梅垣歯科新梅田シティ診療所の梅垣です。
まだまだ暑い日が続きますね。
みなさんお元気ですか?
今回、私の考える「真の歯科医療」について改めて書いてみたいと思います。
大学卒業以後、咬合(噛み合わせ)と顎関節を中心に研究し、技術の向上に努めてまいりました。
しかし、口腔内を治療しても改善しない症例が多いことに悩みました。
そんな時、咬合と全身の関係についてご研究されている先生方に出会い、アメリカから輸入された画一的咬合理論ではない、日本人には日本人の生活習慣・食習慣に基づいた治療方法があることがわかりました。
その治療法を応用することにより、今までは困難であった顎関節の症状を改善するこができるなど、治療成績が向上することができるようになりました。
現在、審美、見た目だけの美しさを優先し、機能を重要視しない歯科治療が多数行われているように感じます。
私は、個人個人の咬合に合った口腔の再現が、本当の意味での美しさであり、機能的審美歯科ではないかと考えます。
口の内側だけを診ていても本当の意味での治療、そしてもっとも重要である病気の予防にはつながりません。
真の歯科治療の為には、歯だけでなく、全身との関係を常に考え、生活習慣の改善を行い、全身の健康を見据えた歯科医療が重要だと考えます。
梅垣