ワカサギ

テーマ:

ワカサギを最初に狙ったのも、中学生の時だった。相模湖へ級友二人と行き、ボートで狙ったものの全く釣れず、あまりの寒さにボート屋でラーメンを二杯も食べていたところ、ベテランの人が哀れんでくれて越年魚の大きなものを含むワカサギを分けてくれたりした。

 

その後また相模湖へ、今度は上流部に単独釣行し、ボートで釣ったがやはりボウズ。他にもボウズの連中がいて、釣れている人をボートでしつこく追い回し、金払ってでも分けてもらおうとしていたヤクザな人たちだった。釣りはいい社会勉強だった。

 

結局初めてワカサギをめでたく手にしたのは、それから5、6年後の晩秋で、無謀にも祖父の形見のホンダの年代物カブで山道を走って(押して)たどり着いた、佐賀県にある北山湖でだった。

 

この時は、少年つり百科湖沼づり編を参考にしてワカサギ竿を自作した。ヘラ竿の穂先を買って木製の柄を付け、リールシートとクリップで自作したガイドを捲き糸を使って取り付けたものを二本使った。リールはダイワのコロネットミニだった。

 

ボート屋のおじいさんにポイントまで曳っぱってもらい、ロープに船を固定して釣り始めた。エサは紅ザシ。柔らかい竿なので放っておいてもどんどん掛かり、竿頭になることができた。自作なのでなおさら嬉しかった。

 

佐賀県の北山湖で1984年11月に釣ったワカサギ

 

これで満足してしまい、その後は全く釣ることはなかったが、カナダに渡った後で無性にワカサギ釣りがしたくなり、日本から仕掛けを取り寄せてキュウリウオ (レインボースメルト) をアイスフィッシング (氷穴釣り) で釣った。

 

日本に帰国後は、生きたワカサギの写真を撮るために機会があるごとにオカッパリで釣りを試みてはいるものの、まだ釣れていない。

AD