レッドヴェルサス引退 | 毎日が一口馬主!

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長年頑張ってくれた東京サラのレッドヴェルサスが、ついに引退することになった。

 

 

レッドヴェルサス 6歳♂、父スウィフトカレント、母ディソサード、須貝→橋口厩舎

 

 

 

19.06.19 : 引退

本馬は6月16日の阪神競馬に出走し12着での入線。この結果とこれまでの競走成績を踏まえ、本馬の今後について関係者間で協議を行いました結果、残念ではございますが引退の結論に至りました。出資会員様へは追って書面にてご報告いたします。長い間、レッドヴェルサス号にご声援いただき、ありがとうございました。

橋口調教師「こちらに転厩してきてからここまで、障害練習を取り入れるなど、なにか復活のきっかけになればという思いで取り組んできましたが、期待に応えることができず申し訳ありませんでした。1000万クラスでも僅差の勝負をしていた馬。しっかりと噛み合えば、すでに勝っているこのクラスを突破できるだけの力を持っていただけに、勝たせることができなかったことは残念ですし悔やまれます」

 

 

ヴェルサスのデビュー戦は、ちょうど今を遡ること4年前、宝塚記念の日の新馬戦だった。

レッドリヴェールの弟としても注目を集めたが、サンデーレーシングのポルトフォイユに

楽に5馬身も千切られて負けてしまう。だが、ここから彼の粘り強い競争生活が始まった。

 

 

2才の間に7戦を戦ったレッドヴェルサスは、翌年2月にデムーロ騎手で初勝利を飾った。9戦目。

 

 

 

初勝利の後も、ガンガンと走り続けた。

 

(写真は、3歳5月の東京ダート。13戦目。ケンコンイッテキ(乾坤一擲)の前に、ハナ差敗れる)

 

 

 

2勝利目は、3歳11月の京都ダート1400m。18戦目で、川田騎手だった。

 

この年には、合計で年間11戦を走り続けた。同期のレッドゲルニカと共に、孝行だったなと思う。

 

 

 

4歳に入ってからも、1000万クラスで勝ち負けするなど、一層の飛躍が期待されたが、

姉のリヴェールと同じで、4歳夏を境に急に勝てなくなった。早熟の血が出た模様である。

それから橋口厩舎に転厩となり、丸4年間で33戦を走り続けたが、成績不振のため引退となった。

種牡馬的にも非常に地味な存在だったが、18Mの馬が58M稼いで、頑張ってくれたと思っている。

 

 

リヴェールとヴェルサスの夢は、今年募集予定のリヴェールの娘に、また期待していきたい。

長い間ありがとう、ヴェルサス。須貝先生も橋口先生も、ありがとうございました。