ファインスケールデースをゲットした後、その足で私はキッチナー/ウォータールーの北西にあるヒューロン湖の支流の支流へ移動した。そこで釣るのは今回が初めてだった。クリークをまたぐ道路から川の中を覗くと、小魚が一カ所に固まって底をついばんでいた。コモンシャイナーかなと思い、竿を出してみた。いつものホリデー白糸にコマウキ仕掛け、ハリはタナゴバリ極小だった。

エサはガーデンワームを使った。コモンシャイナーなら入れ食いになるはずだったが、反応がなかった。そこで群れが見やすい対岸に移り、藻の切れ目で砂利底が見やすい場所にいる群れの真ん中にエサを投入した。エサは底に着いている状態だった。

少し待っていると、アタリがあり、アワセたところ、その群れの一尾が確かに口がかりした状態で釣れて来た。そして驚いたことに、それは私にとって初めてとなるセントラルストーンローラーだった。驚いた理由は、それまで植物食性だと信じていたからだ。それがミミズで釣れたわけで、ひょっとして底の藻をついばんでいて偶然ミミズが口に入ったのかもしれないと思い、エサを100%植物性のマルキューの一発極小に替えてやってみた。

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初めて釣ったセントラルストーンローラー


するとアタリは全くなくなった。そしてミミズに戻したところ、5尾連続で釣れた。これはもう偶然ではなかった。セントラルストーンローラーはミミズも食うことを確信した。

コイ目コイ科 Campostoma 属。プールとザラ瀬、トロ場が連続する中小ストリームに生息する。湖や大きな河川ではめったに見られない。低酸素濃度や変化する濁りに強い。最大全長 29 センチ弱。

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2005 年8月にヒューロン湖支流で釣ったセントラルストーンローラー2尾