「はい、私も好きですよ茎わかめ
」
」と、ひとり返事をした宿なし詩人です
こんばんは🌙
Amazon primeで
『真夜中乙女戦争』を鑑賞しました
本は未読
息子のひとりが現在大学生なこともあり
キャンパスライフのシーンがあると
息子と重ねてしまう
空の巣主婦あるあるを発動
以下、感想です
※ちょっとネタバレあり
永瀬廉くんの『私』が
経済的に困窮している大学生であることを表すに使われた
「キツい肉体労働の現場」に行くため
「大学生の『私』とは不釣り合いな底辺層の労働者と共に乗るバス」で運ばれながら見上げる「煌びやかな東京タワー」…
切ない対比ですね
冒頭の
無表情での長台詞は圧巻でした
しかも早口
噛まずにあれを言い切るまで
永瀬くんは
相当練習したことでしょう
大学の講義なんて
仮に文系学部なら特に
受けたその時に「これは役に立つぞ！」なんて思えるものはほぼなくて
後からじんわりと
自分という人間を形成するものの一部になれれば御の字くらいの密度なもの
学生にあんだけ言われたら
先生のプライドズタズタでしょうよ
ちょっとだけ同情したくもなりました
主旨とずれてしまうけれど
大学生がカツカツな暮らしだと
全てにおいて吸収率が下がる
時間もお金も余白とか余裕がないと
コスパが悪くなると思います
ここ数年は『アイツ』のせいで
バイトしようにも出来なかったでしょう
バイトどころか
友達ゼロの人もいましたよね
人と対面できなかったんだから
最悪な大学生活だったはずです
思い描いた暮らしができなくて
人生狂って投げやりになった人こそ
今からでも動いてほしいです
動けば上向く可能性は上がる
まだ間に合います
永瀬廉くんに戻ります
わたしはほぼ
朝ドラの『おかえりモネ』での
彼しか知らず
この時も悪くはなかったですけども
この時は『ジャニーズの子』というフィルター越しに見てしまっていたのですが
この映画では完全に俳優でした
ジャニーズの方々が演じる時
普段の売りである『キラキラアイドル』的要素が邪魔して演技がくすむ時があるものですが
ここまでちゃんと演技ができてしまうと一気に株が上がりますね
そして柄本佑さん
不思議な俳優さんですよね〜
『お父さんの不気味さが活かされたイケメン』てところでしょうか褒めています
二世俳優はどうしても
世間から叩かれてしまうものですが
彼に限っては
看板なしの単体でもいずれ世に出てきたんだろうという説得力を感じます
柄本さん扮する『黒服』が
現実の世界に生きづらさを感じている人間を助けて集めて洗脳して
思う通りに動く駒にします
個々は気弱で
自己肯定感も低いところ
『黒服』の誘導で集団になると
万能感に満ち溢れて攻撃的になる
気持ちがいい幸せだありがとう…
反社会的行為だってできちゃうぞ
…教祖さまって
こうやって誕生するんですね
最後に
池田エライザさん
ちょい悪な『先輩』のセリフ
「わたしたち大学生は〜
とにかく遊んで
恥をかくことが一番大切なんだよ」
ある意味正解だし
これは…
惚れる（笑）
最近は
どうやら本人の強い意志により歌に力を入れているようですが本作の中でも披露してますね
それさせてもらえる事務所で良かったね
どんどんやらせてもらって
などと親目線で見てしまうのでした
常備してます
あのシーン
なんで茎わかめだったんでしょうか