GSワンダーランド | キネマの天地 ~映画雑食主義~

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レンタルビデオ鑑賞日誌



(ほぼ)一日一本のペースで映画の感想を書いてます。

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内容:『エクステ』の栗山千明、『リアル鬼ごっこ』の石田卓也ら共演、60年代後半を舞台に音楽業界での活躍を夢見る若者たちの姿を描いた青春コメディ。歌手に憧れる少女・ミクは、マサオ、シュン、ケンタと共にGSグループ、ザ・タイツメンを結成するが…。(Amazonより)


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はい、公開当時から何気に気になっていた作品、「GSワンダーランド」

借りて来ましたよっと♪




空前のGSブームが吹き荒れた1968年の日本。ひょんなことで知り合ったマサオ、シュン、ケンタはGSバンドを結成。早速デビューを持ちかけてきたプロダクション会社の社長・梶井は歌手志望の家出娘ミクを男装させ、新メンバーにしてしまった!! 戸惑いながらも日劇のステージを夢見る4人は、一致団結してデビュー曲「海岸線のホテル」のヒットを狙うのだったが…。(Amazonより)






・・・うん、なかなか面白かった♪(°∀°)b


1968年の日本で巻き起こったGS(グループ・サウンズ)ブームを題材にした映画です。

ワタシはまだ産まれてませんから実際に体験したわけではありませんが、きっとこんな

感じだったんだろうなぁ~っていう空気感はなかなか良く伝わってきましたよ。



音楽の殿堂「日劇」のステージに立つことを夢見てGSバンドを結成したマサオ、シュン、

ケンタ。程なく小さなプロダクション会社の社長 梶井が目をつけるが、レコード会社から

「オルガンがいなければデビューはさせられない」と条件を突きつけられた梶井は、

歌手を夢見て上京してきた家出娘ミクに男装させて無理やりメンバー入りさせ、

新バンド「タイツメン」としてデビューさせてしまう…ってなお話です。



本作の勝負の分かれ目は2つ。

ひとつは、「GSサウンドと当時の芸能界のデタラメさを楽しめるかどうか」

この点に関しては、まぁ雰囲気はよく出てたものの欲を言えばもうちょっとタイツメン以外の

曲も聴かせてほしかったかな、と。前述のとおり私はこの時代は体験してませんけどね~、

親が何枚かLP盤を持ってたので、なんか郷愁を誘われるんですよね~。

スパイダースの「バン・バン・バン!」とかっ!

テンプターズの「神様お願い」とかっ!

ブルー・コメッツの「ブルー・シャトウ」とかっ!!ヽ(゜▽、゜)ノ

そ~ゆ~当時を知らない世代でも知ってるようなヒット曲がもっと聴けたら

よかったんだけどなぁ。惜しいなぁ。



んでもって二つ目は、「男装の栗山千明に萌えられるかどうか」

・・・うん!この点は文句なし!!!ヽ(゜▽、゜)ノ

はい、大いに萌えましたよ(笑) ってかクールビューティーな栗山千明が白タイツに

おかっぱ頭の王子様ルックを見せてくれるんですもの。

これで萌えないわけがない!Y(>_<、)Y 爆

女の子の格好をしてるミク(←栗山千明の役名ね)よりも男装してる時の方が

カワイイと思ったのは絶対私だけじゃないはずです、ウン。(;^_^A



ストーリーとしてはまぁスタンダードな青春モノですね、おおよそ予想通りの展開です。

ただあのオチは予想外だったなぁ(笑) あれはズルいよね、笑っちゃったけどさ(^_^;)





総評。

石田卓也水嶋ヒロといった今をときめく若手俳優も出演してますからね、GS世代は

もちろん知らない世代でも楽しめる作品だと思いますよ。

まぁ笑いに関しては上滑りしてるところも多々あったけど(特にマナカナ)、栗山千明の

歌も聴けたしおおむね満足いく出来でした~♪っと。

興味のある方はドゾ!(°∀°)b