タイトル通りの年金生活者の備忘録です。

細かい話で恐縮です

 

 

 

 

昨年までは配当所得を確定申告していました

配当所得等を総合課税で確定申告しても「住民税に関する特定口座の譲渡配当所得等の不申告」が選べました。おかげで住民税においては配当所得が認識されませんので、年金生活者のワタシは住民税が非課税になりました。配当所得から源泉徴収された分の約35が還付されました。

 

 

 

今年の確定申告では配当は不申告

 

昨日済ませた確定申告↑では、特定口座の配当は不申告(源泉徴収されたまま)にしました。譲渡損だけ申告し繰越損失を確保しました。所得税の還付はありませんが、住民税は非課税のままになります。社会保険も昨年と同額(国保が65000円と介護保険が44600円)になります。

 

 

 

 

もし配当を確定申告すると住民税や社会保険は?

 

分かりやすくするために配当200万のケースとしました。確定申告すればまずは所得税分が還付されます。その代わり以下の税金類が増加します。

 

1.住民税は約18万もしくは約22万になります

年金所得約90万円と配当所得200万ですから所得は290、所得控除が60万円になりますので課税所得230万円となります。住民税は22万となり、昨年は非課税でしたので、全額が増加分になります。なお、配偶者が配当を確定申告せずに年金所得だけの状態にすれば、(配偶者控除がのこり)私の所得控除は100万円のままですから、住民税は約18万になります。

 

2.国民健康保険税は約20万増加

総所得が200万円増えます。所得割9.4%ですから18.8万円増加、加えて均等割りの低減がなくなることで約7000円増加し、あわせて19.5万円増加します。

 

3,介護保険は51000円増加

合計所得が290万円(年金所得90と配当200)ということで、介護保険料は第8段階の95400円になります。昨年は第3段階の44600円でしたので、51000円増加します。

 

 

以上の通り、ワタシのケースでは確定申告すると約45万円の増税となり、申告による還付金を上回る金額を払うことになります。自治体によって金額は変動します。あくまで概算を試算したものですから参考までご覧ください。

 

 

 

 

蛇足ですがNISAに期待

今後、特定口座の配当は源泉徴収されます。対策?として、NISA口座に移すことで非課税分を増やしていきます。5年がかりの大仕事ですが、皮算用で1800万円の枠がありますから、平均利回り5%とすればその20%にあたる18万円が非課税化による配当の手取り増加になります。源泉徴収の還付がなくなることでの減収35には及びませんが、まあまあでしょう。

 

 

 

 

 

大寒の頃、富士山と一緒にフォトに収まります。膝の故障でいよいよ走れなくなりそうな山姥です。

人間いつか終わりが来るのですね、健康寿命10年を全うできるかも怪しくなりました。

明日目覚めなくても悔いなし!という風に生きていきます。

ではでは