久しぶりに良い映画に出逢いました
日本では今年の5月に公開された、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『メッセージ』
今まで、あったエイリアンが地球にきてエイリアンと人類の戦う映画とは違い、主人公、言語学者ルイーズ・バンクス博士が、突如地球上に現れた謎の地球外生命体であるエイリアンとのコミュニケーションをとる話なんですが、面白いのは常に、バンクスが自分の心と向き合う映画なんです
世界12ヶ国いろんなところに宇宙船がやってます
彼らがなぜ地球にやってきたのが目的が見えないため人々は不安を募らせます
パニックになり攻撃的なります暴動も各地でおき、状況が進まないことへの苛立ちを政府に不満をぶつけデモもおきます
そんな中、バンクスともう1人エイリアンとコミニュケーションを取るために呼ばれた数学者イアン・ドネリーと共に言葉を理解するために解読するは日々
その間にもバンクスにはいろんな映像が観えるのです
その映像が何を意味しているの初めは分からないバンクスですが、そこがコミニュケーションを解くためのキーになっていることに気が付いていきます
この映画のキーワードの『時間』
もし、時間を超越する事ができれば世界はどんな風に変わって行くのか
一ヶ所に現れるのではなくいろんな所に実現した宇宙船
今はいろんな国があるけど宇宙から見れば一つの惑星
そこに国境は存在しない
映画の最後では世界が一つになることで平和な時間が戻ってきます
映画やテレビは大衆意識の現れ
人々は一つになることを望んでいるのかもしれません
争うのではなく、互いが手を取り合う
そんな時代になってきてるような気がします
私達は本来手を取り合い協力することが好き
それが本来の姿だから
人間だろうが宇宙人だろうが関係ない
心に形はないから
きっと何度も観たくなる映画ですよ、私は2回も続けて観てしまいました