、一回しか行ってないもんな~」

「化学療法もあるかもって言ってたけど・・・」
「婦人科はよくわからないけど、人間ドックでみつかったんだったら、もし、悪性でもそんなに進行してるわけではないんじゃない。病院にもよるやろうけど、化学療法は、在宅でやったりするんじゃない。そんなにきつくないって聞いてるよ。」
「カツラとかもいるのかなぁ?」
「そんなの後でどうにでもなるんで、今考えなくてもいいよ。」

「病院に行くね。」
「ありがとう。また、愚痴聞いてね。」
「そうだね。」
「じゃあ、また、よくなったら、一緒にヨーロッパ行こうね。」
「うん。行こうね。」

彼女とは、高校の同級生で、何度も一緒にヨーロッパへ行っている。
お互い約束があったので、立ち話で別れたけれど、やっぱり友だちはありがたいなぁ~。