今月の初旬に、レッドヴェイロンも怪我で引退になった。
レッドヴェイロン 9歳牡 父キングカメハメハ、母エリモピクシー、石坂正厩舎→
鹿戸厩舎 32戦5勝 獲得総賞金192百万円 バレンタインS、NHKマイルC 3着
石坂正先生の下でデビューしたレッドヴェイロンは、デビューから5戦目で初勝利。
2018.3.3 阪神芝1,800m未勝利戦 ルメール騎手
続くアーリントンCで3着と善戦した後、吃驚したのは次走のMHKマイルC(GⅠ)。
9番人気で臨んだヴェイロンは、岩田康騎手を背に僅差の3着に大激走した。
2018.7.22中京芝1,600m 500万 福永騎手
2018.10.7東京芝1,600m 鷹巣山特別 1,000万 ルメール騎手
次の修学院Sで2着した後、球節の熱感や骨片除去のため11ヶ月の休養となった。
しかし、ヴェイロンは
2019.10.27東京芝1,600m 紅葉S 3C ルメール騎手
トップハンデの復帰戦を、+20kgで激勝してくれた。嬉しいオープン入り。
次走のキャピタルSをムーア騎手にて2着に纏めた後、年明けの東京新聞杯では
1番人気に推されたが、プリモシーンの9着に敗戦。
それからは、勝てない日々の連続だった。5歳、6歳時は芝マイル戦を中心に9戦。
7歳からダート戦に起用されて8歳までに計8戦を戦った(2着1回、3着1回)。
そして今春、バレンタインSで4年4ヶ月振りとなる勝利を飾った(吉田豊騎手)。
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3着だったNHKマイルCは、後から振り返ればかなりハイレベルな一戦だった。
GⅠ馬・・ケイアイノーテック、ダノンスマッシュ、ミスターメロディ、タワーオブロンドン
重賞馬・・ギベオン、プリモシーン、パクスアメリカーナ、カツジ、カシアス、フロンティア、
テトラドラクマ、ロックディスタウン
この馬も3歳秋の一頓挫がなければ、より大きな舞台で輝いた馬だったと思う。
乗馬になるとの事だが、どこかで達者でいて欲しい。
ありがとう、レッドヴェイロン。陣営の皆様も、長い間ありがとうございました。